日本時間・4月12日(金)午前8時~『Windy City Riot』シカゴ大会の前日記者会見がおこなわれ、IWGP 世界ヘビー級選手権で対戦する内藤哲也選手とジョン・モクスリー選手、スペシャルシングルマッチで対戦する石井智宏選手とニック・ネメス選手、ライオットルールズ・マッチで対戦するエディ・キングストン選手とゲイブ・キッド選手が出席した。
★会見の模様は新日本プロレス英語版YouTubeCHで公開中!
★『Windy City Riot』シカゴ大会は日本時間:4月13日(土)CSテレ朝チャンネルにて国内独占生中継!
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■大会名『Windy City Riot』
・日時:2024年4月12日(金)17:30開場 19:00開始 ※アメリカ中部時間(CT)
・会場:Wintrust Arena(イリノイ州シカゴ)
・住所:200 E. Cermak Road, Chicago, IL 60616
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■IWGP 世界ヘビー級選手権試合
・(チャレンジャー)ジョン・モクスリー選手のコメント
「俺はこの5年、スナイパーのようにこのチャンスをずっと狙っていた。そして今、すべてのコンディションが整った。ターゲットは視界に入っている。あとは明日の夜、トリガーを引くだけだ。俺は狙った獲物を決して外さない。
2019年、初めて新日本プロレスに来た時、初めてあのブールマットに立った時、俺の中にモンスターが生まれた。IWGPヘビー級王座に挑戦するなんて、他のヤツらは冗談でも言っているのかと思ったようだが、コイツだけは違った。
5年後、2024年のモクスリーは2019年のモクスリーよりも危険で強くなった。リングの外で俺ほどの努力をするヤツはいない。神は俺に多くのものを授けなかったが、俺ほど努力でそれを補う人間はいない。俺よりも勉強し、トレーニングするヤツはいない。全てはこんな瞬間、明日の対戦のためのものだ」
「俺とナイトーは大きく違うが、大きく似ている部分もある。俺はナイトーを理解している。SANADAやツジの理解とは異なるレベルで理解している。ナイトーは地球の果てまで追い詰める必要があるということ、リングの角に追い詰められた時にこそ、動物のように力を発揮するということ、そんなことを理解している。
明日、ナイトーは危険な状況に追い込まれるだろう。アイツはそれを知っている。過去、そんな状況があったからだ。どれだけの力が必要で、どれだけの時間がかかるか、俺は分かっている。時間をかけて地球の果てまで追い詰め、アイツが動かなくなるまで自分の全てを使う準備は出来ている。これは不動の物体と止められない力の闘いだ。ちょっと違うか。
これは二つの不滅の物体の闘いだ。2枚の靴の皮同士の闘い。とことん叩きのめしあって、どちらかかが動かなくなるまで、機能しなくなるまで終わらない闘いだ。長い夜になるだろう。準備をしておけ」
・(チャンピオン)内藤哲也選手のコメント
「オラ、アミーゴス、コモ・エスタ? ビエン? ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。まずはここシカゴにIWGP 世界ヘビー級チャンピオンとして来れたこと、すごく嬉しく思います。
明日、対戦するジョン・モクスリー選手ですが、過去にシングルマッチをしたことがありました。2019年7月28日愛知県体育館。その時、俺は敗れているわけで、やっとあの時のリベンジをする時が来ました。
しかもアメリカでリベンジできるということで、こんな嬉しいことはないし、彼的にもこんな屈辱的なことはないでしょう。早くリングに立ちたいですが、そこはトランキーロ。焦らずに明日ゴングが鳴るその瞬間を楽しみにしたいと思います」
※フォトセッションを要求するモクスリーに対して、内藤はゆっくりと立ち上がり、時間をかけて水を飲むと、さらには一度着席するなど挑戦者を挑発した。
■スペシャルシングルマッチ
・石井智宏選手のコメント
「ニック・ネメス、俺とは真逆。正反対のプロレス人生を歩いてると思うんだよな。まさに絵にかいたようなエリートコースを歩んで、普通だったら交わるはずのない2人が、こうして同じ席のつき、しゃべり、そして明日闘う。まあ、人生わかんねえもんだよ。
ネメスがプロレス人生第2章に新日本を選び、そしてそこで一発でベルトを獲った。スゲーよな、ハッキリ言って。まあ、そういう星の元に生まれてきたんだろ。だがよ、第2章のページはまだ開かれてねえんだよ。なぜなら、本当に意味でまだ日本のプロレスを見てない。感じてない。味わってないからだ。だから、明日その第2章の1ページ目に石井智宏の名前をしっかり刻んでやるよ」
・ニック・ネメス選手のコメント
「まずはじめに、今まさに人生の第2章の始まりに立っている。これまでで最も幸せで健康で、リング上でも最も頭が切れる状態だ。手短に話すと、俺はプロレスを見て育ち、5歳で父親に将来プロレスラーになりたいと伝えた。
俺のような体の大きさだと色々と苦労をするかもしれないけど、まずはレスリングから始めてみようと父に言われ、5歳でレスリングを始めた。そして、俺はプロレスラーになるまでやり遂げることを決めた。体の大きさは関係ないし、業界で友達が出来なくてもいい。プロレス一族でもないし、誰の元で働くかも関係ない。実現させるためにあらゆる手を尽くすことを決めた。
5歳でレスリングを始めて、セント・エドワード高校に進学し、全米チャンピオンや世界チャンピオンらの素晴らしいチームメイト達とレスリングを続けた。そして大学に進学してもレスリング部で記録を更新し続けることで、プロレス団体の幹部の誰かが俺の名前をインターネット検索した時に、『コイツは誰よりも気持ちが入ってる』と思われるように努力をし続けた。そして実際、俺はケント大学卒業時にはレスリング部で勝利記録を打ち立てた。それも全てはプロレスラーになるためだった。
だから俺のキャリアは決してロケット発射ではなかったし、1日で築き上げられたキャリアではなかった。俺は明日の試合を心待ちにしている。一つは、イシイという男の強さを知っているからだ。動画を見た。そしてイシイが言うように、彼と1対1でリングに入ることで初めて、本当の意味で新日本プロレスを感じることができるだろう。リングの中に入り乱れる感情やリングの中の空気、それらを感じることができるだろう。
俺はプロレスの試合を見ないことで有名だが、イシイの試合動画を見た。この試合の持つ意味を知っている。新日本プロレスでの初戦で王座を獲るということにどんな意味があるか、分かっている。背後で何を言われているかも知っているし、俺も同じようなことを言っていただろう。王者の価値を、証明させないといけない。獲るべきものは獲った今、実績を作っていかないといけない。
明日の試合を本当に楽しみにしている。なぜなら石井の強い打撃を知っているからだ。石井の強さ、可能性を知っている。フィニッシャーも見てきた。ヘッドバッド、タックルの強さを知っている。俺は準備ができている。俺のこの顎を見てくれよ、パンチもキックもヘッドバッドも受けられることがわかるだろ?
イシイというレジェンドとの対戦で、俺は証明してみせる。試合を見ながらファンになった素晴らしい選手だ。このスペシャルチャレンジマッチで、レジェンドであること、賞賛すべきプロレスラーであることを、共にリングに立てるという光栄な気持ち、そんなものは試合開始の鐘がなった瞬間に放つんだ。19、20年かけて作り上げてきたこのキャリアは、ロケット発射では決してなかった。いかなる状況でも、俺は乗り越えてきたからこそ、実現したものだ。
この試合を本当に楽しみにしている。これは挑戦ではない。それ以上の大きな意味がある。新日本プロレス、そして世界に対して俺の存在意義を証明する大きな試合だ。俺は最高のプロレスラーだ。この10年、そしてこの先10年、20年と俺は世界をまたぎ活躍する。俺を止めることは出来ない。俺は最高のプロレスラーだ。明日の試合でそれが証明できるだろう。そして俺はまた自分を大きく誇りに思うだろう」
■ライオットルールズ・マッチ
※エディ・キングストンとゲイブ・キッドは会見冒頭からバチバチの舌戦を展開
エディ「(※記者たちに向かって)やあ、調子はどうだ?(※盛り上がる記者たちに向かって、少し控えめに)俺も……OKだ)」
ゲイブ「チビネズミ野郎が!(※マイクを取って)なあお前……(※マイクがオンになっておらず、司会の方を見て)オンにしとけよ。(※エディに向かって)なあお前、話を聞かせてもらおうか」
司会「エディ選手の方から、明日のライオットルールズ・マッチについてお考えを聞かせていただければと思います」
エディ「俺に考えなんてない。コイツをぶちのめすだけだ(※会場は沸いて“ぶちのめせ”チャント)」
ゲイブ「ハッハッハ……それがお前の言うことか。なあ、コイツらに本当は何を言うつもりだったんだ? いろんな州や国から、長い道中ここまで来たヤツらなんだぞ。話せよ。この試合の心づもりとして、お前はどんな話をするんだ? 俺に言うことは?」
エディ「心づもりとか……」
ゲイブ「ここで止めるぞ!」
エディ「何もない!」
ゲイブ「俺に言うことは? 俺に言う……」
エディ「いいか!? お前が苦しかった時、メッセージを送った相手は誰だ? 誰に連絡した? 誰だ?」
ゲイブ「お前だよ! 2022年、お前に送った!」
エディ「そして俺はお前を救った! その後お前はBULLET CLUBに入って、こんなクソ野郎に成り下がったんだ! そして今は俺に噛みついてきやがる。俺に向かってきやがって。お前には心がない。信念も、心もないんだ」
ゲイブ「心がないのはお前だ。お前はここを尊敬していない。ここはニュージャパンプロレスリングだぞ」
エディ「俺はわかってるさ!」
ゲイブ「記者会見に(※読売ジャイアンツの馬場正平選手)クソ野球ユニフォームで来て、どの口がここを尊敬しているなんて言うんだ?」
エディ「ああ、ああ」
ゲイブ「どういうつもりなんだ? お前は明日終わる」
エディ「お前はどうなんだ? お前は……」
ゲイブ「お前とのタイトルマッチまで待つつもりもない。お前のキャリアを終わらせてやる。お前の首を壊してやる。さあ……」
※2人ともに立ち上がって激しい乱闘なると、会場からはエディコールが沸き起こる。
これにヒートアップしたゲイブが椅子を投げつける暴挙に出るなか、2人はスタッフに抑えられながら退場した。
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■大会名『Windy City Riot』
・日時:2024年4月12日(金)17:30開場 19:00開始 ※アメリカ中部時間(CT)
・会場:Wintrust Arena(イリノイ州シカゴ)
・住所:200 E. Cermak Road, Chicago, IL 60616
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