7月18日(土)から開幕するプロレスリング・ノア『グローバル・ジュニア・ヘビー級リーグ戦』の開幕に先立ち、7月17日(金)出場選手による記者会見が行われた。
※TAKAみちのく選手、エル・デスペラード選手、小川良成選手、平柳玄藩選手は欠席。
始めにTAKAみちのく選手、エル・デスペラード選手によるVTRコメントが紹介された。
■TAKAみちのく、エル・デスペラードVTRコメント
TAKA「鈴木軍ジュニア最強決定リーグ戦の記者会見にたくさんのご来場、誠にありがとうございます。そして、参加する選手の皆さんご足労ありがとうございます。我々、忙しいため会見には出席できませんが、私が鈴木軍ジュニア最強決定リーグ戦・副実行委員長のTAKAみちのくでございす。それでは本大会の実行委員長の“ペ”ことエル・デス“ペ”ラードから一言ございます」
デスペラード「ただ今ご紹介に預かりました……めんどくさい。もういいよ、なんだよこれ?(TAKAが)真面目に喋ってるとこ、すっごく頑張って笑いこらえたから。まぁいいわ。笑ってよかったのか。しかしなんでこんなリーグ戦に我々が出なきゃいけないんですか?それもこれも誰?タイチか?あれが言いだしたのか。あいつが悪い」
TAKA「でもよ、チャンピオンが言うことは絶対だから。王様が言うことは絶対だから。あれ?俺たちもチャンピオンか?」
デスペラード「俺たちも王様のような気もするぞ?」
TAKA「でもタッグよりシングルの方が権威があるから、発言権があるから今回はしょうがない」
デスペラード「しかもなぜか田中まで来るでしょ?」
TAKA「田中?……実?将斗?パトリック……パット・タナカ?」
デスペラード「すいません、新日本のこと言ってるんです」
TAKA「新日本の田中?だれだっけ?田中純二?全然関係ねぇか」
デスペラード「いろいろ別のめんどくさいのが出てきそうなので、田中のくだりそのへんで終わります」
TAKA「タナカヒサシ……それ、俺の同級生か。ハハハハ……」
デスペラード「知らねぇよ!誰だよ!まぁいい。俺はAブロック。ノアの一番弱いヤツと新日本の一番弱いヤツが出てる。申し訳ないけどこの2つは100%。だから、申し訳ないけとTAKAさんより楽ですよ。こっちのブロック。(TAKAを指差し)しかもルチャ大嫌いでしょ?」
TAKA「デェ嫌ぇだよ!」
デスペラード「ルチャだらけじゃん!」
TAKA「メキシカン見ただけでイラっとするから。ルチャできないよ。欽ちゃんジャンプとか、トペとかやったことねぇし。場外も飛ばねぇし。飛んできても逃げるからね。まぁでもさ、何ブロックで誰がいるかは知らねぇけど、一番用注意しなければならないのはキャプテン・ノアしかいないでしょ。何度となく対戦してきたけど、あれはジュニアか?」
デスペラード「あれは強いねぇ〜〜」
TAKA「ジュニアとは思えないカミソリのようなチョップといい、傍若無人な振る舞いといい、ヒーローじゃないのか?“キャプテン”とつくヤツはろくなのがいねぇな。まぁ要注意なのはキャプテン・ノアくらいかな。あとは誰が出るのかしらない。せっかくタイチが提案してくれて、こういう企画が出て。面白いか面白くないのかわからねぇけど、やるって決めた以上は、『鈴木軍ジュニア最強決定リーグ』と名前がつく以上、俺たちも落とすわけには行かない。何度も言ってるように決勝戦はTAKAみちのくvsエル・デスペラード」
デスペラード「頑張るぞ〜〜」
TAKA「そして、どっちか強いほうが現在の王様・タイチに挑戦して、最強の戦い、最高峰の、NOAHジュニア最高峰の戦いを見せて、改めて言ってやるよ、鈴木軍ジュニアは……」
TAKA&デスペラード「最強です!」
TAKA「まぁどぉせよぉ、会見場に集まっている記者の皆さんと参加の皆さんも、『どぉせTAKAとデスペラードで決勝なんてできるわけねぇじゃん』、『どぉせタイチとなんかやるわけねぇじゃん』と思ってるんだろ!?……はっきり言っとくぞ!俺たちもそう思うよ!ハハハハ〜〜ぁあ」
■Aブロック選手コメント
原田大輔選手のコメント
「こっちのAブロックも一筋縄ではいかないというか、そう簡単に勝てる相手は揃っていないので、非常に難しいブロックになると思うんですけれど、初戦のザック・セイバーJr.、彼には今年に入ってシングルマッチでも連敗していますし、ジュニアの中でもトップクラスの外人レスラーだと思っています。明日はザックに勝って勢いに乗りたいですし、決勝に必ず上がります。そして決勝戦では是非この間の後楽園ホールで負けた小峠篤司に上がってきてもらって最高の舞台で倒したいと思います。以上です」
拳王選手のコメント
「このリーグ戦は俺の為だけにあると思って戦っていきます。この大会、ただ単に一生懸命やって頑張って勝つのではなく、この大会が終わった時に、また新しい扉が開けていい大会だなって思ってもらえるように。そしてこの雑魚どもの頂点に立って大会を終えられるようにしたいと思います」
ザック・セイバーJr.選手のコメント
「このリーグ戦に参加しているヨーロッパからの選手は自分ひとりですので、イギリスを代表してという気持ちももちろんあるんですけれども、プロレスリング・ノアを代表してという気持ちでリーグ戦に臨みたいと思います。ノアの選手の試合というのは本当に素晴らしいものでこのところ鈴木軍の汚い試合を見てきている訳ですけれども、明日、原田選手との試合をしてそこの試合でもタイチ選手、TAKA選手、デスペラード選手、あの3人がどんなに時間をかけても到達することが出来ないほどのレベルの高い試合を皆さんにお見せして、ぜひともこのリーグ戦、優勝してベルトをノアに取り戻したいと思っています。」
熊野準選手のコメント
「このリーグ戦、僕は自分のやりたいような試合をやっていきたいと思います。とりあえず明日、前回負けた相手であるこの隣にいる翔をつぶしてやりたいと思います」
田中翔選手のコメント
「新日本プロレスの田中翔です。若手だからといって、このリーグ戦で爪痕を残そうとだとは考えていません。優勝しか考えていません。優勝して鈴木軍にやられっ放しだった鈴木軍に復讐したいと思います。優勝、そしてGHCのベルトを新日本に持って帰りたいと思います」
■Bブロック選手コメント
ベンガラ選手のコメント
「皆さんは僕が誰か分からないと思いますが、僕は皆さんの事をよく知っています。明日になれば僕が誰だか分かると思います」
スペル・クレイジー選手のコメント
「メキシコから来ているんですけれども、このリーグ戦を勝って、ノアの代表としてあいつら鈴木軍の奴らからベルトをノアに必ず取り戻したいと思います」
大原はじめ選手のコメント
「自分はBブロックなんですけれど、見るからにメキシコ陣もいて、そして自分の先輩である石森太二もいて、大阪プロレスで育った小峠篤司もいて、本当にルチャの色が濃いブロックだと思います。自分は日本人として日本での試合の経験が無くCMLLのレギュラーになりました。本当にメキシコ育ち、メキシコ生まれの和製のルチャドーラだと思っています。今回これだけルチャの色が強い中で普段とは違った大原はじめでムイ・ビエンな結果を出したいと思います。また今回、このジュニアリーグ開催になりまして、毎年楽しみになるようなリーグ戦にしていきたいと思いますし、いつまでもノアが丸藤だ、杉浦だというようなイメージを僕らジュニアが変えていきたいなとそういうところでも戦っていきたいなと思います。そしてこのリーグを制した者が必ずタイチからベルトを奪いたいと思います」
小峠篤司選手のコメント
「やっぱり、このリーグはTAKA、タイチ、デスペラードからベルトを取り戻さないといけないという意味合いもあると思います。本来であれば自分がしっかり防衛を重ねてここにいる人間と防衛戦をしたくて……そういう気持ちがあったんですけれど……自分がやってしまったので。リーグ戦勝ち上がって、一番防衛戦で勝ちたかった相手と明日いきなり当たりますんで、そういう意味ではリベンジ、横浜で向こうがチャンピオン時代に僕が一泡吹かされていますんで、その一回戦を僕がしっかり勝ち上がれば、間違えなく優勝できると思いますんで、とりあえず明日、必ず勝利します」
石森太二選手のコメント
「リーグ戦なので、一回勝てば良いという訳ではなく、全試合、警戒しなければいけないなというのがあるのですが、その中で初戦の小峠戦だけは絶対負けられないです。やっぱりずーっと組んでいたパートナーでもありますが、自分自身ちょっとこいつが獲った時は、ちょっとやばいかなと、ちょっと獲り返すのが難しい思った相手でもあるんで、明日の小峠戦は事実上のブロック決勝戦だと思って、全力で潰しにいきます。そして明日、勝った人間がそのまま流れに乗って決勝に行けると思うんで、頑張ります。よろしくお願いします」
■質疑応答
——原田選手は決勝で小峠選手と戦いたいとコメントされましたが、他の選手は?
田中「この前の川崎大会で、タッグ戦だったんですけれど、石森選手と小峠選手、すごいボコボコにされただけだったので、決勝でそのリベンジを果たしたいと思います」
熊野「タッグチャンピオンのTAKAみちのく選手。それに勝ったらベルトに挑戦できるんじゃないかなという考えです」
セイバーJr.「決勝では小峠選手と当たって、鈴木軍の選手にノアの選手はどれ程素晴らしいものかという事を見せつけてやりたいと思います」
拳王「大原はじめ以外だったら誰でも良いです」
石森「誰が当たっても面白いと思うんですけれど、唯一自分の希望としてはシングルで一度もやっていない小川さんとやりたいです」
小峠「そうですね。決勝で誰とやりたいとか……目の前にある相手を倒していくだけなんで、誰っていうのはあれなんですけれど、前、振っている以上は、やりたいというのではなくて、原田大輔には勝ちます。それだけです」
大原「拳王選手には振られてしまいましたが、多分Aブロック、拳王選手は確実に決勝に進むことは目に見えているので、僕が何とかBブロック難しいですが、勝てば自ずと決勝は拳王と大原はじめになるんじゃないかと、そう思っています」
クレイジー「強豪揃いだと思いますが、やはり一番経験を積んでいらっしゃるという点で、小川選手と当たりたいです」
ベンガラ「皆さん素晴らしい選手だと思いますが、小川選手と当たりたいと思います。メキシコから来ているわけですけれど、必ずベルトをメキシコに持って帰りたいと思っています」
—— ザック・セイバーJr.選手に質問です。小川良成選手と同ブロックという点については?
セイバーJr.「一番良かった形というのは別ブロックになって決勝で当たれればと思いましたけれど、同じブロックということですので、多分2年位試合はしていないので、これ位経験豊富な選手と試合が出来るということはとても嬉しく思っています」
——田中選手に質問です。新日本でも鈴木軍にかなりこっぴどくやられていましたが、鈴木軍への思いと、新日本のベスト・オブ・スーパージュニアには出られずに、このリーグ戦に出るという事についてはいかがですか?
田中「鈴木軍にはずっと理不尽な形で仕打ちを受けて来たんですけれど、仕返しをするという時間も無く、このノアに逃げられるという形になってしまったので、良い機会だと思っています。スーパージュニアに出れなかったという事、色々フラストレーション、同期の小松に差をあけられたこととか、色々な気持ちがあるんで、それを全部リーグ戦にぶつけて、優勝して一つ上に行って新日本に帰っていきたいと思います」
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- 2015.7.18
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