• 2024.4.18
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【4月27日(土)広島サンプラザ『KOPW2024』争奪戦の“ルールプレゼン”実施!】上村は絞め、関節、投げ技のみの『キャッチルールマッチ』!オーカーンは、タイヤ積み&レモン早食い&テーブルクラッシュの3R制 『地方再生マッチ~広島編~』提案!【会見詳細】

4月27日(土) 広島・広島サンプラザホールにて行われる『KOPW 2024』争奪戦、(保持者)グレート-O-カーンvs (挑戦者)上村優也を前にして、新日本プロレス事務所でルールプレゼン会見が行われた。司会は渡辺大星リングアナウンサー。

■『JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024 』            
・4月27日(土) 15:30開場 17:00開始 
広島・広島サンプラザホール
★対戦カード情報
★チケット好評発売中!
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました

▼両選手提案ルール
●グレート-O-カーン選手の提案 「地方再生マッチ~広島編~」
※無制限3ラウンド制で、先に2ラウンド先取した方が勝利。
・1R:マツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利(妨害アリ)
・2R:広島レモン早食い対決(1個)
・3R:NO DQテーブルクラッシュマッチ(相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利)
※上村選手が負けた場合のみ、一生涯マツダ車にしか乗れない
※上村選手が負けた場合のみ、広島県産レモン100個購入

●上村優也選手の提案 「キャッチルールマッチ」
・61分3本勝負
・あらゆる打撃技は禁止。絞め、関節、投げ技のみ。
・その他は通常のプロレスルール
※敗者は勝者に広島県産の牡蠣を30個献上

★ルールを選ぶファン投票は、新日本プロレス日本語・英語のX(旧Twitter)公式アカウントにて実施。
※4月19日(金)朝10時~4月22日(月)朝10時の間、3日間の投票にて決定する

●上村優也選手の提案 「キャッチルールマッチ」に関するコメント
 

 
上村「このルールを提案した理由は、今のチャンピオンがオーカーンだからこそ、僕はこのルールでやりたいなと思ったのと、もう一つこのルールを提案した理由があるんですが、それはまた改めて、チャンピオンになった時に発表させていただきます」

オーカーン「勿体ぶってんじゃねえよ、今言えよ。どうせ大した理由もねえんだろ? だいたい質問が1個あるんだよ。何で“61分”なんだ?」

上村「これは昔のプロレスだと、だいたい61分3本勝負なんで、ここはオールドスクールでやらせていただきたいと思います」

オーカーン「何で今のルールじゃダメなんだよ? 今が60分ってなってんだから、60分でいいだろ?」

上村「そこでちょっと捻ってもいいじゃないですか」

オーカーン「(※嘲笑いながら)なんだオイ、“坊や”が。その捻りを加えてその1分で何が出来るってんだよ?」

上村「60分だと、時間切れ引き分けになる可能性も少なからずあるわけで、そこで1分追加することで……」

オーカーン「その1分で獲れるのか? 1分じゃなくたってよ、この余からキャッチで勝てると思ってんのか?」

上村「そこを是非。僕はそのKOPWにチャレンジするって意味と、あとはオーカーンにチャレンジしたいっていう……オーカーンの実績、そこに挑戦したいっていう気持ちを込めてこのルールを提案しているので」

オーカーン「ふーん、そう。どっちのルールになろうがこれは余の勝ちだな。まあ、余のルールになったほうが嬉しいけどね。これで余の勝ちは確信したな、アハハハハ! 自らコイツ墓穴を掘ったぞ。このバカがよ」

上村「ただ、僕は自信があるんで」

オーカーン「丸め込みしか出来ねえだろ?」

上村「関節技もできます」

オーカーン「見たことねえけど。まあ、わからせてやるよ」

 
●グレート-O-カーン選手の提案 「地方再生マッチ~広島編~」に関するコメント
 

 
オーカーン「まずな、広島といえば何がある?何が思い浮かぶ?」

上村「お好み焼き!牡蠣!」

オーカーン「これだからガキはよ……。まず第1によ、マツダ! 車メーカーのな。マツダがあるんだよ。このマツダ車で使用されているタイヤをリングの上で4つ積み上げたほうが勝ちとする。時間無制限でだ。場外に置いて、出来れば広島の市民にも楽しんでもらいたいから客席にも置きたいが……まあ花道かもしれんが。そこからリングに4つ先に積み上げたほうが勝ちとする。

そう、まるでマツダが車メーカーの中でそそり立つ塔のように、それを現すかのように、広島の市民にも喜んでもらいたいという気持ちを込めてそのルールにした。まあいくらでも妨害してくれよ。それをまず第1ラウンドとする。
そして第2ラウンドが……牡蠣とかお好み焼きとか言ったな? それを食いたいか?」

上村「食いたい!」

オーカーン「食いたいか! 残念だったな。いや残念じゃないか、おめでとうと言うべきか。レモンの早食いじゃ!」

上村「えっ!?」

オーカーン「なんだ『えっ!?』って言ったか?」

上村「レモン好きですけど……」

オーカーン「オイ、広島市民、『えっ!?』って言ったぞコイツ! オイオイオイ、文句あんのか? 広島レモンっていうよ、瀬戸内海の潮風を浴びた美味しいレモンがあって、広島はな国内生産量が50%以上で日本1位を誇るんだよ。それなのにかかわらず、名前が知られていない。と、いうことで“惜しいレモン”“惜しい広島”っていうある種のブランドとして売っているんだよ。だからこそだ! 余は地方再生としてこの広島レモンを日本中に、世界中に、プロレスファンに知らせたい。と、いうことでレモンの早食いじゃ! レモンの早食いを制したものがこの第2ラウンドの勝者とする。

そして第3ラウンド。これは普通にプロレスとしようか。まあ普通にといっても、物足りないからな……こっちは丸め込みっていうよ、“卑怯者”の技を食らってよ、そのあと試合が終わっているのにも関わらずカンヌキスープレックスでいたぶってくるこんな悪いヤツをよ、どうしても処刑してえからよ。最後のルールだ。

まあ、第3ラウンドまで行くことは無いと思うが、第3ラウンドは時間無制限でテーブルクラッシュルールだ。通常のプロレスルールにプラスして、ノーDQでテーブルをクラッシュしたほうが勝ちとする。だから、3カウントやTKO、場外カウントアウト、そういうのは無しだ。パワーボムでも、お好きなカンヌキスープレックスでも、何でもいい。相手を使ってテーブルをクラッシュしたほうが勝ちだ。これで第3ラウンドまで行けないのが残念だが、第3ラウンドまで行ったらテメエには血を見せてやる。

この3ラウンド中2ラウンド先取だ。あとプラスのルールがある。上村が負けた場合、レモン100個買うこと。そして上村が負けたらマツダ車に乗り続けること。まあこれは、ご褒美でもあるかな。負けた者の救済でもあるけどよ。ちなみに余はポケットマネーで、レモン100個くらい、お好み焼きも牡蠣も買うから。まあ上村、ちゃんと広島市民のために金を使うように。それをSNSで載せることが条件だ。わかったな?」

上村「負けた人が?」

オーカーン「違う! 上村が負けたらだ。余が負けることは無いし。余が負けなくても、勝っても自分でレモン100個買うし……」

上村「これ、今からルール変更してもいいですか?」

オーカーン「今さら遅えだろ!」

上村「『キャッチルール61分3本勝負』プラス負けたほうは……僕、広島の牡蠣が好きなんで、牡蠣を10個奢るってのは、どうですか?」

オーカーン「(※深くため息をつき)まあ、それは受けてやるよ。受けてやる上で……」

上村「いや、20個にしましょう」

オーカン「ああ、いいよ。受けてやる上で、1つ言わせてほしいんだけど……お前ホントにヤングライオンの頃から何も変わってないな。ヤングライオンの頃もたしか、石森にアイス奢ってもらったり、メロン奢ってもらったりしたよな?」

上村「はい」

オーカーン「そういう“甘えん坊”体質が抜けきってないな」

上村「はい。ご褒美……ご褒美マッチです」

オーカーン「まあ、ご褒美を分け合うとしよう。敗者救済するという意味で。ただコイツのね、腹の根が、そこが知れたよ。ちょっと話をしようか。こうやって話すのは初めてじゃないか?」

上村「たしかに」

オーカーン「初めてだろ?」

上村「はい」
 

 
オーカーン「ちょっと話させて欲しいんだけどよ、ヤングライオンの頃から変わってないけど、“二枚舌”なところも変わってないよな。こうやって、後出しでルールを出すところ。この間、台湾(4.14台湾大会)でIWGPタッグ王座に挑戦したよな?」

上村「はい」

オーカーン「それで、舌の根も乾かないうちにKOPW。そんな試みで余に勝てると思っているのか?」

上村「今100%、KOPWを見ているので」

オーカーン「この1週間で何が出来るんだよ。その前にも辻の髪の毛狙っていたよな? それで何が起きた?髪の毛失ったよな? お前はすべて失って、失って、失って来たんだよ。この間の台湾では、ヤングライオンのボルチン・オレッグが(NEVER無差別級6人タッグ)チャンピオンになったな。ヤングライオンのままで。貴様はこれまでチャンピオン歴はあるのか?」

上村「チャンピオン歴はありません」

オーカーン「それを胸張って言うところが、コイツの浅ましさだよ。オイ、あんまりKOPWナメてくれるな。このグレート-O-カーンをナメてくれるなよ。そしてこの地方再生という心意気までナメてくれるなよ」

上村「僕はKOPWナメていないので、このベルトにしか出せない味があると思っているので。このベルトを獲って……」

オーカーン「その味を余が、こうやって地方再生っていうマニュフェストを掲げて叶えてやっているんだよ。それの邪魔をしようとするんじゃねえよ。いいか?何も成し遂げていない、後輩には先を行かれて、同期には髪を刈られ、生きていて恥ずかしくないのか?」

上村「恥ずかしくないです!」

オーカーン「この態度が、レスラーとしてムカつくね。新世代を名乗っているんだろ? こんなヤツが時代の先頭を切り開こうとしていること自体が、余にとっては腹の立つことだ! 口ではなんとでも言えるな、丸め込みという卑怯者の技をやってくるヤツが。
 
どっちのルールになろうがよ、正直キャッチでもいいよ。どっちのルールでもいいがよ、この上村優也に必ず勝ってやる! これは個人的な恨みもあるし、コイツが何よりものうのうと生きているのが、新世代を語っているのが許せない。やってやる」

■質疑応答

――上村選手に質問です。このキャッチルールマッチは、絞め、関節、投げ技ということですが、コレはギブアップのみではなく3カウントも……。

上村 「あります」
オーカーン 「じゃないと勝てないだろ? こいつ、丸め込みしかできねーんだからよー! ハッハッハッハ!」

――もし、オーカーン選手のルールになった場合、「レモン早食い」もありますが、レモンは苦手ではないですか?

上村 「レモンは好きですね。ボクも広島のレモンと同じく、瀬戸内海の潮風を浴びて育ってるので、ハイ。ボクはレモン好きですね」

オーカーン 「コイツは、ミカンの方が好きだよ。レモンなんか敵に思ってるよ。二枚舌だからなコイツ。『レモン』って言った瞬間に『ええっ!』って、雲行き怪しくなってたからな。コイツ、ミカンに魂まで売った二枚舌野郎だ」

――まあ、愛媛でもレモンはとれますしね。
上村 「とれます!」

――グラップリングのようなルール、グラウンドが得意なオーカーン選手的には、キャッチルールになったら、いかがですか?

オーカーン 「まあ、どっちのルールになろうが構わないが、気持ちとしてはね、マニフェストを掲げて、どうせ処刑をするならば、やっぱ広島市民を、広島市を、盛り上げたい!地方再生したい、という意味で、“こっち”を選んでほしいけども、グラップリングルール(正しくはキャッチルール)だろ? そんなの余のテリトリーじゃねえか? 余はいつもはね、相手のテリトリーで闘ってやってるのに、わざわざ向こうからコッチのテリトリーに来てくれるんだ。それこそ、このルールを提案したことを後悔させてやるよ」

上村 「……あ、ちょっといいですか? あのグレート-O-カーンに質問なんですけど、“丸め込み”のどこが、卑怯なんですかね?」

オーカーン 勝てないから、そういうことをするんだろ!? 実力で勝てないからピンフォールも獲れない、KOも獲れない、やられてやられてやられて、それで相手のスキをついて丸め込む、コレのどこが卑怯じゃないと言うんだ?」

上村 「丸め込みも、一応、『1、2、3』。コレもピンフォールですから」

オーカーン 「弱いものの言い訳にしか、負け犬の遠吠えにしか!余は聞こえねえんだよ」

上村 「プロレスっていうのは、完全に相手がノックアウトするまで……」
オーカーン 「(さえぎって)余は思うわけだよ。弱いヤツがこういう丸め込みって技を開発したんだなとて思って、だから丸め込みっていうよ、そういう種類の技があるんだよ!」

上村 「うーん」
オーカーン 「一言だけ言っておくよ、坊やに。ヤングライオンの頃から変わっていない、この坊やに一つだけ教えてやるよ。相手を黙らせたかったらよ、実力で黙らせるしかねーんだよ。その実力ってなんだ?丸め込みで勝つことか? 違うだろ!?

KO、もしくは自分からタップさせるギブアップ、もしくはKOに近いピンフォールを獲ることだ。抑え込んでも「3」で返せないくらいダメージを与えた、そういう確固たる証拠だ。それをもってして!そのうえにタイトルマッチで勝ってベルトがあるわけだ。わかるか? 

いいか、横綱は勝ち方にもこだわる。チャンピオンであれば! 勝ち方にこだわれ。相手に噛みつかれたくなかったら、実力で黙らせろ。いいか、それがテメーには足りねえ」

上村 「……これはたぶん“プロレス観”の問題なんですけど、プロレスって相手を壊し合うとか、そういうのじゃないとかボクは思ってて……」
オーカーン 「いいや、そんなことはないね。これは闘いだ。壊し合いだ」

上村 「闘いですよ、もちろん。でも、“プロレスリング”であって、これは相手を抑え込む、スポーツマンシップにのっとった、コレはちゃんとルールに3カウントというのがありますから、それを獲りにいくのはあたりまえじゃないですか? 競技をしている方からしたら」
オーカーン 「“勝ち”という意識が足りないな……」

上村 「それは、オーカーンの考え、プロレス観の話ですよね」
オーカーン 「いつまで甘ちゃんやってんだテメーは? いつまで甘ちゃんやってんだよ! そんな悠長なこと言ってられる立場か? どこまでツラの皮が厚いんだコノヤロー!? あっちこっち行って、心も育ってねーで! それでこのベルトが欲しいのか? (※ベルトを持って立ち上がって、上村の眼前で挑発)」

オーカーン「ここでよー。余をぶっ倒すくらいよ、いまここで! 倒すくらいのことやってみろよ。坊ちゃん、オイ! ここで食らわせてやるよ。来いよ! ここで余を倒せば、広島でやらなくてすむぞ?」

上村 「それは、ボクのプロレスラーシップがちょっと……」 
オーカーン「度胸がねえだけだろ? 食らわせてやるって言ってんだよ? オイ、来いよ!」

上村 「それはできないっすね」
オーカーン 「雑魚がよ!(※再び、イスにドカッと座って)」
上村 「そういうのは、リングの上だけにしましょう」

※最後に渡辺アナがルールの確認中、キャッチルールに決まった場合、改めて「※敗者は勝者に、広島の牡蠣を30個プレゼントする」追加ルールが二人の間で取り決められた。


★この会見の模様は、NJPW WORLDでも配信中!

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