春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2024』を初優勝、4月6日(土)両国国技館大会では、“L・I・J”同門の内藤哲也の持つ、IWGP世界ヘビー級王座に挑戦する辻陽太。
新日本マットの新世代をリードする男はいま何を思うのか? 特別ロングインタビュー!!
撮影/中原義史
★以下、インタビューの序盤を無料公開!
■『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024』
4月6日(土) 15:30開場 17:00開始 ※FRONTIER ZONEは16時30分開始
東京・両国国技館
★対戦カード情報
★チケット情報
★ロイヤルシート、アリーナA、ボックス席は完売!アリーナB、アリーナCは残りわずか!
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■「早くここまで辿り着きたい」とは思ってましたけど、やっぱり新日本プロレスはそんな甘いもんじゃないなって、凱旋してからの間で痛感していましたね。
──さて、辻選手。今日は『NEW JAPAN CUP 2024』一夜明けで、今日はメディアの取材が殺到していますけど、改めてこうした状況はいかがですか?
辻 率直に「そういう栄光を1つ手に入れたんだな」って実感していますね。ただ、自分はいつもこういう状況をイメージしていて、「いつかこういうふうになりたい」と思って続けてきたんで、嬉しい限りです。
──優勝から一夜明けての反響は、やはりいままでと違いますか?
辻 反響は大きかったですね。去年、凱旋した時ぐらい反響があります。周りの友人や親戚とかからも連絡が来ましたし、「ああ、こんな人いたな」っていう人からも連絡が来たり(笑)。
──ご自身の中ではもう少し早くこういう状況を作りたいと思ってました? それとも、昨年の大阪城ホールでの凱旋からここまでは“必要な時間”だったと思いますか?
辻 もちろん「早くここまで辿り着きたい」とは思ってましたけど、やっぱり新日本プロレスはそんな甘いもんじゃないなっていうのは、凱旋してからの間で痛感していましたね。
──なるほど。
辻 それに当時、凱旋したての俺は「ルチャからプロレスに切り替えなきゃいけない」っていう気持ちがあったので、正直不安はゼロではなかったんですよ。虚勢を張っていましたけど、今思えば少なからず不安はあったんですね。それがこの1年かかって、自分の弱みと強みを理解し、しっかりとプロレスに落とし込めるようになっていったので、それが今回の『NEW JAPAN CUP』でも活きているなと思います。
■オカダ、オスプレイ、タマの離脱が起きて、「じゃあ、これから誰が背負っていくんだ?」ってなった時に、「間違いなく辻でしょう」っていう感じではなかったんですよね。
──昨年6月に凱旋した時は、IWGP世界ヘビーのベルトは獲れなかった。今回時間が経って、オカダ・カズチカ選手やウィル・オスプレイ選手が退団したタイミングで、『NEW JAPAN CUP』で優勝した。これは逆に運命的なものを感じます。
辻 ここしかない、ここで行かなきゃいけないってタイミングでしっかりと結果を出せたかなっていうのはありますね。やっぱり、人生って「ここぞ!」というタイミングがあるじゃないですか? 俺の場合は、凱旋の時だったり、もしくは今回のように「新日本はどうなるんだ……」って時だったと思うんですよ。その人生「ここぞ」というタイミングで結果が出せたというのは大きいですね。
──決勝戦後に「新時代の扉が開いたぞ!」と言いましたけど、ファンも不安を抱えている時期だけに、より実感を持って、救世主的な存在に感じられたのかもしれない。
辻 正直なところ、新日本に帰ってきてから、「これだけインパクトを与えて、俺が時代を背負ったんだから、世代交代とか何言ってんだ?」っていう気持ちもあったんですよ。だから俺は「世代交代には興味がない。お前らで勝手にやってろよ」っていうスタンスでやっていたんですけど、結局、オカダ、オスプレイ、タマ(・トンガ)の離脱が起きて、「じゃあこれから誰が背負っていくんだ?」ってなった時に、「間違いなく辻でしょう」っていう感じではなかったんですよね。
──そこまでの空気は感じられなかったと。
辻 自分では「背負っている」って思っていたし、そう言ってくれるファンの人もいたんですけど、大半の人の見方は、俺も成田(蓮)、海野(翔太)、上村(優也)と一くくりの中だったんですよね。それを改めて感じたんです。だから、「ここで結果を残して世代交代を巻き起こしてやるよ」と、「新時代の扉を開けてやるよ」って気持ちになったんですよ。ジェフ・コブに勝った尼崎の1回戦「俺が世代交代の中心だ」って言ったんですけど、それは俺の『NEW JAPAN CUP』を絶対に獲るぞ、という覚悟の表れでもあったんです。
──なるほど。凄く印象的だったのは優勝した後のバックステージで、1人1人噛みしめるように「上村、成田、ゲイブ、オーカーン、ヒクレオ、ワト、そして海野」と名前を出していったじゃないですか? あれは若手時代、合宿所に一緒にいたメンバーの名前ですよね。
辻 そうです。合宿所にいたメンバーであり、“同じ道”を歩んできたメンバーですね。ただ……。
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■『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents SAKURA GENESIS 2024』
4月6日(土) 15:30開場 17:00開始 ※FRONTIER ZONEは16時30分開始
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