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■イッテンヨン大使とは？
各界で活躍するプロレスファンの皆さんに、新日本プロレスの1.4東京ドーム大会を応援、バックアップして頂く、今年2度目となる応援プロジェクトです。
今回は、俳優・歌手の梅沢富美男さんにインタビュー！
■「棚橋君もオカダ君も自分の“スタイル”を持っている。 それは“何をやってもカッコいい”ということ」
今年も2年連続で“イッテンヨン大使”に就任いたしました、梅沢富美男でございます。いやあ、嬉しいねぇ。今回もがんばって応援しますよ！
そんな私が、今回の東京ドームで一番注目するカード……それはオカダ君vs棚橋君のIWGPヘビー級選手権だね。
前回は、棚橋君がチャンピオンで、オカダ君が挑戦者だったけど、一年で逆転しちゃった。まあ、勝負ごとの世界って、一瞬で立ち位置が変わるから。今回は、棚橋君がチャンピオンのオカダ君に向かっていくと。さて、どうなるか？
でも、この試合は“新旧交代”じゃないんだよ。これが役者の世界だと、年功序列みたいな部分もあってさ、綺麗な女形も歳をとってくれば、醜くなってくることもある（苦笑）。そうなれば引退なんて話も出てくるけど、棚橋君はまだそんな年齢じゃない。だから予測はつかないよね。
棚橋君とは実際に、何回か会ったことがあるけど、スポーツ選手として生きていくうえで、いいモノをいっぱい持っているよね。まずは、「性格が明るい」ということ。そして、「考え方がやわらかい」という部分。舞台の世界もそうなんだけど、頭が凝り固まった役者ってダメなんだよ。どっかで、役者ってモノを忘れられる、自分を俯瞰できるような性格を持っていないと。
オカダ君とは面識がないんだけど、棚橋君と同じように、自分にしかない確固とした“スタイル”を持ってるよね。 それはつまり「何をやってもカッコいい」ということなの。
舞台役者という立場から見ると、この二人はきっと歌っても踊っても芝居をしても、“魅せてくれる”と思うし、何をやらせても遜色ないと思うよ。
これはウチの若い子にもよく言うんだけど、「踊る」のと「踊れる」ってのは全然違うんだ。「踊る」っていうのは極端な話、そのへんのおばあさんでも誰でもできる。でも、「踊れる」っていうのは“プロの世界”のことなの。その行為を人前で見せられるか？ その資格や覚悟があるか？
そういう意味で、オカダ君も棚橋君も「プロレス」の世界で一流のモノをシッカリ身に付けてる。だからこそ、新日本プロレスの人気は上がり続けているんだと思うよ。一過性のブームってのは、どんな世界でもあるんだ。でも、新日本プロレスは浮き沈みの時代を経験しつつも、ここ数年間、ドンドンお客さんが増え続けてるでしょ？ その理由は、彼らのような“本物”がいるからですよ。
僕は今回も東京ドームにうかがう予定なんだけど、あの会場に行くと歳を忘れるというか（笑）。普段血圧は平均で115くらいなんだけど、140から150くらいにグッと上がる。若さのホルモンが出てくるんですよ。自分にとって最高に心地のいい空間だから、今回もぜひ興奮させてもらいたいね！
■梅沢富美男（俳優／歌手）
1950年11月9日、福島県福島市出身。剣劇一座「梅沢劇団」の創設者・梅沢清を父に持ち、美しい女形で「下町の玉三郎」と呼ばれ、大衆演劇界のトップスターに。以降、ドラマ・映画・バラエティで活躍。83年「夢芝居」で紅白歌合戦出場。現在「粋なオトナの生ワイド! バラいろダンディ」（TOKYO MX）木曜レギュラー。
好きな新日本プロレスのレスラーは、真壁刀義選手と棚橋弘至選手。
来年の“イッテンヨン大使”が岩本輝雄、梅沢富美男、大槻ケンヂ、倉持明日香、田口華、三森すずこ＆橘田いずみ、やべきょうすけ（敬称略）に決定！
【チケット情報】
『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』
●1月4日（月）17:00〜
東京・東京ドーム
※「ロイヤルシート」は完売いたしました。
※「アリーナA」は残り僅かとなりました。
