8月29日(金)にディファ有明で開催された『キン肉マンカーニバル2014』に、棚橋弘至選手と真壁刀義選手がゲスト出演! 「キン肉マン」の作者ゆでたまごの嶋田隆司氏&中井義則氏とトークショーを行なった。
【司会進行】お宮の松(たけし軍団)
1979年から連載開始された『キン肉マン』は、日本中に一大ブームを巻き起こした大人気マンガ。現在も「週刊プレイボーイ」のWebサイトで連載が続いており、今年でめでたく35周年を迎えた。新日本プロレスの選手と超人レスラーによるコラボTシャツも大好評発売中だ。
棚橋、真壁両選手は、子供時代に『キン肉マン』ブームを体感した世代であり、その思い入れは相当なもの。一方の嶋田、中井両氏は大のプロレスファンであり、トークにも自然と熱がこもる。
中でも真壁選手は、「俺が小学4〜5年のとき、大ブームが来たんだよね! それから30年? こんなコラボされるなんて思わなくてさ。サイコーだよね!」と大興奮! バッファローマンとのコラボTシャツについては、「俺も1回、悪の道を歩んだから。だけど、バッファローマンと同じなんだよね。心を入れ替えてさ」と語り、観客から大拍手を受けた。
しかし、棚橋選手も負けてはおらず、「アニメは、次回に行くまでのクライマックス感が凄い」「ロビンマスクはエリート超人なんだけど、凄く人間臭いんですよ。なんか、やさぐれて放浪したり(笑)」と、マニアックな話題で場内を盛り上げていた。
その後は質問コーナーが設けられ、「技をどういうときに思いつきますか?」という真壁選手の質問が紹介される。これに対する回答は、「プロレスの技を見ながら、もっと超人っぽいことを考えますね。あとは雑誌の写真が凄く参考になります」(嶋田氏)、「実際のプロレスも参考にします。プロレス界でもまだやっていない技を考えようというのがありました」(中井氏)というものだった。
また、棚橋選手の「ラストが考えてあって、そこに向かって描いているんですか?」という質問に対しては、嶋田氏が「『キン肉マン』は、先のこと考えてないです。(試合の)勝敗もあんまり考えてないですね」「2回目の『超人オリンピック』のときは、キン肉マンとウルフマンを決勝にしようとしたんですけど、なんかウルフマンがカッコ悪かったんで(笑)。それで、急きょウォーズマンを(決勝戦の相手にした)」と回答。この思わぬ秘話に、棚橋、真壁両選手も驚きの表情を見せていた。
最後は嶋田氏が、「僕もプロレスファンで、『キン肉マン』もここまで来たわけですから。一緒になってプロレスを盛り上げたいですね。みんな、プロレスをもっと見に行って下さい!」と観客に呼びかけ、場内が大拍手に包まれる。そして、記念撮影のあと、棚橋選手が「キン肉マ〜ン! 愛してまーす!」と叫び、キン肉マンと一緒に拳を天へ掲げた。
■イベント終了後のコメント
棚橋「プロレスというものを、『キン肉マン』で見て理解するというのもあると思います。だから、恩返しじゃないですけど、新日本プロレスを盛り上げて、それを見て『キン肉マン』も盛り上げて。『相乗効果でお互いに盛り上がって行きたいな』と思いましたね」
真壁「まさか、ガキのころから見ていたキン肉マンとコラボできるとは思わなくて。俺にとって光栄なこと。『キン肉マン』って、暑苦しいぐらい、いまの時代に足りない“友情”とか“自分で勝利を勝ち取る姿”とかが物凄く描かれているからね。勝ち取る夢を抱く心が大きくなると思うから、それをみんなで追い求めてもらいたいね。どうコレ?(笑)」
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