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『DOMINION7.5 in OSAKA-JO HALL』の熱冷めやらぬ翌7月6日より、すっかり最近は“不穏な男”と化した内藤哲也選手（2013年G1覇者）が広島の地を訪れ、7月26日（日）『バディファイト Presents G1 CLIMAX 25』広島グリーンアリーナ大会のプロモーション活動を敢行した。
このタイミングで内藤選手が大会プロモーションを行なう事に違和感を持ったファンも多いと思われるが、これはメキシコ遠征中に決まったスケジュール。まさか帰国した内藤選手が今日のような制御不能に陥っているとは、誰も想像がつかなかったのである。
予感は的中し、広島到着後にスケジュールの最終確認をした際も、「トランキーロ！ オレはメキシコに行って自由を手に入れたんで、やりたくねぇと思ったら途中で帰りますから」とキッパリ。
今回も新聞取材、テレビ収録、ラジオ生放送、イベントと多岐に渡った内容だったのだが、のっけからのこんな調子で、携わった関係者一同が不安な船出となった事は言うまでもない。
やはり、その予感は的中し、各所でギクシャクした雰囲気は続く。
この間に最も多かった質問“『G1』に向けての抱負”を問われた際は、「そもそも、『G1』に出場してる選手で優勝したくない奴なんて、いる訳ないでしょ？ 現時点で『優勝します！』以外に
何かコメントあると思いますか？」と、リングさながらの絶妙な切り返し。
“一体何があったんですか？”の問いには、「メキシコは自由な国なんです。俺は日本のキッチリした枠に収まってる感じが嫌になった。だから俺はこれからは、自由にやらせてもらう。やりたくない事はやらない。（帰国後、タッグマッチでタッチを拒否するシーンが目立つのは）俺に頼るな。自力でガンバレ！ってことです」。
こんなやり取りがばかりが続くが、締めるべき所はきっちり締める。
「俺は東京都足立区出身ですが、広島は勝手に俺のホームだと思ってますから。広島で7年ぶりの『G1』、13年ぶりのグリーンアリーナ、そして相手は棚橋。舞台は全部整った！ あとは、俺が棚橋をかる〜くあしらってやるだけです！ 広島大会の主役は俺だ、LOS INGOBERNABLES！」
一連の“不穏な”メディア出演がどれだけ大会PRになったのかはさておき、7月26日（日）広島での棚橋戦、そして今後の内藤選手の動向が気になって仕方ない事だけは間違いない。
■『バディファイト presents G1 CLIMAX 25』
7月26日（日）18:00開始：広島・広島グリーンアリーナ
7月26日（日）18:00開始：広島・広島グリーンアリーナ
