Road to INVASION ATTACK 2015
- 日時
- 2015年3月21日(土) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
- 観衆
- 2,200人(超満員札止め)
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第5試合 60分1本勝負
NWA世界ヘビー級選手権- (王者)
- (挑戦者)
※天山が初防衛に成功。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤、小島がクリーンブレイクせずにチョップで不意打ちし、「来い、天山!」と挑発。その後、ショルダータックル合戦になり、さらに激しいチョップ合戦へ移行。そこから天山がモンゴリアンチョップを3連発でお見舞い。
これで天山のペースになるも、小島がカウンターショルダータックルで逆転。さらに、エプロンに立つ天山の足をラリアットで刈って場外へ落とし、鉄柱攻撃を食らわせる。
リングへ戻り、小島が河津落とし、コジコジカッター、パンチ攻撃などで天山を追い込む。そして、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、「いっちゃうぞバカヤロー!」からのダイビングエルボードロップと、得意技を連発。
苦しくなった天山は、マウンテンボムで流れを引き戻し、串刺しラリアット、カーフブランディング、ブレーンバスターで追撃。ところが、次のダイビングヘッドバットは小島が回避し、シャイニングウィザードで逆襲。
ここで小島はプランチャを放つが、天山が回避して自爆させる。そして、鉄柵攻撃、串刺しラリアットで追撃すると、場外マット上でブレーンバスターを敢行。
カウントアウト寸前でリングに戻った小島だったが、急角度のDDTで逆転に成功。さらにコジコジカッターからラリアットを狙う。だが、天山がカウンターニールキックで迎撃。
続いて天山はボディスラムで小島を投げ捨て、コーナー最上段へのぼる。しかし、小島が立ち上がって背後から襲い掛かり、後頭部へラリアットを浴びせてコーナーに激突させる。
小島の攻撃は続き、垂直落下式ブレーンバスターで天山を突き刺す。そして、ラリアットを狙うも、天山がカウンターラリアットで迎撃し、アナコンダバイスで捕獲。そして、アナコンダスラムからさらに絞め上げるが、小島は辛うじてロープエスケープ。
すると、天山が肘のサポーターを投げ捨て、ラリアットを発射。ところが、小島が2連続で受け止め、反対にラリアットを放つ。これは天山が両腕でブロックしたものの、小島は左のショートレンジラリアットをお見舞い。
チョップ合戦を挟み、天山が小島のボディにヘッドバット。さらに、モンゴリアンチョップ連射、顔面へのヘッドバットへ繋ぐと、なんとエゴトリップを敢行。そして最後は、ムーンサルトプレスで小島を倒した。
試合後、天山が求めた握手に小島が応じ、さわやかな結末となった。
COMMENT
——最後、リング上で握手を交わしましたけど・・・。
天山「挑戦してきて、あいつには憎しみ、恨み、ないって言うたらウソや。いっぱい持ってる。こういうときぐらいしか、あいつとガンガンやるときはない」
小島「まぁ、たぶん引退するまでこんな関係続くと思ってるし、死ぬまでこんな関係続いていくと思ってるし。変な感じ、もうどっちでもいいやって。仲悪くても、仲良くても、俺とお前だったらって。なにかしら、こうやってかかわっていられることが、俺にとってレスラーとしての生きがいだと思うし」
——明日からまたタッグを組みますが・・・。
小島「何にもわだかまりはないから。今すぐ組んでも大丈夫。ただ天山は気が短いから。性格が短気だから、そっちの方が心配。俺は十分気が長いんで、大丈夫です」
——よくできた弟のようですね。
小島「ハハハ。まぁ、弟っていうか、兄弟よりも血が濃いっていうことですよ」