Road to INVASION ATTACK 2015

日時: 2015年3月23日(月) 17:30開場　18:30開始
会場: 富山・高岡テクノドーム
観衆: 1,500人（超満員）

第1試合 20分1本勝負

小松洋平
ニック・ジャクソン

田中翔
マット・ジャクソン

マスカラ・ドラダ
ケニー・オメガ

境界線

10分46秒　インディーテイカー→片エビ固め

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　4月5日両国国技館で行われるIWGP Jr.戦オメガvsドラダの前哨戦。なお、IWGP Jr.タッグ王者組のマット＆ニックは、同所でロメロ＆バレッタ（ロッポンギバイス）の挑戦を受ける。
　
　ドラダ対オメガで試合が始まり、ドラダがハンドスプリング＆バク宙でフェイント。それでもオメガが冷静に対処し、ドラダの串刺し攻撃を回避。しかしドラダは、スワンダイブヘッドシザースホイップで大きく投げ飛ばした。
　田中対ニックの場面。田中がロープへ走るも、オメガとマットが脚を引っ張って場外へ引き込む。そして、ニックがエプロンからランニングローキックを浴びせる。
　これでオメガ組が田中を捕獲し、集中攻撃を開始。それでも田中はカウンタードロップキックでオメガに逆襲するが、マットがドラダと小松を場外に引っ張ってタッチを妨害。
　その後も田中は場外でいたぶられ、苦しい時間が続く。しかし、ニックをトップロープ越しに放り投げ、場外のマットへ激突させることに成功。そして、オメガをブレーンバスターで叩きつけ、ようやく自軍コーナーへ戻る。
　タッチを受けたドラダは、ニックの腕を固めてロープで反動をつけ、マットをヘッドシザースホイップで投げる。そして、セカンドロープからジャンピングバックエルボーをニックへお見舞い。続いてドラダは西側と南側のセカンドロープを飛び移り、ミサイルキックを発射。だが、ニックがカウンタートラースキックで迎撃した。
　小松対オメガの場面。小松が串刺し攻撃とラリアットを回避し、フライングフォーアーム。さらに、ハーフハッチから逆エビ固めを極めるも、ニックがトラースキックでカット。
　ここでオメガとニックがインディーテイカーの体勢に入るが、ドラダがニックを場外に引き込んで妨害。そして、スワンダイブフライングボディアタックで小松の背中を押し、オメガを潰す。
　続いてドラダはマットとニックへ向けてプランチャを放つが、かわされて田中に誤爆。一方、リング上では小松が孤軍奮闘するも、マット、オメガ、ニックがトリプルトラースキックで吹き飛ばす。
　その直後、マットが小松、オメガが田中をパイルドライバーの体勢で捕らえ、ニックと共にダブルインディーテイカーを敢行。2人を同時にKOし、ニックが小松から3カウントを奪った。

COMMENT

オメガ「ドラダがルチャのトップ選手で、空中技の素晴らしい使い手なのはわかってる。だからスモーアリーナ（国技館）ではそれを食らわないように、できるだけ短い時間で決めたい。この（IWGP Jr.）ベルトは俺のもの。BULLET CLUBのもの。ドラダには渡さない」
ニック「次のビッグショーでタイトルマッチなんだって？チケットは売り切れたって聞いたぜ。みんなヤングバックスのパーティーを見に来るんだ。そこでベストタッグであることを証明する。あいつらもベストタッグって言ってるらしいけど、たかだか1年だろ？俺たちは20年以上ものベストタッグなんだ。ロッキー・ロメロとバレッタなんてちっぽけなタッグチームに、俺たちが負けるはずない。ケガしたくなかったら、とっとと俺たちの前から消え去ることだな」
マット「ロッポンギバイスだって？どうせマイアミバイスから取ったんだろ？あいつら、ロッポンギ・S○CK ITさ。ロッポンギがイカした街だったのは80年代のことさ。あいつら時代遅れなんだよ。ロッキー・S○CK IT」
ニック「あぁ、ドラダもS○CK ITな」

ドラダ「BULLET CLUBの代表としてケニー・オメガをアレナ・スモー（国技館）でやっつける。カンペオナート（タイトルマッチ）で倒せば文句ないだろ？マスカラ・ドラダがヌメロ・ウノ、イチバンなんだ」
※小松＆田中はノーコメント