4月5日(金)18時30分~東京・全電通労働会館 多目的ホールにて、明日の両国国技館大会・IWGP 世界ヘビー級選手権試合、NEVER無差別級選手権試合、IWGPジュニアヘビー級選手権試合の公開調印式がおこなわれた。
■『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024』
4月6日(土) 15:30開場 17:00開始 ※第0試合は16:30開始
東京・両国国技館
☆チケット情報 / ☆対戦カード情報
【再入場不可】
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「ボックス席」は完売、「アリーナB」「アリーナC」「2階指定席A」は残りわずかとなっております。
■IWGP 世界ヘビー級選手権試合
・(チャレンジャー)辻陽太選手のコメント
「(※『NEW JAPAN CUP』トロフィーを担いで登場)この世界には、ある一つのルールがある。俺はそう思ってます。そのルールというのは、変化した者だけが、変化に適応できた者だけが生き残るということです。だから、新日本プロレスもこれからの新時代に変化していかなければならない。でも、その世の中で普遍的なものもあると俺は思ってます。
例えば、携帯電話。電話が発明されて、携帯電話になって、そしていま皆さんが持ってるであろうスマートフォンになった。形が変わって進化していった。でも、最高のコミュニケーションツールは人と人との会話。それは変わらない価値であり、普遍的な価値だと思ってます。新日本プロレスにとって、その普遍的なものはIWGPヘビー級のベルトだと俺は思います。誰もがIWGP ヘビー級のベルトを最強だと信じ、それを目指していた。
ただ、いまこの時代、IWGPヘビーは世界ヘビーへとなり、その価値は少し変わってしまったように感じるんですね。変化をすることは必要なこと。ただ、変化してそれが間違っていたのなら、『少し違うな』そういう風になったのであれば、それを認めて戻すこと。それも生き残るための変化なんじゃないかなと俺は思ってます。
そのために新日本プロレスの価値を守るため、そして新日本プロレスのために、俺は明日、内藤哲也に勝たなきゃいけないと思ってます。ちなみに、内藤さんのプロレスラーとしての普遍的な価値はなんですか、菅林会長?(※返答しない菅林会長に対して)俺も考えてみたんですよ。やっぱり俺が8年前、テレビの前の憧れた内藤哲也。『その普遍的な価値ってなんなんだろうな』と思った時に俺が思いついたのは、制御不能な新日本プロレスへの愛。ありがとうございました」
・(チャンピオン)内藤哲也選手のコメント
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。辻陽太のすごいところは、『NEW JAPAN CUP』で結果を残し、新日本プロレス、そしてお客様からの期待感を集め、IWGPを獲った後の明確なビジョンがあり、そして自分の言葉をちゃんと持っている。これってなかなかできることじゃないわけで、期待せずにはいられないでしょ。俺は素直にそう思いますよ。
陽太はこのIWGP 世界ヘビー級王座をもとに戻したいようですが、ベルトをどう扱うっていうのはチャンピオンの意向が大きく反映されるものだと俺は思っているわけで、解体したいならすればいいよ。ただし明日、俺に勝ったらの話だけどね。
このIWGP 世界ヘビー級王座が誕生する時に、最後の最後まで反対したのが俺でした。でも、明日のタイトルマッチでは、このIWGP 世界ヘビー級王座を守ろうとしてるのが俺であって、このIWGP 世界ヘビー級王座をもとに戻そうとする挑戦者の挑戦を受けるわけで、なんか面白いものだなってあらためて思いますよ。そんなIWGP 世界ヘビー級選手権試合がおこなわれる明日の両国大会。いまというもう二度と戻らないこの瞬間を目いっぱい楽しんでくるぜ、カブロン!」
■質疑応答
――新世代、世代交代を意識する部分はありますか?
内藤「ファン時代、世代交代っていうワードをすごくワクワクする自分がいました。ただ、いざ自分がレスラーになって世代って括るよりも、むしろ自分がどう上がるか、自分がどう活躍するかの方が結構大事で、あんま世代っていう一括りで考えることがなくなってしまったんですけど、いま新世代と言われる選手たちが何人かいるなかで、間違いなく陽太が頭一つ二つ三つ抜けてるでしょ。もう新世代って、たしかに新しい人間なのかもしれないけども、もういまの新日本プロレスのトップ一角でしょ、間違いなく。そんな辻陽太とこうしてIWGP 世界ヘビー級を賭けて両国大会のメインイベントで対戦できることが、俺はすごく嬉しいし、リング上で俺をギリギリまで焦らせてほしいなと思ってます」
――辻選手、いまの発言を受けていかがですか?
辻「俺自身、凱旋した時から『俺はほかの新世代のヤツらと違う』そういう風に語ってきた。でも、何一つ結果を残せてなかったんです。今回の『NEW JAPAN CUP』でその結果を残すことができた。そして、俺の目指してる、憧れた内藤さんにこういう風に言ってもらえる。それは率直に嬉しいことです。
ただ、俺としてはやはり『新日本プロレスがここから一気に変わっていかなければいけない』そう思っているので、俺はもう内藤さんが言うように世代交代、その枠を飛び越えてイチ新日本のトップレスラーとしてやっていく、もうその位置に立っていると思う。
ただ、俺がもっと突っ走ることによって、ほかの新世代と呼ばれる人たち、上村、成田、オーカーン、ヒクレオ、ゲイブ、ワト、そして海野。彼らもより加速して走ることができると思っています。なので、内藤さんをタップリと焦らせてうえで、俺が勝ちたいと思います」
――4.3後楽園大会で「PUZZLE プロレス ポルコここで陽太の勢いを止めてこそ、われわれLOS INGOBERNABLES de JAPONそして、内藤哲也、そして辻陽太のためになると思うんでね。全力で、今の辻陽太の勢いを止めてみせますよ」というコメントがありましたが、辻選手がベルトを獲るのはまだ早いということでしょうか?
内藤「辻陽太が今年の『NEW JAPAN CUP』で優勝したわけで、俺は参加してないですけどね。俺以外のレスラーで言ったら、もう最強レスラーなわけですよ。だから、ベルトを巻くのが早いとか、そんなことはないですよ。まさにいまが旬なんじゃないですか。
でも、ここであっさりトップに行ってしまうよりも、やっぱりもう一段階、二段階、なんか山があって、たくさん悩んで上に行ってこそ、さらにいま以上に大きな辻陽太になるんじゃないかなと思うので。ただただ負けたくないっていう想いもありますけど、さらに大きな辻陽太と生み出すためにも、いま俺がここで大きな壁にならなきゃいけないんじゃないかなと思うので、その言葉を出しました。
あと陽太もそうですけど、もうタクシーで帰っちゃったかわからないけど、鷹木信悟ともこのベルトを賭けてやりたいですし、俺、BUSHIともヒロムともティタンともシングルマッチやったことないんですよね。陽太は今回が2回目、鷹木も過去に1回やってるんですけど、やってないメンバーがまだまだいるので、同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内でのシングルマッチっていうのもまだまだやりたいので、そのへんも楽しみだなと思ってます」
――辻選手、いまの発言を受けていかがですか?
辻「そこに関しては、さっきも言ったように変化をしてみないとわからない。いま新しい時代になって、新日本プロレスは間違いなくそういう転換期。そこで俺がベルトを獲った方が良いのか、それとももっと悩んでいろんなことを経験してから獲った方が良いのか、それは結果論であって、そうならないとわからない。
でも、俺はこの勢いを止めたくない。止めるつもりもない。だから、俺から言えるのは内藤さんはそういう風に言ってるかもしれないけども、それは内藤さんの意見であって、俺はここでベルトを獲らないといけないと思ってる。だから、そこに関しては内藤さんの意見、俺の意見ぶつかりますけども、俺は止まる気はないです」
内藤「ハイ、東京スポーツ、岡本エキスパート。あれっ、来てない? 岡本エキスパート、今日来てないの? まさか配信で観てるんじゃないの? いますぐ電話して質問聞いた方が良いんじゃない?」
辻「岡本エキスパート、俺はさっきように、こうやって直接、俺たちの話の聞く。そしてプロレスを見る。そこに普遍的な価値があるんですよ」
※フォトセッション後、内藤のグータッチに辻も応じて両者は拳を合わせた。
『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024』
4月6日(土) 15:30開場 17:00開始 ※第0試合は16:30開始
東京・両国国技館
☆チケット情報 / ☆対戦カード情報
【再入場不可】
※「ロイヤルシート」「アリーナA」「ボックス席」は完売、「アリーナB」「アリーナC」「2階指定席A」は残りわずかとなっております。
★チケットはプレイガイド各社WEBサイト・コンビニ店頭端末にて、大会当日18:00まで販売いたします。
[ローソンチケット] https://l-tike.com/order/?gLcode=32780 ローソン・ミニストップ店頭Loppi
[チケットぴあ] https://w.pia.jp/t/njpw/ セブンイレブン各店、ファミリーマート各店(決済・引き取りのみ可)
[イープラス] https://eplus.jp/njpw/ ファミリーマート各店
★会場の当日券売場では13:00より発売いたします。