大激戦が繰り広げられた11月5日大阪大会『POWER STRUGGLE』。その結果を受け、1月4日(水)東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』の追加対戦カードが決定した。
東京・東京ドーム
★チケット情報/★対戦カード情報
■“最も神ってる男”内藤へ“エース”棚橋が挑戦! 絶望を希望に変えられるか!?
まずは、LOS INGOBERNABLES de JAPONの内藤哲也が保持するIWGPインターコンチネンタル王座に、“エース”棚橋弘至が挑戦。
11・5大阪では、棚橋がセミファイナルでL・I・JメンバーのSANADAに一騎打ちで勝利。そして、IC王者・内藤がメインイベントでROHのジェイ・リーサルを一蹴した。
ここで棚橋が内藤に挑戦表明。低迷した2016年のイメージを一気に挽回し、再びエースとして輝くため、内藤の首とIC王座に狙いを定めた。
一方、自らを「プロレス界で最も“神ってる”男」と豪語する内藤は、「やりたいならやってやる」と自信満々で挑戦を受託。そして、「あなたが浮上することは残念ながらもう2度とない」「最後の晴れ舞台だと思ってせいぜい楽しんで下さい」と通告した。
内藤はファン時代から棚橋に注目し、自分がプロレスラーになってもその背中を見てきたという。だからこそ、自らの手で引導を渡し、新たな未来を切り開こうとしている。一方、棚橋にとってこの試合は、プロレスラーとしての存在価値を懸けた一戦であり、絶望の未来を希望に変える闘いとなる。
そんな2人の未来は、新日本プロレスの未来、さらにはプロレス界の未来にも大きく影響を及ぼす。運命に導かれた両雄の激突は、まさしく東京ドームという大舞台にふさわしい。
■KUSHIDAとヒロムがIWGP Jr.戦で激突! 1・4ドームでもTIME BOMBが炸裂!?
11・5大阪でついに爆発したTIME BOMB! ファンの度肝を抜いた演出によって姿を現したのは、あの高橋ヒロムだった!
高橋といえば、2010年8月24日にデビュー。前座戦線で存在感を示すと、2013年6月から無期限の海外遠征へ出発。メキシコCMLLではカマイタチとして活躍し、さらに実力を身につけた。2016年1月24日の後楽園ホール大会で行われたCMLL世界スーパーライト級選手権試合で、ドラゴン・リーと激闘を繰り広げたことは記憶に新しい。
そんなヒロムが満を持して帰国し、いきなり東京ドームでIWGP Jr.ヘビー級王座へ挑戦する。対するは、第75代王者のKUSHIDA。自らJr.ヘビー級の牽引役を買って出た新日本プロレスJr.の中心人物である。
最近ではLOS INGOBERNABLES de JAPONのBUSHIと抗争を繰り広げ、9月17日の大田区総合体育館で王座陥落。さらに、10・10両国ではBUSHIのバッククラッカーを食らって頸椎を負傷。長期欠場へ追い込まれたものの、11・5大阪のリターンマッチで見事に勝利。王座返り咲きを果たした。
ヒロムの挑戦に対してKUSHIDAは、「新しい敵、新しいシチュエーション、大歓迎です」とコメント。新たなライバル登場に闘志を燃やしている。ヒロムが1・4東京ドームで再びTIME BOMBを炸裂させるのか!? それともKUSHIDAがカウントダウンを断ち切るのか? ファンにとっても非常にフレッシュで刺激的な好カードとなった。
■名勝負以外はあり得ない! IWGP Jr.タッグ戦ヤングバックスvsロッポンギヴァイス!
今秋に開催された「Super Jr. Tag Tournament 2016」は、ロッキー・ロメロ&バレッタ(ロッポンギヴァイス)が優勝。
11・5大阪の優勝決定戦で石森太二&ACHを破った直後、現IWGP Jr.タッグ王者組のマット・ジャクソン&ニック・ジャクソン(ヤングバックス)に挑戦表明した。
両チームはこれまでにも同王座を懸けて何度も対決。ときには3WAYマッチや4WAYマッチを敢行し、常にハイレベルな攻防でファンを魅了し続けている。
ここ最近のロメロは絶不調に見舞われて黒星の山を築き、バレッタとの仲も最悪になった。だが、今回の「Super Jr. Tag」制覇を機に、2人の絆はさらに深まった感がある。この勢いのまま、一気にIWGP Jr.タッグ王座奪回を目論む。
一方のヤングバックスは、兄弟ならではの鉄壁な連携を武器にIWGPタッグ王座にも挑戦。ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコに敗れたものの、その実力を改めて見せつけた。
Jr.タッグの名手が真っ向勝負を展開する今回のタイトルマッチ。名勝負以外はあり得ない!