『WORLD TAG LEAGUE 2016』優勝決定戦を翌日に控えた12月9日、JR仙台駅前の『TOWER RECORD 仙台PARCO店』でオカダ・カズチカとYOSHI-HASHIが出演してのイベントが開催された。
予定されていた撮影会の整理券100枚は、あっという間に配布終了。また、観覧は無料ということもあって、会場となった同店のイベントスペースは120人収容可能だが、こちらも大勢のファンが詰めかけ入りきれず、あふれたファンは販売スペースからCDの販売棚越しに2人の姿をのぞき見していたほどの大盛況だった。
登壇したオカダはまず、仙台の印象を尋ねられ、「思ったより暖かかったですね」。前夜の八戸大会は風が冷たく、「外国人選手が結構、Tシャツ、短パンで、『お前ら、大丈夫なのか?』っていう人が、さすがに昨日は『寒い』って言ってましたから」と漏らしたほどで、それに比べると、体感温度はグッと暖かかった。
YOSHI-HASHIは同様の質問に、「仙台っていたら牛タンですね。(到着してすぐに)食べに行きました」。
残念ながら前夜の八戸大会でSANADA、EVIL組に敗れて決勝進出を阻まれたものの、3週間のロングランシリーズで、しかも南は九州・鹿児島、北は青森・八戸まで日本を縦断するサーキットするだったこともあって、さすがのオカダも「移動がしんどかった」と応えたほど。ちなみに移動中の過ごし方は、オカダが「ゲーム」、YOSHI-HASHIが「ひたすら音楽聞いて寝る」。
トークショーの大半はファンからの質問に答える時間い割かれた。以下はそのQ&A。
――CHAOSのメンバーを家族に例えると、それぞれどの立ち位置になりますか?
オカダ「お父さんは矢野さん、外道さんがお母さん。邪道は親戚のおじさん。石井さんが長男で後藤さん、YOSHI-HASHIさん、僕(の順で兄弟)」
YOSHI-HASHI「お父さん・お母さんは邪道さん、外道さんかな。矢野さんが長男で、その下に石井さん、そして後藤さん、僕、オカダ」
――今年、いろんな国で試合されましたが、思い出に残っているものやエピソードはありますか?
オカダ「僕はシンガポールですね。マリーナ・ベイ・サンズの屋上のホテルのプールに行ったんですけど、(滞在中は)天気が悪くて雑誌の表紙になったあの時しか行けなくて。また行かないといけない理由ができましたね。YOSHI-HASHIさんが『ニュージーランド』って言うのを期待しといてください」
YOSHI-HASHI「ニュージーランドです。(滞在した7月上旬のオークランドは)気候は少し肌寒かったんですけど、食べ物がすごくおいしくて。すぐ近くが海なので海鮮系がおいしくて。安いし、おいしいし、夜も治安も良くて全然怖くないし。スカイタワーに行ってスカイウォーク(展望台の外周を歩くアトラクション)をして。なかなかできない体験ができて、すごく楽しかった」
――連戦続きでお疲れの中、巡業中にリラックスするコツは?
オカダ「僕は後藤さん、YOSHI-HASHIさんと食事に行くのが一番リラックスできますね。2人の話を聞いてるのが……。後藤さんがセンパイでYOSHI-HASHIさんが後輩なんですけど、たまにYOSHI-HASHIさんがタメ口で話して、後藤さんが敬語で話したり」
YOSHI-HASHI「銭湯です。インターネットで温泉とか探して、後藤さんと一緒に行きますね」
――試合の時、会場のファンは見えてますか? 声援は届いてますか?
オカダ「僕は見えてますね。声援も届いてます」
YOSHI-HASHI「僕も見えてます。あ、この人だいたい、いつもここに座ってるなとか。地方地方でずっと長いこと見に来られてる人は、大体同じところに座られてるんで」
――お2人のそれぞれ好きなところと、直してほしいところは?
オカダ「いいところは、優しいところですね。直してほしいところは、最近、おならが多いな……」
YOSHI-HASHI「(好きなところは)よく気がつくところ。直してほしいのは……思い浮かばないですね」
――来年に向けての野望は?
オカダ「また明日、タッグマッチが組まれてますんで、新たな一歩を石井さんと踏み出していけたらなと思います(ちなみに12・10仙台での両者のカードは、オカダ&石井智宏vsケニー・オメガ&ハングマン・ペイジ、YOSHI-HASHI&後藤洋央紀vs柴田勝頼&ジュース・ロビンソン)」
YOSHI-HASHI「昔は後藤さんとは戦闘だったもんで。広島(11・25)では対戦したので、そういうった意味ではこのタッグリーグでお互い得たものがあると思うので、そういう意味では後藤さんと明日組んで、またさらに成功させたいと思います」
――オカダ選手へ、外道選手とYOSHI-HASHI選手がおぼれていたら、どちらを助けますか? その理由もお願いします。YOSHI-HASHI選手は、その答えを聞いてどう思いますか?
オカダ「YOSHI-HASHIさんです。外道さん助けても、戦力にならないんで。あと、最近ちょっと太り気味なので、浮いてられますね」
YOSHI-HASHI「外道さんに申し訳ないですね」
オカダ「じゃあ、外道さんを助けますよ」
YOSHI-HASHI「それもちょっと……」
オカダ「じゃあ、僕が2人助けますよ。僕が死んでも」
YOSHI-HASHI「みんな死んじゃうかも……」
――“プ女子”をどう思いますか?
オカダ「僕はいいと思います。呼び方はどうでも、プロレスの面白さを知っていただければいいと思います」
YOSHI-HASHI「僕もいいと思うんですけど。女性の人に見てもらえれば、男性の人も多くなるかなと思って。いろんな人に見てもらえればいいと思います」
終始、オカダがYOSHI-HASHIをいじりながら、笑いが絶えなかったトークショー。その後、プレゼントじゃんけん大会(担当したYOSHI-HASHIが2連勝する勝負強さを発揮するハプニング)、撮影会を挟んで、最後はYOSHI-HASHIが「今日はありがとうございました。明日、シリーズ最終戦、僕とオカダは、違うパートナーですけども、お互い勝って、来年組んだら、次は優勝します」、オカダが「皆さん、今日はありがとうございました。僕は明日、YOSHI-HASHIさんとは別のパートナーになりますけども、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年と全部優勝してないですから、2017年はしっかり優勝したいと思いますので、2017年はいろいろとよろしくお願いします。そして、明日は仙台にカネの雨を降らせますので、応援よろしくお願いします」の言葉で“前夜祭”を締めくくった。
■『戦国炎舞 -KIZNA- Presents WORLD TAG LEAGUE 2016~優勝決定戦~』
12月10日(土)17:00〜 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。