1月15日(日)、大阪・住之江区のBOAT RACE住之江で開催されていた「ファン感謝3Days~ボートレースバトルトーナメント~」に招かれた棚橋弘至、真壁刀義両選手が、トークイベントに出演した。
近畿地方にも前夜から雪が舞い、寒風吹きすさぶ天候ながらも、日曜ということもあって早くからファンが詰めかけた。新日本プロレスが誇る全国区のツートップ選手の登場とあって、子供連れの姿が多く見受けられた。
日曜日第3レース前の第1回目の登場では、進行役のタレント、永島知洋さんに呼び込まれてステージに姿を見せただけで大歓声。まるでトリオ漫才かのような軽妙なトークで笑いを誘った。互いの印象に関して、棚橋選手は「真壁さんは先輩ですからね。頼りがいがある。いや、頼りがいしかない」といえば、真壁選手は「できた後輩」と、互いにエールを交換。
その後は、直後の第3レースの予想。棚橋選手が「1-3-4のボックス」だったのに対し、真壁選手は「山本(隆幸=1)-山田(雄太=4)。それ以外、ない」と1点で勝負師らしいところを見せつけた。
集まったファンに「ボートレースを楽しんでください。そしてまた、(次の)トークショーを見に来てください」(真壁選手)、「寒いですから暖かくして、楽しんでください」とメッセージを伝え、「愛してま~す!」で1回目の登場を終えた。
ちなみに予想の結果は……真壁選手がズバリ的中させたものの、なんと「(勝ち舟投票券は)買ってなかった」。周りから「残念でしたね」と声をかけられると、「無欲だから当たるのよ。欲が先行すると絶対当たらない」と達観した表情を見せた。
第7レース前も2度目の登場では、ボートレースのイメージキャラクターを務めるタレントの渡辺直美さんも加わってのトークショー。渡辺直美さんとは初対面の両選手だったが、「時々プロレスを見てます。先輩の馬場園梓さんからお2人のお話はよく聞いてます」と挨拶代わりに言葉をかけられたこともあって、すっかり打ち解けたムードに。
渡辺直美さんが進行役の永島知洋さんから厳しい言葉を浴びせかけられると、棚橋、真壁両選手は渡辺直美さん側について1-3のハンディキャップマッチの様相でトークは進んでいった。
3日間にわたるトーナメントで優勝者を決める最終レースの予想では、真壁選手が「松井(繁=1)選手と平本(真之=2)選手が来ると思う」、棚橋選手が「やっぱり前回のチャンピオン(今井美亜=3)。でも松井選手も強いしなあ……。だから1-3絡み。でも、5番の峰竜太選手も……」と迷いを隠せず。渡辺直美さんは「松井さんと今井さん。でも、私は1からじゃなく3から」とコメント。
さらに、両選手は2.11大阪『THE NEW BIGINNNING in OSAKA』(エディオンアリーナ大阪、17時試合開始)をPR。「新日本プロレスの選手、大阪が大好きなんですよ。なぜなら、ノリがいいから」と真壁選手が述べれば、棚橋選手は棚橋コールを誘発させながら上半身裸に。そして「BOAT RACE住之江の皆さん、愛してま~す!」の大合唱でフィナーレとなった。
イベント終了後にはピットへ移動。棚橋選手は昨年大晦日に平和島(東京)でのイベントに参加していることもあって、顔見知りである昨年の賞金女王(松本晶恵選手)が駆け寄ってきた。それを合図に、3人の姿を見つけて次々と選手が駆け寄り、握手や写真撮影をお願いされる。その中には、3日間すべての出走を終えて緊張感が解けている選手だけでなく、第12レースのトーナメント決勝戦を控えている選手も。
その後、ピットにあったレース用ボートの前へ。極限まで軽量化されたマシンに驚くだけでなく、正座して操縦するなどの説明を受けると、「やっぱりプロって、命を削るギリギリのところで勝負してるんですねえ。だからこそ迫力が伝わるんだろうし、ファンのみんなも興奮するんだろうな」と感心。「いやあ、プロの裏側ってやっぱり面白いね。刺激になったよ」と2.11大阪でIWGPタッグ奪回戦へ向けて、より一層の気合が注入された様子だった。
■『戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(土)17:00〜 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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