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12月27日（土）、プロレスリング・ノアの『YEAR END in KORAKUEN』後楽園ホール大会にて、来年1月10日（土）ノア『NEW YEAR Navig. 2015』後楽園ホール大会で行われる、GHCヘビー級選手権・丸藤正道vs小島聡の前哨マッチ（丸藤正道＆中嶋勝彦＆モハメド ヨネvs小島聡＆天山広吉＆永田裕志）が行われた。
試合は、小島聡vs中嶋勝彦からスタート、と思いきや中嶋は丸藤にスイッチ。場内は新日本ファンの「コジマ」コールと、ノアファンの「マルフジ」コールが交錯。
序盤、変幻自在のフットワークで小島を翻弄してみせる丸藤。続いて、永田vs中嶋の場面、腕の切り返しから中嶋が強烈な張り手一閃。これに永田が呼応し、ハードなキック合戦。ヨネvs天山は、たがいにタックル合戦。
10分経過。中嶋がカットで、永田の背中に強烈なキックを叩き込む。これに怒った永田は場外で中嶋とスパーク! 小島はヨネにコーナーのチョップ連打から、「いっちゃうぞ」エルボー。
ついに丸藤vs小島の場面、串刺し式バックハンドエルボーをズバリ決める丸藤。トラースキックにアックスボンバー、さらに不知火も炸裂!! しかし、小島もCCDで応戦もラリアットはかわされて、虎王爆発。しかし、小島もカウンターのラリアット！
試合終盤、永田がリング中央でヨネへの白目式腕十字がズバリ。これはトラースキックで丸藤がカット。しかし、永田が大☆中西ジャーマン。
さらにヨネが脱出した後、ノア勢のトレイン攻撃に小島が捕まり、大ピンチ。ヨネは、小島にラリアット。さらにキン肉バスター狙いは、小島が切り返す。6選手が、入り乱れる中、テンコジの連携が丸藤、ヨネにズバリ。
粘りまくるヨネだったが、最後は小島のカウンターラリアットが大爆発！ ここで、勝負ありの3カウント。
試合後は、小島がマイクを握り、「プロレスリング・ノアの年内最終戦にお越し頂き、ありがとうございました！（ブーイング）。 ……せっかくのノアの年内最終戦ですが、ワタシのほうが強かったので、ワタシが！ 締めの挨拶をさせて頂きたいと思います！（ブーイングと一部「小島」コール） 今年1年、ノアのことをご支援頂き、ありがとうございました！ 来年、2015年はワタシがチャンピオンになり、ノアのことをひっぱっていこうと思います！ と、いうことでノア、2015年、いっちゃうぞバカヤロー、オイ！」とキッパリ。
最後は、ベルトを持つ丸藤とにらみ合って、ベルト奪取をアピールする小島だった。
■12月27日(土)プロレスリング・ノア 『YEAR END in KORAKUEN』後楽園ホール
【GHCヘビー級選手権試合前哨戦 6人タッグマッチ 60分1本勝負】
○小島聡＆天山広吉＆永田裕志
（26分37秒 ラリアット→体固め）丸藤正道＆中嶋勝彦＆モハメド ヨネ×
■コメント
天山「オイ、見たか？ オイ、新日本プロレス、第三世代、永田、コジ、天山…!! オイ、完璧やコレ。オイ、俺ら、誰やと思うてんねん？ ダテに40代ちゃうぞ？ ノアも相手が悪いよ。（相手になるのは）チャンピオンぐらいや。なぁ、コジ？ 一気に獲ったれ、あんなベルト！」
小島「オーケー。2014年は永田裕志がノアの主役だった。そして2015年は小島聡が主役。そして2016年は天山が主役だ。こうやってノアを潤うように、してやるよ。俺たちが。な？ ちょっとやそっとじゃ、俺たちは壊れないぞ？ なんでかわかるか？ 修羅場が違うんだ。生きてきた人生のプロレスラーとしての修羅場が違うんだよ、おまえたちとは！」
永田「……コジ、獲れよ！ GHC獲れよ〜！ オイ、丸藤どうした？ 俺からベルト捕ったろうが、コジにまた獲られてまた小島聡の年にするのか？ 俺を破ったんだろ？」
小島「あれ？ ……丸藤派ですか？ 」
天山「いやいや」
永田「いやいや喝を入れているんだよ。普通に勝ってもおもしろくないだろコジ？（笑）」
小島「よっしゃ、行くぞ！」
また、新日本プロレスの1.4東京ドーム大会に矢野通、丸藤正道とのタッグに参戦が決定している“TMDK”シェイン・ヘイスト＆マイキー・ニコルスは、杉浦貴＆齋藤彰俊に快勝。ドーム決戦へ向け、絶好調をアピールした。
【GHCタッグ選手権試合前哨戦 タッグマッチ 45分1本勝負】
○マイキー・ニコルス＆シェイン・ヘイスト
（11分55秒 サンダーバレー→片エビ固め）杉浦貴＆齋藤彰俊×
撮影／山本正二
