■『NEW JAPN PRO WRESTLING WAR in Thailand』
5月10日(土)19:00〜(※現地時間)
タイ・バンコク「パーク・パラゴン」
観衆:1200人(超満員札止め)
●第1試合 20分1本勝負
○エル・デスペラード
(8分28秒 高角度逆エビ固め)
×田中翔
【試合経過】デスペラードが脚を取ると、田中は腕を取って対抗。さらに、ショルダータックルへ繋ぐ。
しかし、デスペラードが飛行機投げで巻き返し、逆片エビ固めで強烈に絞る。すると田中は、カウンタードロップキックで逆転。そこからサイドスープレックス、逆エビ固めなどで攻勢に出る。
さらに田中は丸め込み技を連発するが、デスペラードがブレーンバスターで反撃。そして、高角度逆エビ固めで完勝を収めた。
●第2試合 20分1本勝負
○田口隆祐
(どどん→片エビ固め)
×小松洋平
【試合経過】田口がヘッドロックやショルダータックルで先制すると、小松はドロップキックで逆襲。しかし、田口がミサイルキックで小松を黙らせ、低空ドロップキック、スリーパーホールド、変型キャメルクラッチ、串刺し低空ドロップキックと猛攻。
苦しくなった小松は、カウンタードロップキックで逆襲。そして、フライングフォーアーム、ハーフハッチなどで追撃する。
さらに小松は、首固め、飛びつき腕ひしぎ逆十字固めなどで勝負に出るが、田口はカウンタートラースキックで流れを引き戻し、ブレーンバスター、前落とし。そして、カウンター延髄斬りで小松の動きを止めると、最後はどどんで料理。勝利のタグダンスを踊った。
●第3試合 20分1本勝負
永田裕志
BUSHI
(12分25秒 アルゼンチンバックブリーカー)
○中西学
タイガーマスク
【試合経過】永田と中西が重量感溢れる攻防を繰り広げれば、BUSHIとタイガーはスピーディーな攻防を展開。だが、永田がカウンターキチンシンクでタイガーを失速させ、ミドルキック連射。さらに、パートナーのBUSHIが足4の字固めでギブアップを迫る。
それでもタイガーは、BUSHIをタイガードライバーで叩きつけ、永田にはドラゴンスクリューをお見舞い。タッチを受けた中西が、のど輪ラリアット、野人ダンスラリアット、アルゼンチンバックブリーカーなどで追撃する。しかし、永田がフェイント式低空ドロップキックで流れを変え、フロントハイキック、延髄斬り、エクスプロイダーで報復。
終盤、永田組が中西を攻め込み、タイガーがドロップキックとプランチャで永田を分断。しかし、中西がBUSHIのフライングボディアタックを受け止め、アルゼンチンバックブリーカーで豪快に勝利した。
●第4試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
○後藤洋央紀
柴田勝頼
(13分31秒 昇天・改→片エビ固め)
石井智宏
×YOSHI-HASHI
【試合経過】石井組が後藤を場外戦に引き込み、大ダメージを負わせる。そして、そのまま後藤を逃がさず、長時間に渡って一方的に試合を進める。
だが、後藤がブレーンバスターで石井に逆襲し、替わった柴田がミドルキック、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリーで追撃する。その後、両者はブレーンバスター合戦を繰り広げた。
この間に回復した後藤が、YOSHI-HASHIにミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップ。しかし、YOSHI-HASHIがヘッドクラッシャーで巻き返し、バンカーバスターで追い討ち。さらに、石井の串刺しラリアットからヘッドハンターを見舞う。
その後、柴田がYOSHI-HASHIにミドルキック、石井が柴田にラリアット。そして、石井とのラリアット合戦を制した後藤が、YOSHI-HASHIに牛殺し。そこから昇天・改をさく裂させ、勝利を収めた。
●第5試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ
真壁刀義
○内藤哲也
(13分44秒 スターダストプレス→片エビ固め)
矢野通
×飯塚高史
【試合経過】飯塚が観客席に雪崩れ込んで登場。そのまま乱闘で試合が始まるも、真壁組が逆襲に転じる。ところが、飯塚のイス攻撃をきっかけに再び激しい乱闘が勃発し、矢野組が内藤の捕獲に成功。ラフプレーで徹底的に痛めつける展開となる。
それでも内藤が辛うじて脱出し、スイッチした真壁が矢野と飯塚に串刺しラリアット。そして、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド、ラリアットで矢野に追い討ちした。
終盤、内藤が飯塚に低空ドロップキック、ランニングサンセットフリップ、ミサイルキック。その後、矢野がイス攻撃で内藤を妨害するが、飯塚の地獄突きは回避。
すると、真壁が両腕ラリアットで矢野と飯塚をなぎ倒し、内藤がジャンピングエルボーアタックで飯塚に追撃。そして最後は、スターダストプレスでとどめを刺した。
試合後、内藤は熱い声援を送ってくれたファンに対し、タイ語で感謝の挨拶をした。