目前にせまった9.25神戸大会で、マイケル・エルガンの保持するIWGPインターコンチネンタル王座への挑戦する内藤哲也。
この一戦は8.14両国のタッグマッチのあと、エルガンが内藤にタイトル挑戦を要求したことで、実現することに。「俺はベルト以上の存在」と豪語する制御不能の男に、王座戦を目前に控えた心境を聞いた。
※インタビュー全編は、現在発売中の『Road to DESTRUCTION 2016』パンフレットをご確認ください。
■『DESTRUCTION in KOBE』
9月25日(日)16:00〜兵庫・神戸ワールド記念ホール
★対戦カードはコチラ!
★一般チケット情報はコチラ!
※ロイヤルシートは完売となりました。
※アリーナS、アリーナA、2FスタンドBは残り僅かとなりました。
※当日券は13:00より発売いたします。
■「ああ、力だけじゃなく、いろんなことやってくるんだな」って思ったし、割と俺の好みのスタイル
——そして今シリーズでは9.25神戸のメインで、エルガンのインターコンチネンタル王座への挑戦が決定しました。この一戦は8.14両国での8人タッグの試合後、内藤選手の振る舞いに怒り心頭のエルガンが、「俺がリスペクトを教えてやる。俺に挑戦してこい」とアピールしたことがきっかけとなります。
内藤 フフフ。これはオカダとIWGPヘビーをやったときにも言ったけど、いまは俺が黙っていても、ベルトのほうから近づいてくる状況ってことですよ。あのインターコンチの白いベルトも、「内藤に巻かれたい」って思い始めたってことじゃないですか? だって、俺はほしいなんて一言も言ってないんだから。
——では、あの8人タッグの試合後、エルガンの二本のベルトを蹴落とした理由は?
内藤 べつに深い意味は何もないですよ。邪魔だったからどかしただけです(ニヤリ)。
——内藤選手は去年5月のROH遠征、そして今年の『G1』公式戦と、エルガンには連勝を収めていますが、対戦相手としてどのように評価していますか?
内藤 ROHのときは、ハッキリ言ってあんまり印象に残ってないですね。どんな試合だったかも思い出せないし。いまは新日本の所属なんでしたっけ? それすらよくわかってない(笑)。ただ、今回の『G1』の戦いを通して、マイケル・エルガンっていう名前はハッキリとインプットしましたよ
——IWGPインターコンチと初代リーガエリーテ世界王座、二本のベルトを巻く王者の実力を認識した、と?
内藤 まあ、戦っていて楽しめたって感じかな。「ああ、力だけじゃなく、いろんなことやってくるんだな」って思ったし、割と俺の好みのスタイルっていうか。でも、楽しいっていう気持ちが出てくる時点で、それだけコッチに余裕があるってことですよ。
——なるほど。
内藤 今回、タイトルマッチこそ決まりましたけど、俺がエルガンに言葉を送るとしたら、「あの負け、なかったことにしてもいいのに」ってことですかね(ニヤリ)。
——柴田選手が『G1』公式戦で内藤選手に勝った際、「この負け、なかったことにすんなよ」と発言してましたが、それを逆手に取るようなコメントですね。
内藤 フフフ。べつにエルガンは、俺に負けたままベルトをずっと巻いててもよかったんですよ。でも、ベルトのほうから、「いま最も輝いている内藤選手に」って寄ってきたから、今回受けて立つまでで。だから、べつに俺は挑戦者なんて気持ちはないですよ。コッチがエルガンの挑戦を受けたあげるわけだからね。
■“ベルト以上の存在”になった俺が、あのベルトを巻いてインターコンチの価値を高めてあげますよ
——インターコンチというベルト自体に興味は持っていないですか?
内藤 いままではずっとゼロでしたね。あまりに中邑真輔の色というか手垢がつきすぎてたベルトだし、俺はIWGPヘビーこそナンバーワンだっていう思いが強いので。
——では、白いベルトに対するモチベーションは高くはない、と?
内藤 まあ、中邑がこのリングを去って、あのベルトに新しい色をつけるチャンスという意味では、少しは興味が沸いたかな。でも、それも0パーセントが1〜2パーセントに上がった程度ですけどね。だから、今回の王座戦に関しては、エルガンとの試合が思いのほか楽しいのがわかったから、「またちょっと、相手してやるか」って感じかな。“ベルト以上の存在”になった俺が、あのベルトを巻いてインターコンチの価値を高めてあげますよ(ニヤリ)。
■『DESTRUCTION in KOBE』
9月25日(日)16:00〜兵庫・神戸ワールド記念ホール
★対戦カードはコチラ!
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※ロイヤルシートは完売となりました。
※アリーナS、アリーナA、2FスタンドBは残り僅かとなりました。
※当日券は13:00より発売いたします。