10月12日(日)、東京ドームシティラクーアガーデンステージで翌日に迫った10月13日(月・祝)『KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会の前日調印式が行われ、約800人のファンが集結し、大盛況となった。
なお、この会見に出席予定だったIWGPヘビー級王者・AJスタイルズは、フライトの遅れで欠席となり、挑戦者の棚橋弘至のみが出席となった。
■『KING OF PRO-WRESTLING』
10月13日(月) 16時開始 東京・両国国技館
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※当日券は11時より販売!
両国大会の当日券は11時から! 試合前サイン会は当日発表&後藤! FC撮影会はタイガー! 場外売店は11時半スタート!
IWGPヘビー級選手権 AJスタイルズvs棚橋弘至、会見の模様
■挑戦者・棚橋弘至コメント
棚橋「新日本プロレス“100年に1人の逸材”棚橋弘至です。今日はですね、調印式。今まで何回も調印式をやってきましたけど、調印式をやることを楽しみにしてきたんですよ。っていうのも、この調印書に調印して、IWGP戦線に戻ってこれたっていうね、自分の中で確信を得たかった。まぁね、ボクも先週、イギリスとドイツに行ってきたんで、そのフライトとか移動とか、凄く大変なのはわかってますんで、仕方ないにしても、1人調印式というね(苦笑)。ただね、明日いよいよ試合がありますし、体調も万全ですし、そしてなんとといっても、1年ぶりのIWGPのタイトルマッチなんで、全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」
※ここでGFW総帥のジェフ・ジャレットが乱入。さらに、GWFの副社長も新日本プロレスの通訳を務める西澤管理部長を引きずりながら、突如現れた。
ジェフ「俺はGWFのジェフ・ジャレットだ。そして彼が、副社長のスコットだ。我々はBULLET CLUBの軍団。IWGPチャンピオンAJスタイルズはわざわざこの場に来るまでもない。明日、AJスタイルズは必ずおまえを叩きのめしてやる! 明日の両国試合では、AJスタイルズが必ずワン・ツー・スリー、スタイルズクラッシュで、タナハシ、お前を倒してやる。そしてそれだけでは終わらない。そのあとまた、おまえ髪の毛を掴んで、最後の仕上げでこのギターでぶちのめしてやるんだ。ちょうど西武ドームでやったように、それが再び再現されることになる。タナハシ、明日がおまえの最後に試合になる!」
※このあと、睨み合った棚橋とジェフ。棚橋は西澤管理部長を奪い返したあとにコメント。
棚橋「西武ドームでね、ギターをガーンっとやられて、その怒りっていうのもまだ消えてないし。ボクの敬愛する西澤管理部長をね、西澤さんの分までやってやりますよ!」
——IWGPのベルトも賭かってますが、西武ドームの借りを返したいお気持ちも強くなってきましたか?
棚橋「AJはBULLET CLUBなんで、BULLET CLUBって結構セコンドついたりとか、ジェフ・ジャレットいたりしますけど、その辺も試合の中で、いろいろ注意しますけども、全員まとめて……トップギアで……やってやります!」
■質疑応答
——AJスタイルズ選手は、スタイルズクラッシュ以上の技を開発したという情報も入ってますが。
棚橋「それはボクがね、AJであったとしても、逆の立場で考えても、スタイルズクラッシュを食らっちゃいけないっていう風にわかってるわけですよ。そしたらそれを100パーセント防ぎにいく。そしたらその防ぎにいった俺を、また違う形で攻略してくると思うんで。そこが勝負のカギになってくるんじゃないかなと思いますね。良い答えだな〜、凄く(笑)」
——逆にスタイルズクラッシュを食らわせるお気持ちもありますか?
棚橋「まぁ試合の中でね、挑発的な意味を込めて、仕掛けにいって、頭に血を登らせて、みたいなね。まぁいろいろ出来るとは思うんすけど、(IWGPヘビーの挑戦が)1年ぶりっていうのもあるし、この間、10月10日でプロレスラーになって15年経ちますし(拍手)。なんかほんとにヤングライオンのころから、15年道場で習ってきたこととか、1試合1試合違うことをやろうと積み重ねてきたっていう、プロレスに対する想いとか、身に着けてきた技とか、全部総動員にして闘いにいけたらいいなと思ってます」
——次を獲ると、IWGPヘビーの7度目の戴冠で、藤波選手の記録を抜き、通算記録でトップになりますが、その意識はありますか?
棚橋「凄い大きなモチベーションの一つになりますね。まぁ尊敬する方ですから、藤波さんっていうのは。そういう人と並んでる、それを越えれるっていうね。半偉人に近づけるように。週刊プロレスネタですいません。ボクそういうの好きじゃないですか。全部力にします。ありがとうございます」
——明日の試合を勝てば、東京ドームのメインイベントも見えてきますが。
棚橋「そうなんですよ。ホントに今回のIWGP戦は、今後のたぶん棚橋のレスラー人生をも左右するような、中心に戻れるかどうか、ドームのメインも賭かってますし。知ってます? なんと4年連続東京ドームメインなんです(拍手)。4年ドームのメインに出るための迷路だったりとか、十分わかってますけど、もう一度、来年も東京ドームのメインに立ちます!」
——ちょうど本日、この会場で東京ドームの大会チケット超先行発売をおこなって、たくさんのお客さんに購入してただきました。そういったファンに向けて、改めて宣言をお願いします。
棚橋 今日、東京ドームのチケットを買ったっていう人?
(「はーい」と多くのお客さんが挙手)
棚橋 凄いですね。全員ですよ。
——ほぼ全員ですね。
棚橋「……全員です! だた上げなかった方もこのあと買うんだろうなと」
——棚橋さんがチャンピオンになるか、ならないかで変わってくると思うんですよ。
棚橋「ありがとうございます。皆さんの力強い応援、凄く感じれましたんで、明日は全力振り切って、東京ドームのメイン目指して頑張っていきます。というわけでありがとうございました。それでは最後に、ラクーアの皆さん、愛してま〜す!」
東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦、オカダ・カズチカvs内藤哲也、会見の模様
■(挑戦者)内藤哲也コメント
内藤「え〜、まずは皆さん、こんだけたくさんお集まりいただき、ありがとうございます。明日に迫った、両国大会ですけども、彼(オカダ)はとある取材でこう答えました。「内藤さんが主役になったら、新日本プロレスは潰れてしまう」。彼の発言が正しいのであれば、明日は全力で私を倒しにきてください。じゃないと、新日本プロレス潰れてしまう……らしいので。彼の発言に共感する方は、明日全力で彼を応援してあげてください。じゃないと新日本プロレスが潰れてしまう……らしいので。それでも私を応援してくる方、私が彼に勝つ姿を明日見たい方、明日全力で私を応援してください。私が彼を、俺がオカダをキッチリ黙らせてみせます。そして、東京ドームのメインイベントに進みたいと思います。皆さん、明日、両国国技館でお会いしましょう。ありがとうございました」
■(権利証保持者)オカダ・カズチカコメント
オカダ「えー、そうですね、明日は新日本プロレスを潰さないように頑張りたいなと思います。まぁでもボクは正直、明日の試合というよりも、2015年1月4日東京ドームのメインイベントを見ています。なので明日はどうでもいいです。ただ、意味があるとしたら、新日本プロレスを潰さないよう頑張ります。ありがとうございます」
■質疑応答
——今年はオカダ選手と3度目のシングルマッチですが、現在1勝1敗ということで、明日の試合が決着戦という意味合いもお考えですか?
内藤「うーん……もちろん今年の東京ドームの借りを忘れてないですし、仙台で勝った、彼の言うミラクルも、もちろんしっかり覚えてるんで。それがミラクルだったのか、ミラクルじゃなかったのか。まぁ俺はどっちでもいいですけど、ミラクルだって言うなら、明日また、ミラクルをもう一度起こしてみせます」
——『G1』では内藤選手からの取りこぼしがありましたが
オカダ「ボクは、ミラクル……? ミラクル? ミラクルだったと思います」
——明日のセミとメインの勝者同士が東京ドームでIWGPヘビー級を闘うわけですが、AJ選手と棚橋選手、どっちと試合したいですか?
内藤「うーん、もちろん東京ドームの相手が、明日のメインイベントで決まるわけで、試合結果もそうだし、試合もしっかりこの目でキッチリ見たいと思います。ただ相手はどっちでも構わないです。それよりも俺が気になるのは、たしか去年の東京ドーム、メインイベントとセミファイナルをファン投票で決めてのは、果たしてあの意味はなんだったんだろうなと。今年も俺がメインイベントに立つとなったときに、新日本プロレスはファン投票をしっかりやってくれるんだろうなと、俺はそこに一番注目してます」
オカダ「まぁちょっと前までは、AJにこだわってましたけど、まぁ今はAJでも棚橋でもどちらでも構いません!」
——今年2度の対戦をしてきましたが、あえて相手のここを注意するとこはありますか?
内藤「えー、新日本プロレスを潰さないためにね、明日は100パーセントのオカダ・カズチカで、おそらく俺の前に立ってくれると思うので。まぁ今までがどうだったか知らないけど、今現在100パーセントのオカダ・カズチカを、明日しっかり感じたいと思います。まぁ注意する点はブーイングがどれくらいくるかなと、それぐらいです」
オカダ「特にありません!」
——東京ドームメインイベントの権利書は2年前からできましたが、去年も一昨年も移動しないで、『G1』優勝者がそのままドームで挑戦してますが、その点に関して、内藤選手はどのようにとらえてますか?
内藤「一昨年から『G1 CLIMAX』優勝者に、東京ドームでの挑戦権利書っていうのが与えられるようになって、一昨年、去年、今年と今のとこ1回も権利書が動いたことがない。果たして、権利書を賭けて闘う意味ってなんだろうと。ちょっとやっぱり思い始めてます。この権利書がなぜあるのか? 権利書を賭けた闘いがなぜあるのかというのを、明日俺が、「権利書が動くこともあるんだよ」っていうのを、明日しっかり皆さんにお見せしたいなと思います。この3年間1度も動いてないのであれば、俺が明日動かしてみせます。ミラクルを起こしてみせます!」
■『KING OF PRO-WRESTLING』
10月13日(月) 16時開始 東京・両国国技館
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