“人間風車”の異名で知られる伝説のプロレスラーであり、新日本プロレスにも来日経験のあるビル・ロビンソンさんがアメリカ・アーカンソー州にて逝去された。享年75歳。
ビル・ロビンソンさんは、1938年9月18日生まれ、イギリス・マンチェスター出身。19歳でプロレスラーとしてデビュー。ダブルアーム・スープレックスを必殺技に、欧州や日本マットを中心に活躍した。
1975年12月には、新日本プロレスに初来日。アントニオ猪木とのNWF世界ヘビー級戦、60分フルタイムの死闘は名勝負として、いまも語り継がれている。
引退後は、1999年より東京・高円寺のUWFスネークビットジャパンのコーチとして来日。2008年まで同ジムの指導に携わるなど、日本とも非常に縁の深いプロレスラーだった。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
新日本プロレスリング株式会社
写真協力/「週刊プロレス」