• 2016.6.13
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6月19日(日)大阪城決戦目前!「ケニーよ、本当に俺と闘う“覚悟”はできているのか?」マイケル・エルガンに直撃!【DM16】
6月19日(日)『DOMINON 6.19』大阪城ホール大会がいよいよ目前! 今回は、棚橋弘至に代わって、ケニー・オメガのインターコンチネンタル王座、しかも“ラダーマッチ”で挑戦する“アンブレイカブル”マイケル・エルガンを直撃インタビュー!

■『DOMINION6.19 in OSAKA-JO HALL』
6月19日(日)16:00〜大阪・大阪城ホール
★対戦カードはコチラ!

★一般チケット情報はコチラ!
※「ロイヤルシート」
「1Fひな壇」「1Fアリーナ」は完売。

ステージ裏側エリアを開放、「2階特別席」「2階指定席」を増席いたしました。

■ケニーはタナハシを欠場に追い込んだ張本人だろ? 「だったら俺がいくしかない!」と思ったんだ。

 
——エルガン選手、今日は6月19日(日)大阪城ホールに向けて、インタビューよろしくお願いします。
 
エルガン ノー・プロブレムだ。なんでも聞いてくれ。
 
——今回、ケニー・オメガ選手とIWGPインターコンチネンタル王座を賭けた“ラダーマッチ”が正式決定しましたが、再挑戦を表明した理由をあらためて教えてください。
 
エルガン オーケー。それには二つの理由がある。一つは、ケニーがタナハシ(棚橋弘至)の肩を破壊してしまったこと。タナハシは俺のベストタッグパートナーだし、ベストフレンドでもある。タナハシとは常に「一緒にBULLET CLUBを壊滅させよう!」と言ってたのにね……。もう一つは、もちろんインターコンチネンタル王座に挑戦して負けたリベンジ、そのチャンスを狙っていたからだよ。
 
——今年の4.27博多スターレーン大会でケニーと凄まじい試合を展開しましたが、残念ながら敗れてしまいましたね。
 
エルガン あの悔しさは忘れてないよ。だが、タナハシの挑戦が決まったことで、気持ちを切り替えて、タナハシをバックアップするつもりだった。でも、そんなタナハシが挑戦できなくなった……。しかも、ケニーはタナハシを欠場に追い込んだ張本人だろ? 「だったら俺がいくしかない!」と思ったんだ。
 
——再挑戦する“理由づけ”がキッチリ揃っていましたね。
 
エルガン イエス。そもそも、今年2月にあのベルトの“新王者”を決めるために、ケニーとタナハシで争った。そしてケニーがベルトを巻いた。次に俺が挑戦したが、俺が負けてしまったから、今度はタナハシが立ち上がった。ケニーからの“無法要求”を飲んでまでね。そんなタナハシが欠場になった……。だったら、俺が立ち上がるしかないだろ? すべては繋がっているんだよ。
 
——最初に、「棚橋選手が大阪城ホール大会を欠場する」と聞かされた時、どう思いました?
 
エルガン 本当に残念だったね。アメリカのROH遠征で一緒に試合をしてた時は「大丈夫だ」と言ってたんだけど……。とにかく、今回はケニーが俺とタナハシ、2人の気持ちを引き裂いたようなものだ。アイツの行動には、心底腹が立ってるよ。
 
■勝利までほんの少しだった。自分でも、試合中に「勝ったぞ!」と思った瞬間が2回もあったくらいだよ

 
——ただ、こういう流れになっても、ケニー選手はなかなかエルガン選手の挑戦を受けませんでした。
 
エルガン まあ、ケニーは俺との再戦を恐れていたんじゃないか? 前回、ベルトを懸けての対戦(4.27博多)の怖さを思い出したんだろう。あの試合に、実力の差はほとんどなかったのは誰の目にも明白だ。きっとケニーは「もう一回、エルガンと闘ったら、ヤバいことになる!」と思ってたんだろう。-
 
——その博多のケニー戦はあなたにとって新日本初のシングルでのタイトルマッチでしたが、ケニー選手がテーブルやラダーを持ち出して、ハードコアマッチ的なバトルになりました。
 
エルガン イエス。まあ、ケニーはそういったモノを使わないと「エルガンには対抗できない」と思ってたんだろう。試合に関しても、勝利までほんの少しだった。自分でも、試合中に「勝ったぞ!」と思った瞬間が2回もあったくらいだよ(苦笑)。
 
——たしかにパワーという部分では、エルガン選手が圧倒していたイメージです。
 
エルガン オフコース。まあ、ケニーはいまジュニアヘビー級からヘビー級へ移行している途中の段階だろ。以前、ジュニア時代のケニーは「優秀なアスリート」というイメージだった。いまはヘビー級のホーク(鷹)になろうとしているんだろう。だが、俺から見ればジュニアから完全に脱却はできていない。だから、あのようなスタイルでごまかしてるんじゃないか。
 
——あの試合での最大の衝撃、場外テーブルに叩きつけられたのもケニー選手の方でしたしね。
 
エルガン イエス。まあ、彼がスチール製のゴミ箱やテーブルを持ち出さなかったら、俺の闘い方もずいぶん変わっていただろう。あそこまではやらなかったかもしれない。ただ、俺だって、テーブルやラダーの使い方は十分わかってる。だから、オオサカジョーでも彼が何を持ち込んできても構わない。逆に、この俺がアイツ以上にすべてを使いこなしてやるよ!
 
■今回はどこまでやってしまうのか? 正直わからない。ケニーよ、本当に俺と闘う覚悟はできているのか?  

——あらためて、ケニー選手を“いちレスラー”としてはどう評価してますか?

 
エルガン まあ、ケニー・オメガの実力は認めているし、素晴らしいレスラーだとも思ってるよ。俺が長年見てきた中でも確実にトップクラスの選手だし、いまのニュージャパンでもトップの1人だ。運がいいことに、俺はそういった素晴らしいレスラーに囲まれた中で闘えている。たとえば、ケニーが率いるBULLET CLUBとの試合でも、単に技術をぶつけるだけでなく、タクティクス(戦略)も必要だ。ハードなファイトをしながら、頭を使ってスマートに闘わないといけない。もちろんオーサカジョーホールでの闘いもそうなるだろうな。
 
——前回はありませんでしたが、試合に“介入”される可能性もありますしね。
 
エルガン ああ。しかし、ヤングバックスだろうがユージロー(高橋裕二郎)だろうが、バッドラック・ファレだろうが、ほかの誰が試合に介入してきても俺は驚きはしない。そんなこざかしい手口を想定しているなら、ケニーはまさしくバッドラックに見舞われるだろう(ニヤリ)。
 
——過去にラダーマッチの経験は?
 
エルガン 2度ほど経験があるよ。結果は1勝1敗だけどね。しかも、1度は右ヒザに大きなダメージを受けて手術しなければならなかったんだけど……。
 
——あ、そんな危険な試合になりましたか。
 
エルガン 最後にやったのは、もう10年も前のことさ(2008年10月19日、IWAミッドサウス・イリノイ州ジュリエット大会、サミ・キャリハン&エルガン組vsキッド・ハイブリッド&ジェフ・ブルックス組=TLCマッチ)。……まあ、たしかにケニーの方がラダーマッチの経験は豊富かもしれない。しかし俺もいろいろなラダーマッチを見てきたし、シッカリと研究もしてる。けして、「ラダーマッチのマイケル・エルガン」を甘く見ない方がいいぞ?(ギロリ)。 
 
——ケニーはラダーマッチを“自分の庭”と思っているかもしれませんが、油断は禁物でしょうね。
 
エルガン イエス。俺自身、試合になったら、どういう展開になってしまうのか? 今回はどこまでやってしまうのか? 正直わからない。マイケル・エルガンが完全にリミッターを外したらどうなってしまうのか? ケニーよ、本当に俺と闘う覚悟はできているのか? 引き返すならいまのうちだぞ?(ニヤリ)。
 
——今回は、新日本プロレスの50年近いタイトル戦の歴史の中でも、初のラダーマッチになりますが。
 
エルガン イエス。だからこそ、大きな注目を集めていることも知ってるよ。じゃあ、俺に今回のラダーマッチに向けた特別なプランがあるかって? その答えはもちろん「イエス」だ。ただ、けしてプラン通りも進まないのもわかっている。その時の展開次第で、一瞬のひらめきも必要になるだろうな。
 
——特殊な試合形式だけに、一瞬一瞬の判断は極めて重要になってきますね。
 
エルガン ラダーをどう使うか? テーブルをどう使うか? それ以外のアイテムをどう使うか? そして、相手をどれだけ痛めつけるか。ケニーが勝つために、どのような方法を想定しているのかもあらかじめ考えておかないといけない。
 
■俺にとっては、プロレス人生のなかで一番のビッグチャンスさ。勝てば、この試合が一番の思い出の試合になる。

 
——ちなみに、あなたがこれまで見てきたなかで、印象に残ってるラダーマッチは?
 
エルガン やはり、レーザー・ラモンvsショーン・マイケルズ初のラダーマッチ(1994年3月20日「レッスルマニア10」)だろうね。あの試合が最高にセンセーショナルだったからこそ、ラダーマッチという試合形式がこの業界に定着したわけだ。
 
——ケニー選手も影響を受けたことを公言している、ラダーマッチの金字塔的な試合ですね。
 
エルガン それに、ラダーマッチの歴史は必ずしも1対1だけじゃない。数多くのタッグマッチが行われている。俺もタッグでのラダーマッチを経験してるしね。逆に最近のアメリカでは1対1のラダーマッチの方が特別になってしまったんじゃないか? 
 
——ある意味、今回はラダーマッチの“本道”の試合が観れるわけですね。
 
エルガン イエス。それをニュージャパンは実現させるんだ。これはオフィスにしても大きな決断だったかもしれない。10年前と比べて、ラダーマッチは大きく進化していると思う。ケニーからすれば、オールドスクールのラダーマッチしか経験していない相手として俺をナメてるのかもしれない。だけど、そんなマイケル・エルガンが逆に一番スペシャルで、一番デンジャラスな相手かもしれないぞ? まあ、俺はアイツにどんなに痛めつけられても構わない。最後の最後にベルトを手にすればいいだけさ。
 
——今回のラダーマッチは新日本にとってもエポックメイキングな試合になると思います。しかもその試合が年間2番目に大きな大会で、セミファイナルで組まれたということに関してはどう思います?
 
エルガン フフフ。まさしく俺にとっては、これまでのプロレス人生のなかで一番のビッグチャンスさ。ここに勝てば、この試合が一番の思い出に残る試合になる。ファンのみんなはどう思ってるかな? 俺が勝てばビッグサプライズになるのかな? とにかく自分でもエキサイトしているし、いまから試合が楽しみだよ。
 
——ちなみに、あなたのキャリアの中で、ここまでで一番思い出に残っている試合は?
 
エルガン う〜ん。ひとつに絞るのは難しいな。二つ上げさせてくれ。一つは昨年の「G1 CLIMAX」でのデビュー戦(2015年7・23静岡、vsオカダ・カズチカ)かな。いきなり日本で、ビッグマッチのメインイベントで、しかもIWGPヘビー級チャンピオンとの対戦だったからね。もう一つはROH世界王者になった試合かな(2014年6.22ナッシュビル、vsアダム・コール)。まあ、すぐにオーサカジョーホールが “イチバン”になるだろうけどね(ニッコリ)。
 
——最後にタイトルマッチに向けて、日本のファンにメッセージを。
 
エルガン オーケー。まず最初に、これまで日本全国で俺のことを応援してくれてありがとう。みんなの心に「マイケル・エルガン」の名前がシッカリと刻まれていることが本当にうれしいんだ。ファンの声援があったからこそ、俺は日本のことがドンドン好きになったし、日本のファンのこともさらに好きになった。もちろん日本のスタイルもね。これからも“ビッグ・マイク”のことを応援してほしいね。
 
——さらに、あなたの新日本での人気は上昇していくと思います。
 
エルガン サンキュー。そういった日本のファンからの声援やサポート。それを胸に誇りを持ってケニーと闘うよ。そして、インターコンチネンタルのベルトを手にするシーンを見せることで、みんなにシッカリとお礼をしたいね。とにかく凄い試合を見せるつもりだから、6月19日、オーサカジョーホールを楽しみにしていてくれ!

聞き手/橋爪哲也

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