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現地時間・8月21日、ROHがペンシルバニア州フィラデルフィア・2300アリーナで行った「THE AFTERSHOCK TOUR '15」に新日本プロレスから、オカダ・カズチカ、中邑真輔、KUSHIDA、後藤洋央紀、渡辺高章らが出場。
先日、新日本プロレスへの参戦が発表された、マット・サイダルは現・IWGPジュニアヘビー級チャンピオンのKUSHIDAとノンタイトルながらシングル戦が実現。
試合は、ともに持ち味を活かした一進一退の攻防が展開し、場内を沸かせたが。終盤、KUSHIDAとサイダルがコーナーポスト最上段でやり合い、崩れ落ちたKUSHIDAにサイダルプレス（シューティングスタープレスと同型）爆発させるが、KUSHIDAはこれをカットしてのホバーボードロック！
しかし、ここからエスケープしたサイダルが、キックを放ち、再度、コーナー最上段から、のサイダルプレスを決めてピンフォール奪取!! 新日本マット初上陸、そしてIWGPジュニア王者・KUSHIDAに対し、センセーショナルな宣戦布告をした格好だ。
試合後は、敗れたKUSHIDAもジュニアベルトを掲げてサイダルと対峙、両雄は握手を交わして、新日本のリング上での再会を約束した。
現・IWGPヘビー級王者であるオカダ・カズチカは、ロッキー・ロメロ＆バレッタの“六本木ヴァイス”とCHAOSトリオを結成。対するは、ジェイ・ブリスコ＆マーク・ブリスコの“ブリスコ兄弟”、そしてROHマット初登場となった後藤洋央紀の異色トリオ。最後は、ジェイとバレッタの闘いとなったが、ここはジェイが得意のジェイドリラーでバレッタを下している。
ROHマットで異常人気を誇る中邑真輔は最終試合に登場。“キングダム”の中心人物である、アダム・コールとシングルで対戦。
試合は、粘っこいレスリングを得意とするアダム・コールがペースを握って、中邑を翻弄。
中邑も打撃を主軸に反撃していく。終盤、中邑のボマイェ狙いをコールが防いで変型のネックブリーカーを爆発。
ここを勝機と見たコールだったが、中邑がランドスライドで逆転、最後は必殺のボマイェがヒットしピンフォール勝利。フィラデルフィアの夜を締めくくった。
また、この日は海外武者修行中の渡辺高章も大会に出場。4WAYマッチに登場したが、ウィル・フェラーラを相手に強烈なSTOを決めて、見事な勝利を上げた。（その他の選手は、アダム・ペイジ、ムース）。 .
写真提供／ROHオフィシャル
■現地時間8月21日 ROH「THE AFTERSHOCK TOUR '15」
アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィア・2300アリーナ
【6人タッグマッチ】
○ジェイ・ブリスコ＆マーク・ブリスコ＆後藤洋央紀
（ジェイドリラー）オカダ・カズチカ＆ロッキー・ロメロ＆バレッタ×
【シングルマッチ】
○マット・サイダル(シューティング・スター・プレス）KUSHIDA×
【4WAYマッチ】
○渡辺高章（STO）ウィル・フェラーラ×
※その他の選手は、アダム・ペイジ、ムース .
【シングルマッチ】
○中邑真輔（ボマイェ）アダム・コール×
