2月24日、プロレスリング・ノア事務所で会見が行われ、3月8日(土)有明コロシアム大会で、丸藤正道と新日本プロレスの内藤哲也が同大会で“初タッグ”を結成。KENTA&田中将斗とスペシャルタッグマッチで対戦することが明らかになった。
このタッグの発案者でもある丸藤は、「個人的に、より田中将斗に触れてみたい、食ってみたい……そう思う中で、頭をよぎったのが内藤選手。過去に闘ったこともありますが、今回は横に立って頂いてもらって。G1も制覇しているので、頼りにしてます」とコメント。
これを受け、内藤は「急なことだったんですが、数年前のG1では丸藤選手の欠場で試合が流れ、一昨年の9月のタッグマッチでは、俺の右ヒザ靭帯が切れてしまっていた状態だったので、たいした試合もできずに……。ちょっと丸藤選手に借りを作ってしまった、という思いがあったので、『あのときの借りを返せるチャンスだな』と」。
さらに「ホントは丸藤選手ともっと闘ってみたい気持ちもあるが、今回はその気持ちを押さえて、組んでみようと。やはり“天才”ですから。いい刺激をもらいにプロレスリング・ノアに来ました」とコメント。
また初遭遇となるKENTAに関しては、「まだ一回も触れたことがない。基本的には、新日本中心でしたが、ファン時代からKENTA選手の活躍は、見てたし、知ってた。それに俺が昔『プロレスは身長でやるもんじゃない、体重でやるもんじゃない。キャリアでもない』と言ってたんですけど、それを体現している選手。いつか交わる機会がないかなぁ……と思っていたので、今回はワクワクしている」と意気込んだ。
さらに「IWGP奪取も失敗して、NEVERのベルトも手放して、結果がついてきていないが、なんとか新日本の主役に上がっていきたい。言い方は悪いが、この試合でいい刺激を得て、このあとのNEW JAPAN CUPに繋げたいなと思います」と、野心も隠さなかった内藤。
一方の丸藤も「横に並ぶ内藤選手には、なんだか自分と同じような香りをずっと感じていた。結果がなかなか出ないところも似てるかなと。そこもありつつ、何か化学反応が起きるかもしれない」「タッグは組みますが、仲良しこよしじゃないんで、俺のほか3人が敵というつもりで闘う。そのうえで、俺が勝つ」とキッパリ。はたして、この魅惑の天才タッグの行方は?
また、佐野巧真選手が同じく3月8日(土)ノア・有明コロシアム大会で行われる、自身の30周年記念試合のカードを発表。かつての好敵手である新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーとタッグを結成し、高山善廣&平柳玄藩組と対戦することも明らかになった。
さらに、同大会では、メインイベントで永田裕志vs杉浦貴のGHCヘビー級選手権が実現。モハメド・ヨネ&中嶋勝彦&小峠篤司vs矢野通&飯塚高史&YOSHI-HASHIというBRAVEvsCHAOSのスペシャル6人タッグも実現。
じつに6名の新日本選手が参戦する同大会。新日本ファンにも見逃せない大会となりそうだ。
写真協力/週刊プロレス
ノア3・8有明大会で永田と杉浦がGHC戦!内藤と丸藤がタッグ結成! ライガーが佐野と合体! 矢野&飯塚&YOSHI-HASHIも殴り込み!
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