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プロレスリング・ノアの『グローバル・リーグ戦2015』公式リーグ最終戦となった新潟市産業振興センター大会は、最後の最後で波乱の展開となった。
まず、Bブロックで鈴木みのるとトップ並走していたシェルトン・X・ベンジャミンが中嶋勝彦に快勝し、「13点」獲得と順調に勝ち点を伸ばした。
これに対し、同ブロックの鈴木みのるは、“同門”の飯塚高史と対戦。試合は、大乱闘からスタート。荒れ模様の展開となったが、なんと最後は、飯塚が“ボス”の鈴木とまさかの場外心中！ 鈴木が脱落し、ベンジャミンの決勝進出が決定した。
一方、混戦模様のAブロックは、田中将斗、杉浦貴、丸藤正道、クリス・ヒーローが首位タイで並ぶ。まず小島聡がクワイエット・ストームと対戦。ラリアットで試合を決めて、4勝3敗＝8点で公式リーグを終了した。
続いて、ランス・アーチャーが田中将斗にブラックアウトで勝利。田中は4勝3敗＝8点で公式戦終了。アーチャーは3勝4敗＝6点となった。
デイビーボーイ・スミスJr.は、杉浦貴をオクラハマスタンピートで沈めて、3勝4敗＝6点。杉浦は4勝3敗＝8点でリーグ戦終了となった。
迎えたメインイベント。丸藤がクリス・ヒーローと対峙。試合は一進一退となったが、最後は虎王、不知火の連続攻撃でヒーローを攻め込み、トドメの虎王を再度決めて、見事に3カウントを奪取。
勝ち星を5勝2敗＝10点とした丸藤が決勝進出が決定。「俺にはこのリーグ戦、優勝しなきゃいけない理由、義務がある」とキッパリ優勝宣言。リングに現れたベンジャミンと睨み合いを展開。
11月8日（日）後楽園ホールで丸藤vsベンジャミンの決勝戦が決定。最終局面でノアの命運は、“エース”丸藤に託された。
■プロレスリング・ノア『グローバル・リーグ戦2015』
11月6日(金) 開場:17:30 試合開始:18:30
新潟市産業振興センター
964人（満員）
第2試合 ジュニア・ヘビー級3WAYマッチ30分1本勝負
○石森太二(4分51秒 450°スプラッシュ → エビ固め）タイチ×
※もう一人はザック・セイバーJr.
第5試合 グローバル・リーグ戦2015 Bブロック公式戦30分1本勝負
○シェルトン・X・ベンジャミン[6勝1分け＝13点]
（13分01秒 ペイダート → 片エビ固め）中嶋勝彦[4勝3敗＝8点] ×
第6試合 グローバル・リーグ戦2015 Bブロック公式戦30分1本勝負
△鈴木みのる[5勝1分け1両者リングアウト＝11点]
（7分17秒 両者リングアウト）飯塚高史[6敗1両者リングアウト＝0点]△
第7試合 グローバル・リーグ戦2015 Aブロック公式戦30分1本勝負
○小島聡[4勝3敗＝8点]（7分46秒 ラリアット → 片エビ固め）
クワイエット・ストーム[1勝6敗＝2点]×
第8試合 グローバル・リーグ戦2015 Aブロック公式戦30分1本勝負
○ランス・アーチャー[3勝4敗＝6点]（10分16秒 ブラックアウト → エビ固め）
田中将斗[4勝3敗＝8点]×
第9試合 グローバル・リーグ戦2015 Aブロック公式戦30分1本勝負
○デイビーボーイ・スミスJr.[3勝4敗＝6点]
（11分28秒 オクラホマスタンピート → 片エビ固め）
杉浦貴[4勝3敗＝8点] ×
第10試合 グローバル・リーグ戦2015 Aブロック公式戦30分1本勝負
○丸藤正道[5勝2敗＝10点（12分34秒 虎王 → エビ固め）
クリス・ヒーロー[4勝3敗＝8点] ×
