10月11日(日) 東京ドームシティ内ラクーア ガーデンステージにて、「KING OF PRO-WRESTLING」10.12両国国技館大会・タイトルマッチの公開調印式が行われた。
※「砂かぶり」「アリーナA」「2階特別席」は完売、「アリーナB」は残り僅か。
※当日券は、昼12時より販売します。
まずは、調印式の前に、司会の清野茂樹アナウンサーより、ジュース・ロビンソン選手の新日本プロレス入団が発表された。
■ジュース・ロビンソンのコメント
ロビンソン「今日という日は自分にとって、非常に輝かしい日だ。新日本プロレスというものは、私にとって憧れの、そして名誉あるプロレス会社だと思ってます。私がこの場にいること、非常に嬉しく思っております。明日の両国、そしてこれからも新日本プロレスの一員として、頑張っていきます。アリガトウゴザイマス」
ロビンソン選手の入団会見後に、公開調印式が行われ、まずは、NEVER無差別級選手権試合で対峙する、真壁刀義選手と石井智宏選手が登場。
■石井智宏選手のコメント
石井「まぁ3連敗してますけど、俺の気持ちはまったく折れてねぇし。3回負けたら4回目に勝ちゃいいと思ってるし。4回負けたら5回目に勝ちゃいいし。気持ちが折れねぇ限り、俺は闘い続ける」
■真壁刀義選手のコメント
真壁「結果はいつもと同じだよな。これまでと同じってことだ。あとはよぉ、その結果でそう易々とチャンピオンシップに挑戦できねぇってことをわからしてやる。それだけだ」
■質疑応答
——石井選手から勝率の話も出ましたが、その点に関してお互いどのようにとらえてますか?
石井「別に気にしてねぇよ」
真壁「今言った通りだよ。完膚なきまでに叩きのめす。いつも通りだよ」
——今年4度目の闘いですが、改めてお互いに警戒する点は?
石井「まぁいつも通り、どっちかが最後に立ってるか、立ってねぇか、それだけだろ」
真壁「これまたいつも通りでよ、先にぶっ倒れた方が負けだろ。それだけだ」
——石井選手はNEVERのベルトにこだわりを持ってると思いますが、チャンピオンとしての真壁選手をどのようにご覧になってますか?
石井「まぁ俺以外でやったの飯伏くらいだろ?だから印象にないね」
続いて、東京ドーム・IWGPヘビー級選手権試合挑戦権利証争奪戦で対戦する、棚橋弘至選手と内藤哲也選手が登場。
■内藤哲也選手のコメント
内藤「この挑戦権利証、言っとくけど、俺、『欲しい』なんて一言も言ってないからね。なのに明日、この挑戦権利証を賭けて試合をしなきゃけないわけで。まぁ結局この会社は、棚橋の言うことがすべてだから。この新日本プロレスっていう会社は、棚橋の言いなりだからね。どうしても俺と明日試合がしたいんだろ、棚橋。まぁ組まれちゃったら、試合はしますよ。ただし、俺はチャレンジャーじゃない。棚橋、お前がチャレンジャーだ。お前の挑戦を、しっかり受け止めてあげようっかなぁって思ってます。まぁそれより、俺にとって大切なこと、明日両国国技館に、俺の“パレハ”を連れてくる。その“パレハ”は一体誰かって?トランキーロ、あっせんなよ」
■棚橋弘至選手のコメント
棚橋「この間のイギリス遠征も、これ(挑戦権利証)を持って行ってきました。これを持ってると、どういうイメージが浮かんでくるかと言うと、ドームで挑戦して、IWGPのベルトを巻いてる自分が見えてきます。そういう価値のある権利証だということが、ずっと一緒いることによって見えてきました。『G1』で優勝しましたけども、内藤に1回そこで負けました。で今回こういう流れで明日試合します。すんなり決まったのは、なぜか。俺が言うことが、いつも正しいからです」
■質疑応答
——両国に連れてくるという“パレハ”についていかがですか?
棚橋「まぁ気になるのは、その“パレハ”パートナー問題なんですけど、ボクもパレハ問題、しっかりキャプテンに頼んどきますんで。頼りになる男なんですよ」
——内藤選手から「権利証を欲しいとは言ってない」という発言でありましたが?
棚橋「これはね、ボクが言ってることが正しいかどうか。他のレスラーだって正しいかどうかなんて、結局判断するのは、ファンの皆さん。明日結果が出ます」
——内藤選手、もし権利証を獲った場合はどうされますか?
内藤「一応明日の両国大会の権利証を賭けた闘いの勝者と、そのあとに行われるタイトルマッチの勝者が、東京ドームでタイトルマッチを行うということには、一応なってるけどね。さっきも言ったように、この会社は棚橋が言ったことがすべてだから。棚橋が『もう1回』って言い出したらね、もう1回やんなきゃいけない。結局たぶん今年、あと30試合ぐらいあるんすよ。最悪俺は対棚橋戦30連戦も覚悟の上で、明日は試合しなきゃいけないなぁって思ってます。なので、30連戦の初戦ぐらいにしか、俺は明日の試合考えてないです。そして俺がこの権利証を最後まで守り抜いた場合、ここで新日本プロレスを応援して下さるファンの皆様の前で、約束しますよ。2年前に行われた、新日本プロレスを応援してくれるファンの皆様の意見を大事にするってことで、メインイベントとセミファイナルのタイトルマッチ2つ、どっちを東京ドームのメインで見たいかと、ファンの皆様の意見を大事にしたいってことで、2年前やったんでしょ?だったら俺も今現在新日本プロレスを応援してくれるファンの皆様の意見を大事にしたいんで、俺が権利証を獲ったら、東京ドームの試合順、ファン投票ぜひやらせてもらいますんで、期待してください」
——今の内藤選手の発言を受けていかがですか?
棚橋「うーん……そうですね、ちょっと権利証の闘いなんですけどね、内藤がやさぐれてしまったので、更生させるのと、今の話を聞いてても、明日の試合の主役は内藤。話題もってかれてるっていう悔しさがあるんで、それを含めて、明日全部借りを返します」
——“パレハ”はどんな人物ですか?
内藤「なに?」
——“パレハ”のヒントは?
内藤「だから言ってんじゃん。明日まで、トランキーロだよ」
——今日、日本にはいらっしゃるんですか?
内藤「しつこなぁ。トランキーロだよ。別に外人なのか、日本人なのか、選手なのか、レフェリーなのか、またまたアナタ、パレハじゃないの?わかんないからねぇ。まぁとにかくその答えは明日両国まで、トランキーロだよ」
そして最後に、IWGPヘビー級選手権試合で激突する、オカダ・カズチカ選手とAJスタイルズ選手が登場。
■AJスタイルズ選手のコメント
AJ「明日のタイトルマッチに向けて、俺の言いたいことは非常にシンプルだ。オカダに明日教えてやる。そしてIWGPのチャンピオンに俺が返り咲く」
■オカダ・カズチカ選手のコメント
オカダ「『G1』優勝できず、いろんな人に負けました。そして『G1』最終日にAJにも負けて。明日で東京ドームのメインイベントも決まりますから、しっかりAJに勝って。まぁ簡単に勝てる相手ではないですから、しっかり勝って、またIWGPに輝きを取り戻していきたいと思います」
■質疑応答
——これまで対戦では、互いの必殺技で勝利収めてきましたが、明日の試合はレインメーカー、スタイルズクラッシュで勝負を決めたいですか?それともどんな手を使ってでも勝利を狙いますか?
AJ「明日の最後に決まり技は決まっている。このBULLET CLUBのAJスタイルズが勝つ。そしてその最後の技は、スタイルズクラッシュだ」
オカダ「この技でっていうのは、特にありません。と言いたいですけども、しっかりレインメーカーで3カウント獲らせていただきます」
——明日の勝者が東京ドームのメインイベントに立てますが、その時は棚橋選手と内藤選手のどちらと闘いたいですか?
AJ「明日の棚橋内藤戦の勝者、それはあまり気にすることでない。今自分が思っているのは、とにかく明日勝つ。そしてこのベルトを私がいただく。それだけだ。しいてそのあと考えるとしたら、棚橋だ。なぜなら先日の試合でも負けているからだ。そして俺がIWGP王者として君臨し続ける」
オカダ「まぁさっき裏で聞いてたんですけども、内藤さんが勝ったらファン投票やるって言ってたので、それに付き合わされるのは困りますんで、やっぱり棚橋さんですね。棚橋さんに今年の東京ドームでやられてますから、その借りもやっぱり東京ドームで返したいっていうのもありますし。まぁでもとりあえずは、やっぱり明日のAJ戦に集中して。どっちでもいいです。きた方としっかりやりたいなと思います」
——東京ドームのメインイベントに関してどう思ってますか?
AJ「まだ少し先に話でピンと来ていない。2016年の最初の試合となるんで、そこで自分のベストを尽くす。そして、できれば棚橋を倒す。しかしまず目の前にあるのは、明日のタイトルマッチなので、そこに集中したい」
——明日の勝利をすれば、ビッグバン・ベイダー選手と並ぶ、史上最多の外国人選手IWGPタイトル戴冠となりますが?
AJ「ベイダー選手は体格も大きくて、有名な選手で尊敬してます。ただし、外国人選手で一番なのは、このAJスタイルズだ。誰にもまして、自分がベストな選手だと思っている。自分こそが新日本に来た外国人選手の中で最強だ」
※会見後には、AJがオカダを挑発し、大乱闘が勃発した。
※「砂かぶり」「アリーナA」「2階特別席」は完売、「アリーナB」は残り僅か。
※当日券は、昼12時より販売します。
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