• 2017.1.2
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【1.4東京ドーム目前!】「絶対に“許せない言葉”を発したKUSHIDA、アナタからベルトを獲るのは“簡単”だ」高橋ヒロムに直撃!【WK11】

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いよいよカウントダウン!! 1月4日(水)「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」に向けて、恒例のカウントダウンインタビューも終盤! 

 
今回は、“IWGPジュニアヘビー級王者”KUSHIDAに、「アナタからベルトを獲るのは“簡単”だ」と断言した高橋ヒロムに直撃インタビュー!!

■『戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』
2017年1月4日(水)17:00~(※第0試合は16:10より開始予定
東京・東京ドーム
★対戦カード情報はコチラ!
★チケット情報はコチラ!
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「アリーナB」が完売。
※「2FスタンドA」が残り僅かとなりました。
★当日券は、「12時」より、22番ゲート前の当日券売場で発売!

★1月4日(水)東京ドーム大会の前売券は、1月2日(月)で販売終了!

★大注目!KUSHIDA vs ヒロムの“1分煽りV”をYouTubeで公開中!!

■「ホントに帰ってきたな」と。単純に後楽園で試合できたのは、嬉しかったですよ。

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ヒロム さあ、インタビュー。やりましょうか?(机の上に座り込んで)

――え~と……。ヒロム選手、今回もイスに座らずに、その状態でやりますか?

ヒロム ええ。何か問題あります? 俺はこういうほうが落ち着くんですけど。

――了解しました。さて、ヒロム選手。約3年半の海外遠征から帰ってきて、久しぶりに試合を行いましたが?

ヒロム フフフ。まあ、この3年半、「海外でトップを獲りたかった」っていう思いは、もちろん強かったですけど、新日本プロレスのこともずっと考えてきたんでね。あの後楽園2日間で試合をしたのは、「ホントに日本に帰ってきたんだな」って感じがしましたし、単純に楽しかったし、気持ち良かったです。まあ、それぐらいですけどね。

――試合後コメントでは、「KUSHIDA選手の呼びかけに応えて、1.4東京ドーム前にやってやった」というような発言もありましたが?

ヒロム そうですよ。ホントに決まっちゃったと思って。皆さんと同じタイミングですよ。携帯サイト開いて、自分の試合が組まれたんで、「マジか!?」と。「へぇ~。決まっちゃったんだ。じゃあ、やるか」と思ってですね。もちろん、コスチュームも何もないですよ。ドームに合わせて用意してたんで。

――逆に言うと、東京ドーム用はあるってことですね?

ヒロム もちろん。やっぱり、あの短パンと、普通のレスリングシューズと、Tシャツじゃあ、正直やりにくいわけですよ。別に、普段の格好ですから。やっぱり、ちゃんとコスチュームで、試合したいですよね。

―― 一発目が東京ドームでの凱旋帰国試合というのは、限られたレスラーしか得られない勲章だと思いますが、正直、東京ドームの前に出たくなかったお気持ちは?

ヒロム いや、「出たくなかった」なんていう気持ちはないです。俺は、新日本プロレスのレスラーである以上、「12月16日&17日、試合決まりました」「いや、東京ドームで凱旋したいから出ません」っていうのが、はたして本当にプロなのか? 新日本プロレスを思ってる人間のやることではないですよね。カードが組まれた時点で、「会社は、俺に16日&17日出て欲しいんだな」と思ったし。ファンの人からの、「16日&17日、高橋ヒロムが出るんじゃないか?」っていう期待を会社が感じ取って、もしかしたら組んだのかなと。それとも、本当にKUSHIDAが、ああいう風に言ったことで変わったのかな? それはちょっと、俺にはわからないです。

――ただ、12月16日はメインイベントで登場(棚橋弘至&KUSHIDAvs内藤哲也&高橋ヒロム)し、完全に“主役”級の扱いで迎え入れられました。

ヒロム いや~、それは正直嬉しいですよ。単純に、新日本プロレスのメインイベントに立てる。こんな幸せなことはないと思ってますから。

――今年の1月、カマイタチとしては新日本プロレスのリングに上がってますが、久しぶりのリングはいかがでしたか?

ヒロム やっぱり「『FANTASTICA MANIA』の時とは、また雰囲気が違うな」って。『FANTASTICA MANIA』の時点では、まだ海外遠征中の新日本プロレスのレスラーで、「おかえり!」って感じでもなかったと思いますし。しかも急遽の出場でしたから。「新日本プロレスに帰ってきた」っていう余裕もなければ、あの時はがむしゃらに、ただただドラゴン・リーを倒したくて来ただけなんで。

――そういう意味では、今回の試合とはまったく違うと。

ヒロム 今回は「ホントに帰ってきたな」と。東京ドームで、IWGPジュニア選手権が組まれてるわけですし。で、前哨戦で、メインイベントで、対戦相手はKUSHIDA&棚橋ですよ。で、自分と内藤さんが組んで。それは遠征前の自分からしたら、感慨深いものがありますよ。

■3年半、海外でいろんな選手と闘った。だから、どんな相手でも対応できる自信がある。

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――後楽園2連戦で、KUSHIDA選手と実際に闘ってみていかがでしたか?

ヒロム もちろん、“3年半ずっと引っ張ってた男”KUSHIDAは、凄い強いですよ。それは、認めてるんです。ただ、あの時の9月の発言(KUSHIDAが自身のブログで「チャンピオンの荷が下りた」と発言したこと)が、自分は気に食わなかっただけで。「しょせん、この程度か」っていう風には言いましたけど、強さは知ってます。あの人は、強いから3年半ここまで、新日本プロレスジュニアを引っ張ってきたと思うんで。

――その部分は認めてはいるが、と。

ヒロム 現に弱い男がIWGPジュニアのベルトは巻けない。それは知ってる。「IWGPジュニアは甘くない?」 当たり前だよ、そんなの? 誰もが、目指す場所なんだから、そんなのは当たり前。だから、12月16日に結果出したじゃないですか? ああやって、直接本人から3カウント獲って、あの試合でも、俺が一番目立ったと思いますよ。どの選手よりも、主役になれたと思いますよ。

――12月17日後楽園ホールの10人タッグマッチでは、試合後にKUSHIDA選手と大乱闘が起こりましたね。

ヒロム ええ。まあ、俺も9月の一件から、散々KUSHIDAをバカにしてましたよ。「ジュニアを重荷に感じてる」とか言ってましたけど、やっぱり感情入っちゃいますよね、アレは単純にムカついちゃったんです。あの時は、本当に感情を抑えられなかったですね。俺、基本リングに上がったら、感情が出ちゃう人間なんで。単純に、あの場は潰してやりたかったですね。

――なぜ、あそこまでスイッチが入ったんですか?

ヒロム 俺は、「KUSHIDAは、倒すべき男だ」とずっと思ってました。それは、事実ですけど、俺があの時ムカついたのは、9月にあんな発言した男、こんな男が新日本プロレスジュニアのトップを張ってるっていう事実が、やっぱり俺の中で許せないことだったんです。

――実際に対峙してみて、ベルトを持っているということが許せなかった?

ヒロム もうホントに、目の前でKUSHIDAを見たら、あの存在自体にムカついちゃいましたよね。なんか「新日本ジュニアを上にあげる」っていう口だけの男が、トップを張ってるという現状が許せなくて。KUSHIDAが最後にアームロックを離さなかったっていうのも、なんかああいうのが全部、自分の頭の中で混ざちゃって。もう怒りを止められなかったですね……

――最近のKUSHIDA選手は、関節技に特化している印象ですが、やりにくさはありますか?

ヒロム 別にやりにくくはないです。俺はこの3年半、海外でいろんな選手と闘ったんですよ。いろんなタイプの選手、もちろん関節技タイプの選手だって、いっぱいいましたよ。柔術やってるような選手だったり、キックボクシングやってるような選手だったり、いろんな選手とやった結果、いまの俺はどんな相手でも対応できる自信があります。

――では、KUSHIDA選手に警戒する点は?

ヒロム う~ん……。警戒する部分……難しいですね。っていう風に考えちゃうぐらい、警戒してることって、正直ないんですよ(苦笑)。いま質問されて改めて「警戒してる部分って、なんだろう?」ってシッカリ考えたんですけど、警戒する部分ってホント、べつにないですね。もちろん、あの選手のことは認めてますよ。強さは認めてますけど、警戒する部分は何もないです!(キッパリ)。

――肌を合わせたことで、1.4東京ドーム大会の試合に関しても見えてきましたか?

ヒロム 正直、肌を合わせてみても「ああ、思った通りだな」って。KUSHIDAとの闘いが、1月4日って発表された後は、いろいろ考えましたよ。ただ、実際に闘ってみても何も感じなかったっていうか、「思ってた通りの選手だったな」って。

――それでも、試合後の乱闘では、感情が爆発してしまった?

ヒロム だから、あれは「少し大人げなかったかな」とは思いますよね。「KUSHIDAに興味ない」って言ってた割に、俺がガンガンいっちゃったんで、ちょっと俺の中で「違ったかな」って。いまは逆に反省してますよ。それぐらい自分の中で、「なんで、こんな選手が、新日本プロレスのトップなんだろう?」「なんで、こんな新日本プロレスのことを思ってない人間が、チャンピオンなんだろう」っていうのが、自分の中で爆発しちゃったんです。

■俺は“絶対的なチャンピオン”になる。そして、王座は移動することはない。

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――KUSHIDA選手は、「外から入ってきたことが、自分のセールスポイントだ」ともおっしゃってましたが?

ヒロム 構わないですよ、全然。まあ、自分は生え抜きの選手として、誇りを持ってます。新日本プロレスのことが大好きですし、俺はそれを誇りに持ってますけど、新日本プロレスで生え抜きじゃない選手って、いまいっぱいいるじゃないですか? 別にそこはいいと思います。「新日本プロレスのことを好きで、新日本プロレスを上にあげたい」って本気で思ってる人間なら、生え抜きだろうが、生え抜きじゃなかろうが、別にいいんです。ただ、あの人は違うじゃないですか? それ以前の問題なんですよ。
 
――それは、やはり「チャンピオンの荷が下りた」発言の部分ですか?
 
ヒロム ハイ。この3年半。あの人は新日本プロレスジュニアの象徴レベルまでいったじゃないですか? たくさん実績もあるじゃないですか? それは、ファンの人も知ってると思うんですよ。実際この3年半、俺のいない間、チャンピオンだったのは、あの人ですし。ただ、ホントにすべては、あの“一言”ですよ。あの軽い一言が、本人にとって、本気なのか知らないですけど、俺には絶対に“許せない言葉”だったんです。なんで、あんなことを言ったのか? 時間があったら、あらためて聞いてみてくださいよ。

――KUSHIDA選手は、「東京ドームで凱旋でいきなりタイトルマッチ戦……。そんな出世街道、エリートコースはクソくらえ」というようなコメントも残してますが?

ヒロム エリートコースですか? 俺は、エリートコースなんて思ってないですけどね。俺は、この3年半のあいだ、海外で結果を残したからこそ、俺は東京ドームでIWGPジュニアに挑戦できると思ってるんですよ。もし仮に、俺の中で結果を残せないで帰ってきていたら、俺はあの時、挑戦表明なんてしてないです。

――では最後に、東京ドームでのKUSHIDA戦へ、意気込みをお願いします。

ヒロム もちろん、1月4日東京ドームで、新しいチャンピオンですよ。新しいIWGPジュニアのチャンピオンに、俺は必ずなりますよ。ただ、最近思うのが、ベルトの移動が、ジュニアは特に激しい気がするんですよ。ただ、その中でも、俺は絶対的なチャンピオンになりたいですよね。「もう、王座は移動することはない」って言われるぐらい、ファンの人にも認めてもらえるような、チャンピオンになりたいですよね。

――そこに対しても、KUSHIDA選手は「簡単じゃねぇぞ」と言ってますが?

ヒロム クククク! 何度も言うように、あの人に「簡単じゃねぇぞ」って言われてから、何回こういうインタビューで言ったかわからないですけど、俺は簡単じゃねぇのは知ってるんですよ。いいです。何回でも言ってあげますよ。俺は、新日本ジュニアが簡単じゃないのは知ってる! ただし、「ホントに新日本プロレスのことを思ってないKUSHIDA、アナタから獲るのは、“簡単”だよ」と。それだけです(ニヤリ)。

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■1.4東京ドーム大会目前!カウントダウンインタビュー!!

●オカダ・カズチカに直撃!!「過去のBULLET CLUBリーダーより、ケニーの力量は上」

●内藤哲也に直撃!「棚橋が、もがき苦しんでいる姿は非常にさびしいし、見苦しい」

●KUSHIDAに直撃!「時限爆弾、ドーム凱旋、即タイトル戦…、このセットアップのされ方は気にくわない」

真壁刀義に直撃!! 「これでいいのか? ドームは“余計なヤツ”が上がれる舞台じゃねえ!」

●柴田勝頼に直撃!「後藤は、さまよい続けること、迷走し続けることに関してはブレていない」

●後藤洋央紀に直撃!「俺の“完全復活”を証明するには、柴田は避けて通れない相手」

●棚橋弘至に直撃!「“MVP”がトッピングされてる内藤はオイシイ獲物」

●ジュース・ロビンソンに直撃!!「俺がCodyに新日本のタフさを教えてやる!」
 

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