第三世代の天山、小島、永田がトリオを結成。対戦相手でIWGPタッグ王者組のアンダーソン＆ギャローズは、目前に迫った4月5日両国国技館でマット・ターバン＆マイケル・ベネット（ROH）の挑戦を受ける。
　
　BULLET CLUBが奇襲を仕掛け、アンダーソン＆ギャローズが天山と小島へ鉢合わせ攻撃を仕掛ける。しかし、天山たちが切り返し、合体ブレーンバスターでギャローズ、ヘッドドロップ＆エルボードロップの同時攻撃でアンダーソンにお仕置き。同時に、永田が場外でホールへ鉄柵攻撃と串刺しフロントハイキックを浴びせた。
　永田対アンダーソンの場面。永田がフェイントで張り手を見舞い、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで追撃。スイッチした小島が、逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップ、エルボー連打、ローリングエルボーで攻め込む。
　ところが、控えのギャローズが小島の背中を蹴ってロープワークを妨害。これで小島は動きが止まってしまい、アンダーソンが噛みつき攻撃、ギャローズがボディブロー連射、ホールが背中へのエルボー、チンロック、アンダーソンとギャローズが合体リバースガンスタンなどで追い詰める。
　続いてアンダーソンはラリアットを予告するが、小島が腕にラリアットを浴びせて迎撃し、コジコジカッターで逆転。ようやく出番となった天山が、ショルダータックル、モンゴリアンチョップ連射、ヘッドバット、串刺しラリアット、カーフブランディングでアンダーソンへ追い討ちする。
　すると、アンダーソンがモンゴリアンチョップで挑発に出るが、天山がマウンテンボムでお仕置き。だが、アンダーソンも負けじとカウンターゼロ戦キックで巻き返す。
　天山対ギャローズとなり、ギャローズがトラースキック、地獄突き連射、カウンタージャンピングフロントハイキック。しかし、天山はカウンターニールキックで逆襲。
　永田対ホールの場面。永田がミドルキック連射で先制するも、ホールがハンマースルーを切り返し、フロントハイキックをお見舞い。だが、今度は永田がハンマースルーを切り返し、腕固めを極める。
　ここでBULLET CLUBのトレイン攻撃となり、アンダーソンがフロントハイキック、ギャローズが串刺しボディアタック、ホールがローリングラリアット。続いてホールがアウトサイダーズエッジの体勢に入るも、永田が脱出。
　さらに永田は、串刺し攻撃を回避してホールをコーナーへぶつけ、タイナーをお見舞い。そこから天山と小島がテンコジカッターで追撃し、最後は永田がバックドロップホールドで3カウントを奪った。

天山「ヨッシャー、オッケー、いいよ。シリーズの最終戦も近いしね、俺は俺でしっかりやってるけど。まぁ今日のタッグってのはテンコジ、そして永田。永田もね、なんにも言わなんでも凄いですよ。俺から言うべきではない。やっぱりライバル、やっぱりタッグ組んでるヤツと、こんな刺激し合えるってのは凄いですよ。やっぱ相手もそうやけども、やっぱり組んでる身内からしてね、俺もやらなアカンってなるし。今日なんかもコジからガッチリタッチしてもらったからね、ガッチリいけたけど。最後は永田がしっかりあの若僧(コーディ)を決めて。俺ら第3世代って言われてるけども、まだまだまだまだ、死んでたまるかって。それはコジも永田もそう思ってるやろうし。そん中でもね、しっかりといい結果出してやらなアカンと思ってるし。まぁとにかく両国、一気にBULLET潰していかなアカンなっていうのもありますよ。もちろんこのベルト(NWA世界ヘビー)も、もうしばらく1年2年しっかりガッチリ守っていきたいなってのはありますよ。以上ですよ。ありがとうございました」
小島「俺はもう何年もね、やられて我慢することなんて、もう体に染みついてんだ。何年こういうプロレスラーやってきたと思ってんだ。我慢してやられて、それに耐えて、次の仲間に繋ぐ、そういう試合を俺はずっとやってきたんだ。こんなところでやられてたまるか、コノヤロー」
永田「今日はテンコジと組んで、まぁ闘ったり組んだりできる仲だけど。今日は組んでやっぱりより力が出て。けど、なんか一つ足んないなぁ。なんか一つか、1人か、1匹か、1頭か、なにか足りない。それが加われば、よりさらに凄い力が沸き出るなぁと思いながら試合してましたよ。視線と気配だけは解説席から聞こえたけど。なんか1匹か、1頭か、1人か、足らなかったぁ。さらなる力を出したかったよ、もう1人加わることで」
 
ギャローズ「今言いたい事はたったひとつだけだ!! キングダムを両国でマジックキラーで1,2,3と倒す!! オレとこのマシンガンでな!! そして、マリアを手に入れてやる!!」
アンダーソン「ニシザワ(通訳)…… とてもシリアスな展開なんだ。ホント、シリアス。マリア……マリア・ケネリス…… アイシテマス。マリア! マリ〜ア!! I LOVE YOU. キングダム! ROH!! お前らに告ぐ。次の両国でマリアを頂く。BULLET CLUBに迎え入れようじゃないか。そしてBULLET CLUBと共に生活しようじゃないか! マリア! アイシテマス マリア!!」
ギャローズ「マリ〜アァァ!!」
アンダーソン「アイシテマス!! アイシテマス マリィィア!!」
ギャローズ「マリ〜アァァ!!」
アンダーソン「I LOVE YOU!! マリア!! I LOVE YOU!! マリア!! I LOVE YOU!! マリア!!!」
ギャローズ「LOVE!!」
アンダーソン「I LOVE YOU マリア!!　ホント、ホント……」
ギャローズ「泣くな! 泣くな!!」
アンダーソン「LOVE…… マリア……」