【9月17日(土)大田区決戦目前!!】「KUSHIDAはつまんねえチャンピオン」「“俺の名前を言わざるを得ない状況”に追い込んだ」BUSHIに緊急インタビュー!【DR16】
いよいよ開催目前! 9月17日(土)東京・大田区総合体育館の『DESTRUCTION in TOKYO』! メインイベントでKUSHIDAの持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑むBUSHIに緊急インタビュー!
■『DESTRUCTION in TOKYO』
9月17日(土)18:00〜東京・大田区総合体育館 ★対戦カードはコチラ!
★一般チケット情報はコチラ!
★前売券情報
・「ローソンチケット」「イープラス」は9月15日(木)で販売終了。
・「チケットぴあ」は9月16日(金)で販売終了となります。
■余裕なんだか、余裕がないのを隠してるんだか、俺の名前を全然出さないのが気に食わなかった
——9.17大田区のIWGPジュニアヘビー級王座戦に向けて、KUSHIDA選手と各大会で前哨戦を繰り広げていますが、BUSHI選手は「会社が決めたんじゃなく、オマエの口から次期挑戦者として俺を指名しろ」と、再三アピールしてきましたね。
BUSHI まあ、べつにゴネてるつもりはないんですよ、もうタイトル戦自体は決まってたわけだし。でも、コッチが『SUPER J-CUP』1回戦負けなのに対して、KUSHIDAが優勝しているという部分で、何か“言う向き”があるんじゃないかとは思いましたけど。
——そのへんが気にかかっていたと。
BUSHI ただし、俺は2月の長岡のタイトルマッチこそKUSHIDAに負けてますけど、6月の『BEST OF THE SUPER Jr.』でリベンジして、8月の両国の6人タッグでもフォールを奪ってるんで。
——自分には「挑戦者の資格がある」ということですね。
BUSHI 俺が言いたいのは、「コッチはチャレンジャーであると同時に、アイツもリベンジャーなんじゃないの?」「王者が負けたままでいいの?」ってことなんですよ。それなのにアイツは余裕なんだか、余裕がないのを隠してるんだか、コッチの名前を全然出さないのが気に食わなかったですね。
——そこはこだわりがあった、と。
BUSHI 俺は会社に与えられたチャンスでベルトに挑むんじゃなくて、王者に自分の意思で挑戦者として指名してほしかっただけ。王座戦を盛り上げるのもチャンピオンの役目だと思うし、何より「おまえ、あの負けをなかったことにするのか?」って。
■会社にマッチメイクされたからやる? つまんねえチャンピオンだなって。
——今シリーズ、BUSHI選手のアピールに対して、KUSHIDA選手は「べつに挑戦者を指名する権利はいらない」(9.4桑名)、「(挑戦できることを)素直に喜んだらいい。実績、内容を残してない人間が挑戦者に選ばれたわけだから」(9.8新潟)と発言していましたが、やはり憤る部分があったわけですね。
BUSHI だったら、「じゃあ、オマエは会社の言いなりか?」「言いなりのチャンピオンに魅力があると思ってるのか?」と。それに「その“実績のない人間”に3カウント取られてるのは誰だ?」って話だし。「会社にマッチメイクされたからやる? つまんねえチャンピオンだな!」って。
——BUSHI選手が9.12後楽園で実力行使というか、KUSHIDA選手に奇襲攻撃の末、フォール勝ちを奪い、あらためて「俺を指名しろよ」とアピールしました。結果、KUSHIDA選手から「次の挑戦者、望みどおり、BUSHIだ!」という言葉を引き出しましたね。
BUSHI フフフ。後楽園を含めれば、コッチは王者から都合3回もフォールを奪った。“俺の名前を言わざるを得ない状況”に追い込んでやったってところですね。
■俺は新日本に入ったときからアイツを強烈に意識してましたから。
——後楽園大会では最初、BUSHI選手と思わせる人物が登場。相手を油断させたところで、本物のBUSHI選手が姿を現し、KUSHIDA選手に毒霧を見舞ったわけですが、あの“謎のパレハ”の正体は?
BUSHI まあ、そこは“トランキーロ”ってヤツですよ(ニヤリ)。とにかく、俺の作戦にまんまとハマったKUSHIDAが、ファンの前で赤っ恥をかいた。それは事実じゃないですか?
——では、『SUPER J-CUP』も制した現王者のKUSHIDA選手の実力については、どう見ていますか?
BUSHI たとえKUSHIDAがどんな勲章を持ってようが、周りが二人の力関係をどう見ていようが、俺がアイツを認めることはないですよ。認めた時点で終わりだから。まあ、アイツの“腕殺し”さえしのげば、自ずと勝ちはコッチに転がり込むと思っているんで。
——では、ビッグマッチのメインを同年代であり、BUSHI選手がライバル視していたKUSHIDAと飾ることに感慨深さのようなものは?
BUSHI べつにプロレスにかぎらず、俺は同年代の人間は意識してますよ。それは会社を経営してるとか、ほかのスポーツで活躍してるとかね。ただ、KUSHIDAに関しては、お互いに生え抜きじゃないという部分でも立場が似てるし、俺は新日本に入ったときからアイツを強烈に意識してましたから。
■ベルトへのこだわり以上に、俺はKUSHIDAにだけは負けたくない
——KUSHIDA選手もBUSHI選手がL・I・Jに加入する以前から、同世代として奮起を促すような発言をしていました。
BUSHI ……。俺はね、長期欠場から復帰するときに、アイツと同じコーナーにはだけ立ちたくなかったんですよ。それまでは同じ本隊のジュニアとして組んでたんですけど、自分が上にいくためには、反対側のコーナーに立たなきゃいけないと思った。
——実際、L・I・J加入以降、BUSHI選手の存在感は大きく増したと思います。
BUSHI L・I・Jになってから、メインで闘うのもあたりまえになりましたからね。だから、今回はメインでKUSHIDAと闘うとなっても、べつに気負うモノは何もないですね。
——BUSHI選手はまだIWGPジュニアのベルトをまだ戴冠したことはないですが、今回の王座戦はベルトに対する意識と、KUSHIDA選手へのライバル心、どちらが大きいですか?
BUSHI やっぱりKUSHIDA、ですかね。ベルトへのこだわり以上に、俺はアイツにだけは負けたくない。2月のタイトルマッチも、周りからは「“いい試合”だった」って声を聞くんですけど、負けた試合に評価なんかいらないんで。とにかく、俺の目的はアイツを完膚なきまでにネジ伏せること。
——2月の王座戦ではセコンドの介入もありましたが、今回も勝つために手段は選ばないですか?
BUSHI まあ、いまの自分は“いい試合”をしようとは思ってないんで。一つだけ忠告するなら、「何も起こらないまま、このタイトルマッチが終わると思うなよ?」って感じですかね(ニヤリ)。
——今回の王座戦も大荒れになりそうな予感がします。
BUSHI フフフ。KUSHIDAが「新日本ジュニアを明るい未来にお連れします」とか言ってますけど、コッチはそんなことはどうでもいい。俺には俺自身の未来を明るくするためにやらなきゃいけないことが、たくさんあるからね。新日本ジュニアのヤツらにも、俺の力を見せなきゃいけないし、『SUPER J-CUP』で負けた鈴木軍とも、いずれ交わることがあるかもしれない。まずはKUSHIDAを大田区のマットにキッチリ沈めてやりますよ。