11月8日(日)15時~『WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』第1弾・記者会見がおこなわれ、11.7大阪大会でEVIL選手を破りIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王座を防衛した内藤哲也選手と、飯伏幸太選手から勝利をおさめ東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証を獲得したジェイ・ホワイト選手が出席した。
■『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15』
2021年1月4日(月)15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
☆ファンクラブ先行 11月2日(月)12:00~11月9日(月)17:00
☆ローソンチケット特別先行 11月28日(土)12:00~12月4日(金)23:59
☆12月5日(土)より一般発売開始
2021年1月5日(火)15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
☆ファンクラブ先行 11月2日(月)12:00~11月9日(月)17:00
☆ローソンチケット特別先行 11月28日(土)12:00~12月4日(金)23:59
☆12月5日(土)より一般発売開始
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■ジェイ・ホワイト選手のコメント
「(※権利証入りのブリーフケースを持って登場)待たせたな。いまここで起こっていることは現実だ。とくにここで伝えておきたいことは、この権利証、ブリーフケースが公式に俺のモノになった。そして、正式に俺が『WRESTLE KINGDOM』で挑戦者という立場を得ることになった。これは代えがたい事実である。残念ながら、昨夜の試合を観ていなかったヤツには何が起こったかわからないだろうから、もう一度説明してやる。
俺がワン・ツー・スリーで飯伏から勝利して、チャンピオン・内藤に挑戦する権利を得たということだ。ここで言いたいことがあるが、このブリーフケースには1月4日と書いてあるが、俺は4日に何もする気はない。ここでゆっくり休ませてもらって、5日に行動を起こしたいと思う。これが長い長い話になるが、俺のストーリーというのは去年から続いているものだ。去年の『WRESTLE KINGDOM』を覚えているか?
俺が内藤に何をされたか? それまでの流れをというものもわかっているか? しかしながら、いまこの権利証が手に入ったということは飯伏、おまえはこのチャンピオン戦線から姿を消したということだ。そして、このストーリーは俺と内藤のものになる。ただ、1月4日はオフ、1月5日に内藤が持つIWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタルのベルトに挑戦させてもらう。それは昨年の1.4のように何者にも邪魔をされないためだ。で、オカダとのリマッチを制し、棚橋を倒し、俺はストーリーを作り上げてきたはずなのに、いきなりクリス・ジェリコに邪魔をされた。
昨年の『G1』は優勝候補と言われていながら、(優勝決定戦で)飯伏に敗れ、自分が納得のいく結果を得られなかった。そして、今年の『WRESTLE KINGDOM』では内藤がタイチを倒したという、自分には納得のいかない形で内藤が挑戦者になったわけだが、結果的には内藤が二つのベルトを獲ることになり、俺は一つも楽しいことがないまま、ベルトも獲れないままここまで来てしまった。
そして、今年の『G1』だ。おまえらもわかっているだろうが、また同じことが起こった。しかし、最終的にこの権利証は誰の手元にある? 俺の目の前にあるんだ。ということは、俺が挑戦する権利を持っているというのは間違いない事実ということを、ここでもう一度言っておこう。ここで明確にしておきたいのは、俺は1.4のリングにあがる気がない。そして、俺が内藤に挑戦するのは1月5日の2日目であるということだ。これに関しては、誰にも文句を言わせない。
(※ブリーフケースから権利証を取り出し、ブリーフケースを投げ捨てると、権利証を破り捨てる)このケースには何も意味がない。そして、この契約書も日本語で何が書いてあるかわからないから英語で書いてくれ。そのなかには、『ジェイ・ホワイトは1月4日をオフとすること』『二つのベルトに挑戦するのは1月5日であること』をしっかり明記しろ。もちろん、俺の名前も書いてくれ。英語と日本語の契約書の2種類を作るならそれもいいだろう。それをおまえらに見せるなら勝手にそうすればいい。
そして、新しいブリーフケースも俺のデザインで作るならそれもいい。ただ、ここで空っぽになっている黒いフォルダーに関しては使いまわしてもいいぞ。もうこの権利は俺の手中にある。それを取り上げることは誰にもできない。内藤は昨夜、日本語とスペイン語でジョークを言ってたみたいだが、おまえ、しっかりと俺のメッセージは伝わっているんだろうな? 改めて、もう一度この場で言っておく。2日目、俺はおまえに挑戦する。そして、リングを降りる時、俺はダブルチャンピオンになっているだろう。
いま、28歳と年も取ったが、IWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル、IWGP USヘビー、そして今回『G1』優勝者から権利証を奪ったという最高の結果も得ることができた。『俺の言葉に意味がない』と言っているヤツらにも言っておく。飯伏、おまえに言っておこう。俺は有言実行の男だ。俺は必ず言葉にしたことを実現してきた。油断したのがバカだったな。『WRESTLE KINGDOM』の2日目、俺はダブルチャンピオンとしてリングの上に立っているだろう。
(※『グッドジョブ』と通訳に拍手を送る)
そうだ。長かったから、一つずつ話していこう。俺は史上初の『G1』優勝者から権利証を奪った男になった。つまり、飯伏は真の勝者ではなかったということだ。そして、昨夜の試合でもわかる通り、飯伏には何の役もないということだ。そして、2年近く話した通り、チャンスをむげにされてきたが、ついにこの権利を手にし、『WRESTLE KINGDOM』で内藤に挑戦をする。
新しい契約書が英語でほしい。その内容には『WRESTLE KINGDOM 1日目、俺はオフを取る』、『IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルのダブル選手権は1月5日だ』と明記する。そして、その契約書を入れる自分用のブリーフケースが欲しい。まあ、そんなところだな。質問はあるか?」
■質疑応答
――飯伏選手は「反則じゃねえか。負けてないよ。全然負けてないよ。俺はまだ諦めてないから」という抗議をされていますが。
ジェイ まあ、納得いかないのは当たり前だよな。だって、おまえは負けたんだからな。去年も『G1』を優勝したのに『WRESTLE KINGDOM』でベルトを獲ることができず、今年も『G1』を制し、「また『WRESTLE KINGDOM』で挑戦しよう」と思ったところで権利証を獲られてしまったんだから、飯伏が平常心でいられないのは当たり前だ。ただ、ルールに関してはレフェリーがカウントをして終わった試合なのだから、何か文句があるならレフェリーに言うべきだ。
――東京ドームではEVIL選手との対戦を希望されていましたが、昨夜、内藤選手に敗れてしまったことに関してはいかがですか?
ジェイ EVILとやりたいというよりも、EVILが内藤を倒すと。俺は俺で飯伏を倒すと。こういうストーリーになれば、『WRESTLE KINGDOM』でのBULLET CLUB対決ということもあると思っただけだ。まあ、俺にしてみれば自分のパートをしっかりとまっとうしたしただけのこと。そして、EVIL自身も自分自身のやるべきことができていれば、BULLET CLUB対決が実現されたかもしれないが、それができなかった。ただ、それだけのことだ。なので、EVILが内藤を倒していればそういう流れになったのだろうけど、そうでなかったということに関しては何とも思っていない。
■内藤哲也選手のコメント
「オラ、ブエナスタルデス。(※司会の清野茂樹アナウンサーに挨拶を求める)会見場ですからね。ハッキリと大きい声で言ってくださいよ。ブエナスタルデス。(※清野アナが大きなことで『ブエナスタルデス』と挨拶)ビエン、ビエン。
何年か前からこの新日本プロレスには権利証システムが存在するわけで、権利証システムがある以上は権利証保持者の意見は優先されるべきだと俺は思います。来年も新日本プロレスは1月4日、1月5日東京ドーム2連戦を開催するわけで、権利証保持者の挑戦が4日であろうと5日であろうとたいして変わらないでしょう。なので、権利証保持者のジェイ・ホワイトの希望通り、彼の挑戦は5日に決定でいいんじゃないでしょうか?
ただ、2日間開催されるなら俺は2日間とも試合がしたいな。2日間ともメインイベントでタイトルマッチがしたいな。なので、1月4日は俺が指名する選手と防衛戦をやらせてもらいますよ。ジェイ・ホワイトの希望通り、ジェイ・ホワイトの挑戦は1月5日で決定なわけだから、彼も文句はないでしょう。2日間連続でのタイトルマッチ、身体はしんどいでしょうね。しんどいと思いますよ。でも、いまの俺はいましか見せることができないんでね。やっぱ、俺は2日間ともタイトルマッチをおこないたい。いや、おこないますよ。
1月4日……俺の指名する対戦相手は……飯伏幸太。たしかに彼は昨日、権利証を懸けたジェイ・ホワイトとのシングルマッチに敗れ、権利証を失った。そんな彼に東京ドームで俺とタイトルマッチを闘う資格はないでしょう。ないと思いますよ。でも、俺も参加していた『G1 CLIMAX』に優勝し、連覇を達成した姿を見て、俺は悔しかったっすね。悔しかったよ。そんな悔しい気持ちを抱いたまま、1月5日東京ドーム大会のメインイベント、ジェイ・ホワイトの前に立つのは俺自身納得がいかないなと。
1月4日、飯伏を倒してうえで、1月5日、ジェイ・ホワイトの前に立っても遅くはないでしょう。だって、いま一番対戦したい相手はジェイ・ホワイトには申し訳ないけど、飯伏幸太なんでね。だから、1月4日は飯伏幸太とのシングルマッチを俺は希望しますよ。どうですか? 俺の意見どうですか? ただし、新日本プロレスには慎重に判断していただきたい。もし、この俺の希望が通ってしまったら、『権利証システムっていったい何だったの?』、『来年以降、こんなんじゃ権利証なんていらないじゃん』っていう話になってきてしまうからね。だからこそ、新日本プロレスには慎重に、そして早急に結論を出していただきたいなと思いますよ。
まあでもさ、たまには俺の意見を聞いてくれてもいいでしょ? ねえ? こんな毎回毎回、俺の意見を無視されるようだとさ、もしかしたら俺、1月4日、1月5日の東京ドーム大会、ボイコットしちゃうかもよ。だって、俺の入ってるユニットの名前知ってる? ロス・インゴベルナブレス……おわかりですか? このスペイン語の意味をよく理解したうえで判断していただきたいと思います。というわけで、昨日バックステージでも言いましたが、『今日はとことんまで質問を受けつけますよ』とそのつもりで今日来たんですけど、どうしたんですか、これは? コロナの影響ですか? いや、もっと大勢のマスコミ人の皆様で埋めつくされている状態をイメージしてましたよ。それが来てみてちょっとガッカリですね。
まあ、しょうがないのかな。とくにさ、東京スポーツ・岡本記者がいないことが俺は一番のショックですわ。ちょっとこんな状況で質問に答えられる、そんなテンションでは俺はないかな。なので、俺は帰るわ。帰って一人で祝勝会でもしようかな。場所はもちろん……ファミレスでね(ニヤリ)。というわけで、じゃあ、皆様、俺は帰りますよ。次はどこかな? 場所はわかりませんが、また皆様、どこかでお会いしましょう。アディオス!」
■菅林会長のコメント
「本日は、ご視聴頂き、誠にありがとうございます。
本来なら、『バルサン presents WRESTLE KING DOM 15 in 東京ドーム』の第1弾カード発表をさせて頂く予定でしたが、昨日の試合結果を受け、慎重に協議し、改めて発表させて頂きます。
また、ここで私からご報告させて頂きます。
新日本プロレスでは、7月11日に有観客大会を再開してから、これまで計54大会を開催し、延べ72,706人のお客様にご来場いただいております。
ご来場の皆様には、観戦マナーを順守していただき、おかげさまで会場での新型コロナ感染の報告はゼロの状況が続いております。
入場時の検温のほか、声援の代わりにさまざまな手拍子の工夫など、ご来場の皆様には新日本プロレスならびに他のご来場者を守るために、ご協力いただき、選手・社員一同を代表し、ここで改めて御礼申し上げます。
私共は、コロナ禍のいま、まさに、プロレスの真価の発揮どきであるという認識のもと、東京ドーム大会を含め、引き続き全国での大会を開催してまいります。スポーツ庁様より、ご助言頂き作成した「対策ポリシー」に沿って、感染症対策に万全を尽くし、皆様をお迎えいたしますので、ぜひ会場に足をお運びください。私からは以上です。ありがとうございました」
☆チケットお申込み・ご購入の前に、以下を必ずご確認ください。
【重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症対策に関する、ご来場の皆様へのお願いと取り組みについて
■『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15』
2021年1月4日(月)15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
☆ファンクラブ先行 11月2日(月)12:00~11月9日(月)17:00
☆ローソンチケット特別先行 11月28日(土)12:00~12月4日(金)23:59
☆12月5日(土)より一般発売開始
2021年1月5日(火)15:00開場 17:00試合開始
東京・東京ドーム
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