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3月19日(土)東京・後楽園ホールにて、プロレスリング・ノア「GREAT VOYAGE 2016 in KORAKUEN」が開催。この日は、GHCのヘビー、タッグ、ジュニアヘビー、ジュニアタッグと、計4つの王座戦が同日に行われた。
■杉浦が“大流血”の中嶋を沈めて、GHC王座を死守！ 3.27鈴木軍興行メインは、鈴木＆杉浦vs丸藤＆潮崎へ！
メインイベントのGHCヘビー級選手権では、王者の杉浦貴にノア所属となった中嶋勝彦がチャレンジ。試合は、序盤から白熱の展開が続き、たがいに譲らない。
試合中盤以降、鈴木軍が介入を試みようとするが、これをノア本隊がなんとか食い止める。しかし、試合終盤になり、中嶋の西永レフェリーにキックが誤爆してしまう。このスキに、杉浦はみのるから渡されたパイプイスで中嶋を問答無用の乱打！
この暴挙で大流血となった中嶋は大ピンチを迎えたが、粘りに粘って場内の歓声を集める。しかし最後は、杉浦の雪崩式のオリンピック予選スラムという破天荒技を食らって無念の轟沈……！
試合後は、勝利した鈴木軍がリング内をジャック。みのるは、3月27日（日）鈴木軍興行のメインイベントで杉浦＆鈴木組と対戦するノアからの “選抜メンバー”に丸藤正道と潮崎豪のタッグを自ら指名してみせた。
■K.E.Sは無敵のGHCタッグ“V7”達成で、防衛タイ記録を樹立！
また、この日のセミファイナルとして行われたGHCタッグ選手権は、ただいま無敵の6連勝を続ける、王者の“K.E.S” ランス・アーチャー＆デイビー・ボーイ・スミスJr.に、潮崎豪＆マイバッハ谷口の“盟友”タッグが挑戦。
気合満点の谷口と潮崎が、試合を優勢に進める場面も多くあったものの、最後は“K.E.S”が必殺のキラーボムを連発で決めて、谷口に完全勝利。
なんと同王座の防衛タイ記録となる“V7”を達成した怪物タッグは、さらなる防衛新記録の更新を宣言して、気勢を上げた。
なお、第5試合のGHCジュニア・ヘビー級選手権試合では王者・金丸義信が、TAKAやタイチの介入もあって、最後はタッチアウトで石森太二にスニーキーに初防衛。
第4試合のGHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合では、挑戦者の大原はじめ＆拳王が、原田大輔＆小峠篤司に挑戦。最後は、ムイ・ビエンクラッチで、大原が原田を下し、新王者となった。
写真提供／週刊プロレス
■プロレスリング・ノア「GREAT VOYAGE 2016 in KORAKUEN」
3月19日(土)東京・後楽園ホール
第2試合
ノアvs.鈴木軍 ジュニアヘビー級6人タッグマッチ 30分1本勝負
○キャプテン・ノア＆平柳玄藩＆熊野準
[9分27秒 サムソンクラッチ]タイチ＆TAKAみちのく＆エル・デスペラード×
第3試合
ノアvs.鈴木軍 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○丸藤正道＆モハメド ヨネ＆北宮光洋
[11分56秒 不知火→片エビ固め ]
鈴木みのる＆シェルトン・X・ベンジャミン＆飯塚高史 ×
第6試合
GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負
○デイビーボーイ・スミスJr.＆ランス・アーチャー（王者組）
[18分32秒 キラーボム→エビ固め]（挑戦者組）潮崎豪＆マイバッハ谷口×
※K.E.Sが7度目の防衛に成功
第7試合
GHCヘビー級選手権 60分1本勝負
○杉浦貴（王者）[29分40秒 雪崩式オリンピック予選スラム→体固め]
（挑戦者）中嶋勝彦×
※杉浦が初防衛に成功
