棚橋選手が『G1 CLIMAX 24』開幕直前に、集中力を高めるためにフォーミュラマシンでサーキットを走った。
東京・赤坂にある『東京バーチャルサーキット』は、本格的なレーシングシミュレーターを使用してドライビングテクニックのトレーニングや、サーキットの体験を行うジム。
日本初となるスーパーマシンを導入して、7mの大型スクリーンと、重低音の迫力あるエンジン音、実車とおなじ反応のステアリングで、リアルなドライビング環境を実現している。
プロ使用のマシンに、さすがの棚橋選手もハンドル操作やギヤ操作にとまどいをみせる。それでも何週となく走り込んでいくと、かなりのスピードでコツをつかんでいった。
東京バーチャルサーキットでインストラクターを勤める元プロレーシングドライバーの砂子塾長も「吸収能力が早いですね。すごくセンスが良いです」と絶賛。
棚橋選手もトレーニングを終えて「スポーツカーへの憧れがありましたからね。集中力を継続する良いトレーニングになりました。レースは何時間も走り続けたりしますしね。この集中力を持続させるのは大変ですね。280㎞全開のストレートからコーナー前のフルブレーキングでの減速などが、めり張りがあって試合と同じなのかもと感じました。かなりいろいろなものが収穫ありましたね。シミュレーターに入った瞬間から別の世界で、勝負どころというか、チャンスを見極める集中力を鍛えられたと思います」と力強くキッパリ。
今年のG1は過去にない3週間に渡るロングシリーズ。逸材が集中力を継続して、真夏の覇者を狙う。
■東京バーチャルサーキット
〒107-0052
東京都港区赤坂6-6-19
メゾン・ド・ウィレ1F
営業時間 10:00〜20:00(不定休)
http://tokyovirtualcircuit.jp/
- 2014.7.17
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