■「大プロレス祭り2015」スペシャルマッチ
1月3日(土)東京・ディファ有明
●第1試合 20分1本勝負
×小松洋平
田中翔
獣神サンダー・ライガー
(ギターラ・デ・アンヘル→片エビ固め)
○エル・デスペラード
タイチ
TAKAみちのく
■試合経過
「大プロレス祭り」の大トリとなるスペシャルマッチ。清野茂樹アナウンサーとミラノコレクションA.T.氏の実況が場内にも流された。
第1試合は、1月5日(月)後楽園ホールで行われるNWA世界Jr.ヘビー級選手権試合ライガーvsデスペラードの前哨戦。
いきなりデスペラードたちが奇襲を仕掛け、場外乱闘で試合が始まる。そんな中、解説のミラノ氏が佐藤健太レフェリーにタイチの反則を通告。タイチが詰め寄る場面があった。
一方、デスペラードはまたもやライガーのマスクを剥ぎにかかり、ハサミを振りかざす。しかし、ライガーがハサミを奪い、風車式バックブリーカーで報復。続いてライガー組がデスペラードへトレイン攻撃を見舞い、ライガーのパワーボムホイップから田中が逆エビ固め。これはガッチリ極まっていたが、惜しくもロープブレイク。
ところが、デスペラードたちがラフ殺法で巻き返し、タイチが田中とライガーに木づち攻撃。そのまま田中を逃がすことなくいたぶり続ける。さらに、デスペラードがライガーを場外へ落とし、ノータッチトペコンヒーロで分断。
その後、田中がカウンターバックエルボー、カウンタードロップキックでTAKAに逆襲し、小松とデスペラードが対決。小松が田中とダブルカウンターバックエルボー、ダブルドロップキックを食らわせ、腕ひしぎ逆十字固めを極めるも、TAKAとタイチがカットに入る。
終盤、デスペラードが小松の串刺し攻撃をかわし、直後にTAKAが串刺しジャンピングニーアタック、タイチが串刺しハイキックをお見舞い。さらに、デスペラードがスピアーで追撃し、最後はギターラ・デ・アンヘルで小松を沈めた。
試合後、デスペラードがライガーを襲撃。NWA Jr.ベルトを勝手に持ち出し、ライガーを踏みつけた。
●第2試合 20分1本勝負
タイガーマスク
○永田裕志
(10分57秒 バックドロップホールド)
×キャプテン・ニュージャパン
タイガーマスク
■試合経過
第2試合では、第三世代の同期である永田と中西がタッグ対決。両者の先発で試合が始まり、手四つの力比べで中西が押し込む。すると、永田がフェイン式低空ドロップキック、フロントハイキックで巻き返すが、中邑も負けずにマッケンローで反撃した。
タイガー対キャプテンの場面。タイガーが強烈なキックとローリングソバットで先制すると、キャプテンがカウンターショルダータックル。さらに、ジャンピングショルダータックルでタイガーと永田をまとめてなぎ倒す。
これでタイガーの動きが止まり、中西がネックハンギングツリー、ブレーンクロー、ブレーンチョップなどで攻め立てる。だが、次のジャンピングニードロップをタイガーが回避。さらにタイガーは、自分を羽交い絞めにするキャプテンに中西のラリアットを誤爆させ、ローリングソバットで中西を蹴散らす。
ようやくタッチを受けた永田は、強烈なミドルキック、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー、ローキック連射などで中西に追撃。ところが、中西がのど輪ラリアットで逆転し、野人ダンスラリアットからアルゼンチンバックブリーカー。そこから永田が逃れると、野人ハンマーに繋げる。
永田対キャプテンとなり、中西組がトレイン攻撃を敢行。さらに、キャプテンがコーナー最上段からダイビングヘッドバットを放つも、永田にかわされて自爆してしまう。
これで今度は永田組のトレイン攻撃となり、タイガーが串刺しハイキック、永田が串刺しフロントハイキック。さらに、永田のエクスプロイダーからタイガーがダイビングヘッドバットを浴びせる。そして、永田がナガタロックIIを極めるも、中西がカット。
その後、キャプテンが永田のキックをキャッチし、地獄突き、ヒラボトム。さらに、カリビアンデスグリップを狙うも、タイガーがミドルキックでカットに入る。するとキャプテンは、タイガーと永田に地獄突きを見舞い、串刺し攻撃に行く。ところが、永田がかわしてタイナーを食らわせ、垂直落下式ブレーンバスター。最後は、バックドロップホールドで3カウントを奪った。
- 2015.1.3
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