1月6日(金)新日本プロレス事務所にて、「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in TOKYO DOME 」2夜明け会見が行われ、1.4東京ドーム大会で、46分を越える、ケニー・オメガとの死闘を制した、“IWGPヘビー級王者”オカダ・カズチカ選手が出席した。
また、『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017』の全対戦カードも発表された。
■オカダ・カズチカ選手のコメント
「ホントに、今までたくさん激闘というのはしてきましたけども、初めての“死闘”だったんじゃないかなと思います。ホントにやってて、『死ぬんじゃないかな』と思いましたし。ケニー・オメガ、改めて強くて、『何をやったら勝てるんだろう』と思うような相手でした。そのケニー・オメガを越えたことで、自分もかなり自信になりましたし。まぁ、日本でも盛り上がりましたけど、世界中に響いた、『とてつもない防衛戦だったんじゃないかな』と思います」
■質疑応答
――1.4東京ドーム大会を終えての反響はいかがでしたか?
オカダ「やっぱり『凄い試合だったね』と。ただ、『勝ってよかったね』、『大丈夫?』っていう心配の方が多かったですね。もちろん、日本も凄かったですけど、世界から来る内容の方が、凄かったです。『凄い試合だ』っていうのもそうですし、ホント世界中のいろんなレスラーから、『凄い試合だったね』って来ましたんで、ケニーと闘って、世界に響いたんだなと。『世界中のファン、関係者に響く試合ができたんだな』と思います。」
――壮絶な死闘になりましたが、現在、試合のダメージというのは?
オカダ「いまだに残ってますね。首も痛いですし、ちょっと頭痛もするんけど、頭も打ってるんで。もちろん、首から響いてるのもありますし、脇腹もそうですし、背中も切ってる。痛いところだらけですよ。でも、それがIWGPの闘いだと思ってますし。別に、他の人とやって、このダメージが残らないわけでもないので、それがベルトの闘いだと思います」
――昨日の後楽園大会のあと、ケニー選手が「しばらくリングから遠ざかる」というようなコメント残しましたが、これについてはいかがですか?
オカダ「すいません。それは初耳だったんですけど、『出し切ったんじゃないかな』と思いますね。燃え尽きちゃったんじゃないかなと。ボクは、燃え尽きたところで、このベルトがあるんで、止まることはできないですし。一昨日の試合が凄い試合だったので、評価されますけど、ドンドンドンドン、一昨日の試合を越えるような、燃え尽きらずに今年防衛戦をやっていければと思います」
――昨日の後楽園ホール大会で、鈴木軍が乱入して、新日本プロレスに対し、宣戦布告をしてきましたが?
オカダ「ま、新日本プロレスを狙うっていうことは、このベルトを狙ってくるということだと思いますし。まだ、何も決まってないですけど、やるんであればやりますし。昨日、鈴木さん、このベルトに手をかけてましたから、このベルトが欲しいんだと思いますし。やるからにはやりますけど、『今のボクは、なかなか強いですよ』と。『アナタは、あんな強いケニー・オメガ、倒せますか?』とは言いたいですね。今まで2年間ですか? 新日本にいなくて、他の団体でやってたのかもしれないですけど、『その2年間で、新日本プロレスがどこまで来たか』っていうのを、教えてやりたいなと思います」
――この2年間やってきたことに、自負があるということですか?
オカダ「もちろんそうですね。2016年もいろいろありましたし、2017年も始まったばっかですけど、ケニーとあんだけの試合をして。自分もしっかり新日本プロレスを背負ってますんで、負けられないですから。ボクも昨日、あんだけやられたい放題でしたから、そのまま終わらずに、決まったらやりたいと思います」
―― 一昨日のケニー戦、オカダ選手の中で、世界を意識していましたか?
オカダ「ボクは、意識してないですけどね。ま、やっぱり東京ドームだったし、相手もケニー・オメガだったので、『そういう闘いになるだろうな』と思ってましたし。やっぱり、相手がケニー・オメガだったからこそ、海外の人も『ケニーに獲ってほしい』って思いがあったと思いますし。それが、結果的に世界に響いたんじゃないかなと。あれが、オカダvs棚橋だったら、響いてない部分も、『オカダvsケニーだったからこそ、世界に響いた部分があるんじゃないかな』と思いますね」
――大会テーマ曲が変わったりと、今回の『WRESTLE KINGDOM11』から新しい『WRESTLE KINGDOM』と意識していたと思いますが、それが伝えられたという実感はありますか?
オカダ「そうですね。1~10までが、一つの『WRESTLE KINGDOM』だと思ってて、11から新しい『WRESTLE KINGDOM』だと思ってるんですけど、その11からいいスタートがきれたんじゃないかなと思います。そして、2017年もいいスタートがきれたので、2016年以上に盛り上げていきたいと思います」
――昨日は鈴木軍にやられる形となりましたが、改めて鈴木軍というユニットの印象については?
オカダ「ボク、あんまり知らないですよね。他団体で何してたかっていうのは。そこが、凄い団体だったら見ますけども、ボクたちのとこまで響いてないというか。なので、何してたのかも知らないというのが現状です」
――2年前の鈴木軍から印象が変わってないということですか?
オカダ「そうですね。『ジャージが変わったな』ぐらいです」
――以前は、IWGP王座戦で、鈴木選手を下してますが、改めて鈴木みのるという選手は、どんな印象がありますか?
オカダ「ボクは、やっぱり『いつまで経っても、鈴木みのるというレスラーは、嫌いなんだな』と。防衛戦の時もそうですし、改めてそれは昨日思いましたね。いろんな人、嫌いでも、認める部分はありましたけど。もちろん、それはケニーもそうですし。ただ、やっぱり、鈴木みのるに関しては、『そんなことは、絶対ないな』と思いました。
――認めてる部分もないですか?
オカダ「認めてる部分もないですね」
――オカダ選手にとって、新日本プロレスの“エース”というのは、どういう意味合いがありますか?
オカダ「エースと名乗ってる方は、他にいるので、別に『ボクがエースだ』っていう思いはないですけど。ボクは、世界に響いていくように、ただ単に『新日本プロレスを、もっともっと大きくしていきたいな』というだけですね」
――オカダ選手の中では、まだまだ足りないですか?
オカダ「『まだまだだ』と思います。『もっともっといける』と思ってますし、『プロレスっていうのは、まだまだ面白いんだよ』って。やっぱ、知らない人も多いと思いますし。『プロレスの素晴らしさを、新日本プロレスの素晴らしさを、ボクが先頭に立って、見せていきたいな』と思います』
――先ほど、海外のレスラーからの反響もあったという話がありましたが、具体的な選手名は?
オカダ「ま、いろいろですよ。もちろんROHの選手もそうですし、メキシコの選手もそうですし。もちろん、WWEの選手からも来ましたし、世界中のいろんな選手から来ましたね」
――来週からは、『FANTASTICA MANIA』が始まりますが、オカダ選手にとって『FANTASTICA MANIA』はどういう大会ですか?
オカダ「ボクも、始まりはメキシコなので、プロレスの楽しさを、改めて味わえる大会ですね、自分の中でですけど。でも別に、お祭りで終わらせる気もないですし。しっかりボクも楽しみながら盛り上げて、しっかりIWGPチャンピオンっていうのを、メキシコの選手にもみせつけて、『やっぱ、新日本プロレスすげぇな』って、見せていきたいなと思ってます」
――最後に、東京ドームで棚橋選手が内藤選手に敗れましたが、この結果についてはいかがですか?
オカダ「なんか『寂しいな』とは思いますけどね。去年まで、何年連続かメインに出てて、去年ボクに負けて。去年は欠場したりもあって、『盛り返してくるかな』と思ったところで、負けてしまったので、やっぱり『今は、棚橋さんよりも、内藤さんの時代だったんじゃないかな』と思いますね」
■「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2017」
1月13日(金)大阪・大阪府立体育会館・第二競技場(エディオンアリーナ大阪)
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※「ロイヤルシート」「指定席」は完売となりました。
1月14日(土)愛媛・アイテムえひめ(松山市)
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※「ロイヤルシート」は残り僅かとなりました。
1月15日(日)京都・京都KBSホール
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1月16日(月)愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
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1月20日(金)東京・後楽園ホール
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※前売券は全席種完売となりました。
当日券は「立見」「小中立見」を16:00より発売いたします。
1月21日(土)東京・後楽園ホール
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※前売券は全席種完売となりました。
当日券は「立見」「小中立見」を16:00より発売いたします。
1月22日(日)東京・後楽園ホール
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※前売券は全席種完売となりました。
当日券は「立見」「小中立見」を16:00より発売いたします。