大阪・ランウェイラウンジにて、FCイベント『ファンミーティングin大阪』が行われ、ファンが集った。
まずは、司会の阿部誠リングアナの合図で、田口隆祐選手が、フエゴ選手の帽子で頭を叩き、ノリノリで登場。
続いて棚橋弘至選手は、CHEMISTRYの川畑要さん風にサングラスを耳にかけ、入場した。
両選手の登場に、会場のお客様は大興奮。
そして、今回のイベントは、一部で棚橋選手のトークショー、二部で田口選手のトークショーという構成となっており、一度田口選手は控室へ。
まず棚橋選手は、昨日のSANADA戦について、「SANADAはね、生きがいいですよね。身体能力の高いし、体もキレてるし、顔もカッコいいし。(※ファンから「タナの方がカッコいい」)待ってました(笑)。でも、そこはね、譲れないというか、なんとかドームへの道がつながったかなと」振り返った。
続いて、内藤哲也選手については、「一年前とは、立場が逆転してるというか。一年経ってみて、内藤が大ブレイクして、棚橋がなんとか追いつくっていうね。闘わずして、世代交代を成し遂げられたみたいなイメージですね」とコメント。
さらに、「昨日もリング上で、『世界に悪の栄えた試しはない』って。あれ、実は仮面ライダー2号の名言なんですね。で、そのあと『内藤哲也、お前が最後の希望だ』みたいなね、あれは仮面ライダーウィザードの(笑)。でも、あれはね、ほんと皮肉なもので、内藤と闘うことでしか、棚橋が東京ドームでシングルマッチを組まれる可能性がないってことなんですよ」と、昨日のコメントについての真意も語った。
また、時期シリーズ「WORLD TAG LEAGUE 2016」でのパートナーの話題になると、「これ呪われてますよ」と、過去3年パートナーが変わっていることに不安の声を漏らした。
他にも、「コスチュームは、ベルトがあって完成形」や、「真壁選手と柴田選手との同部屋時代の話」など、普段は聞けない話も飛び出し、会場を盛り上げた。
そして、最後に11月13日で40歳を迎える棚橋選手が、40歳の抱負なども語ると、「東京ドームは、最高の状態で出ます!」と宣言し、一部のトークショーは幕を閉じた。
続く第二部のトークショーとして、田口選手が再び登場。
この待ち時間については、「控室にカラオケがあったので、歌ってました」と、“歌手”道標明としての一面を早速アピールし、会場を盛り上げた。
また、今日の登場の際も踊ったフエゴのダンスについて聞かれると、「ほんと楽しくて、自然に笑顔になりますね、試合はそっちのけで(笑)。ボクには、入場しかないんで」とダンスへの熱い想いを語った。
今年は、道標明としてCDデビューなど、華々しい活躍を見せた2016年を振り返ると、「今年1年振り返って、何も残ってないなと。プロレスは諦めてますんで、今後は、歌手として、1本で」と、田口ワールド全開に。
ただ、そんな田口選手も、昨日のIWGPジュニアヘビー級選手権試合後、リングインして挑戦表明することを目論んでいたようだが、「急に時限爆弾が作動したんで、やめました(笑)」と、まさかの展開で断念したことを告白。
最後には、「ボクは、1.4(東京ドーム)じゃないです。12.31(紅白歌合戦)です。12.31に向けて、のど飴をなめていくという感じですね」と最後まで、独自の世界観で会場を盛り上げた。
両選手のトークショー後には、各選手の2ショット撮影会が行われ、壁ドンなど様々ポーズでの撮影に来場者は大満足の様子であった。
このあと四国でのイベント出演のため、一足先に退出することになった棚橋選手は、「今年、残り2か月ないんですけども、ずっと『愛してま〜す!』言ったり、言えなかったりだったんで、もうずっと言い続けて、残り2か月1年分頑張ります。っていうことで、じゃあ最後に、会場の皆さん、愛してま〜す!」とメッセージを残し、来場者に見送られながら、会場をあとにした。
棚橋選手の退場で、一人となった田口選手は、パンフレット&ポスター2種のプレゼント抽選会を行い、イベントを盛り上げると。景品をすべてプレゼントした後に、田口選手はノープランで、いきなり抽選を引き始める。
プレゼントがないことに慌てた田口選手は、すぐさま控室に戻ると、フエゴの帽子を抱え、それをそのままプレゼント。
このノープランのサプライズに、当選者は驚きの表情であった。
そして、イベントも最後の時間を迎えると、「今日は、大勢の方にお越しいただき、どうもありがとうございました。えぇ……(※突然涙ぐみ仕草をし)……うぅぅぅ……どうやってしめたらいいかわからないんです。棚橋さんがやるもんだと思ってたんで。今日は、どうもありがとうございました。最後に、ランウェイラウンジにお集まりの皆さん、大好きで〜す!」と大盛況のイベントを締くくると、“タグダンス”を披露した。