来年1月4日(水)『WRESTLE KINGDOM11 in東京ドーム』。この大会の“スペシャルアンバサダー”に人気俳優の安田顕さんが就任!! 大のプロレスファンであり、今回の1.4東京ドーム大会を多方面にわたってバックアップして頂く安田顕さんにインタビュー!
東京・東京ドーム
★対戦カード情報はコチラ!
★チケット情報はコチラ!
※ロイヤルシートは完売
※各プレイガイドでチケット絶賛発売中!!
■仲間たちはきっと、僕がスペシャル・アンバサダーになったことを、凄くうらやましがると思いますね。「なんで、オマエなの?」って(笑)
――今回、『WRESTLE KINGDOM 11』スペシャル・アンバサダーに就任されたご感想は?
安田 昔からのプロレスファンとして、こんなにうれしい大役はないです! しかも、あの東京ドームですからね。
――新日本プロレスの年間最大の舞台となります。
安田 いまの新日本プロレスの人気はすばらしいですが、自分にできることがあれば、なんでもやらせていただきたいです。僕は本当にプロレスが大好きなので。
――かつて、安田さんはバラエティ番組の『水曜どうでしょう』に出演されていた際に、プロレスラーの格好をされて、動きまで完コピされてましたよね(笑)。
安田 やってましたねえ、ミル・マスカラスやザ・デストロイヤーとか。プロレスファンの仲間からは、意外と評判よかったんですよ(笑)。そういった仲間たちからはきっと、僕が今回スペシャル・アンバサダーになったことを、凄くうらやましがると思いますね。「なんで、オマエなの?」って(笑)。
――プロレス仲間に自慢できる、と(笑)。
安田 そうですね。昔、札幌ドームでプロ野球の始球式をやったことがあって、周囲の野球ファンに「ウソだろ?」って驚かれたもんですけど、今回はそのとき以上に反響が大きいと思います。
■イッテンヨンのようなビッグイベントが連綿と続いているということが、プロレスに夢を見てきた身としては感動を覚えますね!
――そもそも、安田さんがプロレスを好きになったきっかけは?
安田 僕はいま43歳なんですけど、小学生の頃に金曜8時からやっていた『ワールドプロレスリング』を観て、一気にハマりました。とくにタイガーマスクの戦う姿には魅せられましたね。あの四次元殺法は非常に鮮烈でしたし、ノスタルジーというか、大人になってからもDVDで見返したりしますから。
――とくに印象的な試合というと?
安田 小林邦昭さんとの一連の抗争ですね。小林さんがタイガーのマスクに手をかけると、「観ちゃいけないけど観たい!」という高揚感があって。よく、当時は学校の休み時間にプロレスごっこをやったりしてましたよ。頭を鍛えようとしていたのかなんなのか、なぜか机にヘッドバットを連発したりしていましたけど(笑)。
――とにかくプロレスに夢中になられていた、と(笑)。
安田 やっぱり、あのときの血湧き肉躍る感覚というのは、いまも忘れられないですから。プロレスに多感な時期から触れることができたのは、自分にとって凄く財産だと思います。
――これまでに会場でご覧になったことは?
安田 いえ、それが今回初めてなんですよ。初観戦がいきなり東京ドームというのも、恵まれているというか。イッテンヨンは初開催から、一度も途切れてないですよね?
――そうですね。1992年の第1回以降、毎年行なわれ、今回で通算26回目となります。
安田 26回! でも、いまでこそ新春の恒例行事ですけど、最初に新日本プロレスがドームでやったときは、1月4日じゃなかったのを覚えています。
――はい、89年の4月24日でした。
安田 あのときはソ連のレッドブル軍団の参戦が話題になりましたけど、プロレスファンが5万人も詰めかけたということに衝撃を受けましたね。それ以前は、力道山の時代に野外の会場で3万人集めたのが集客記録だったらしいですから。本当に、イッテンヨンのようなビッグイベントが連綿と続いているということが、プロレスに夢を見てきた身としては感動を覚えますね!
■個人的には棚橋弘至選手と内藤哲也選手のIWGPインターコンチネンタル王座戦に注目しています
――イッテンヨンと聞いて、何か思い出すシーンはありますか?
安田 いろいろあるんですけど、どうしても最初にパッと思い浮かんでしまうのは、橋本真也さんと小川直也さんの試合ですかね(苦笑)。殺伐としたものが画面からいきなり飛び込んできて、戦慄したというか。でも、あれがプロレスのあるべき姿かといえば、けっしてそうではないと思うんですよ。プロレスは戦う者同士、プロとしての信頼関係があった上でお客さんに最高のものを届けるというのが、本来の魅力だと思うので。そういう部分では、いまのプロレスのほうが完成されているのかもしれないですね。
――では、今回のドームではどの試合に注目されていますか?
安田 個人的には棚橋弘至選手と内藤哲也選手のIWGPインターコンチネンタル王座戦です! 僕が昔もいまも、変わらずにプロレスを好きな理由は何かというと、スポーツエンターテインメントとして最高レベルにあって、観る側に感動を与えてくれるからなんです。それを棚橋選手も内藤選手も踏まえているというか、必ず毎試合毎試合、お客さんを楽しませてくれますから。
――お話を伺っていると、ひしひしとプロレス愛が伝わってきます。
安田 いやもう、プロレスラーに対する憧れやリスペクトの気持ちというのは、いくつになっても変わらないですから。たとえるなら、高校球児がいつまでも自分よりも年上に感じるのに近いというか(笑)。おそらく、内藤選手も棚橋選手に対して、そういう気持ちをどこかで持ち続けていると思うんですよね。
――もともと、内藤選手は棚橋選手の大ファンでしたから。
安田 その内藤選手が背中を追い続けた棚橋選手が、このドームの大舞台で逆に挑戦する立場になるというのも、凄くドラマを感じます。
――たしかに棚橋選手が内藤選手のベルトに挑戦するというシチュエーションは、今回が初となります。
安田 お互いに敵対していますけど、きっと深い部分では認め合っていると思うんですよ。そんなお二人がどんな試合を見せてくれるのか、非常に楽しみですね! 今回の王座戦は脈々と続いてきた二人のストーリーの、一つの終着点だと思います。
■最近の盛り上がりを見ると、プロレスというジャンルがまた、メジャーになってきてるんだなと実感します
――あと、今回のドームでケニー・オメガ選手を相手にIWGPヘビー級王座の防衛戦を行なうオカダ・カズチカ選手は、新日本の新時代の象徴というべきレスラーですが、安田さんの目にはどう映っていますか?
安田 レインメーカーとして凱旋帰国をしたときはセンセーショナルでしたね! いきなり棚橋選手からベルトを奪い、一気に昇ってきて。ファンというのは、そういう勢いのある選手を応援したがるんですよね。でも、いまのオカダ選手は押しも押されもされぬトップに君臨しているわけで、今度はその立場を守り抜いていかなきゃいけない。そこはそこでまた、今後の新日本をどう盛り上げていくのか、非常に興味が湧きます。
――近年、オカダ選手の存在が大きくなると共に、新日本もさまざまなメディアで取り扱われる機会が多くなりました。
安田 たしかにコンビニの雑誌コーナーを見ても、専門誌以外で新日本の特集が組まれたりしていますよね。棚橋選手が『Number』の表紙になったときは、「あ! プロレスが勝ち取った!」って思いましたから(笑)。最近の盛り上がりを見ると、プロレスというジャンルがまた、メジャーになってきてるんだなと実感します。
――ちなみに安田さんはお仕事などで、プロレスラーと接したことは?
安田 それがないんですよ。でも、一度だけ、10年くらい前に連れてっていただいた飲み屋さんに、たまたま安生洋二さんがいらっしゃったことがあって。どうやら興奮して「安生さ~ん!」って絡んだらしいんですけど、自分ではまったく覚えてないっていう(苦笑)。
――プロレスラーに会ってハイテンションになられたわけですね(笑)。安田さんは役者というお仕事をされているわけですが、同じ表現者として、プロレスラーにシンパシーを感じる部分はありますか?
安田 いやもう、シンパシーというか、ただただリスペクトですね。僕には到底かなわない、表現者としての力を感じますから。鍛え抜いた身体を使って、卓越した攻防を展開し、そこにさまざまなストーリーが絡むからこそ、お客さんはプロレスを観て涙を流すんだと思います。「人間って、ここまでできるんだ」ということを、プロレスは教えてくれますね。
――それでは最後に、イッテンヨンを楽しみにしているプロレスファンのかたがたにメッセージをお願いします。
安田 私よりも、もっともっと肥えた目を持たれているファンのかたにメッセージをお送りするのも恐れ多いですけど、これからもプロレスを愛する気持ちを共に持ち続けて、今回のイッテンヨンを大いに楽しみましょう!
■安田顕プロフィール
・出身地:北海道室蘭市
・生年月日:1973.12.8
・身長:173cm B:88cm W:74cm H:86cm
・靴:26.5cm 体重:63kg
・趣味:ビートルズイントロクイズ早押し・懐かしの洋楽鑑賞
・特技:牛乳早飲み・柔道初段
・好きな映画:「男はつらいよ」
●北海道レギュラー情報
・TV番組
HTB「ハナタレナックス」毎週木曜24:10~24:40 W/TEAM NACS
●オフィシャルサイト
http://www.teamnacs.com/