• 2014.2.1
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外道がタイチを下し、オカダ参戦の野望を打ち砕く!/鈴木と飯塚が壮絶な大流血戦を展開!【1月31日(金)『TAKA&タイチ興行』試合結果】

■『TAKA&タイチ興行PART4』
1月31日(金)
東京・新宿FACE
観衆:526人(超満員札止め)

 
 4回目を迎えたTAKAみちのくとタイチの主催興行。大会開始前には、千葉県出身の稲葉リノさんが『TAKAタイチ興行』のテーマソング(※TAKAとタイチの声入り)を熱唱した。
 
 その後、平岩豪リングアナウンサーが、ダブルメインイベントとして行われる「負けたら勝者の言うこと何でも一つ聞く王様ゲームマッチ」タイチvs外道について説明。タイチの要求が「次回の『TAKAタイチ興行』にオカダ・カズチカを参戦させること」、外道の要求が「今回で『TAKAタイチ興行』を終わらせること」であり、それらが正式に認められたことを発表した。
 
 そこへTAKAとタイチも登場。TAKAが『TAKA&タイチ興行(PART)5』を3月21日に千葉Blue Fieldで開催する計画を明かし、「タイチを信じて、『TAKAタイチ興行』の未来を託したいと思います」と発言。ファン投票で決まった試合の順番を入れ替え、タイチvs外道をメインイベントにすることをファンに告げた。
 
 そのほか、後半戦開始前には1月4日東京ドーム大会でTAKA&タイチと一緒に入場したこともあるREADY TO KISSも登場。歌とダンスで場内を盛り上げた。
 
●第1試合
15分1本勝負
KAIENTAI DOJO vs 新日本プロレス若手対抗戦PART2
 タンク永井
△関根龍一
(15分00秒 時間切れ引き分け)
△小松洋平
 田中翔
 
【試合経過】

昨年12月22日に行われた『TAKAタイチ興行PART3』の再戦となったタッグマッチ。
 
 荒削りながらも気合のこもった好勝負が展開され、田中と小松は息の合った連携プレーも披露。しかし、両チーム一歩も譲らず、再び時間切れ引き分けという結果になった。
 
【試合後コメント】
小松
「関根、タンク、面白いよ。連携を何個か考えてきて、試して、感触は上々だからね。あとは、俺らのタッグをまだまだ荒削りだけど、磨いていくだけだね。そしたら次は、あいつらに勝てる。今日、それを確信した」
田中「クソー! この年末年始は俺にとって悔しいことばかり。そのひとつが、去年、あいつらと引き分けたこと。だからこそ、今年のこの試合は、絶対に勝ちで始めたかった。次、絶対、勝ってやる」
 
●第4試合
スペシャルシングルマッチ
△鈴木みのる
(1分21秒 両者リングアウト)
△飯塚高史
 
●再試合
鈴木みのる
(10分54秒 ノーコンテスト)
飯塚高史
 
【試合経過】

 先に入場した鈴木が、観客席を荒らしながら現われた飯塚を襲撃。激しい場外乱闘で試合が始まる。ところが、2人はそのままリングへ上がらず、わずか81秒で両者リングアウトとなった。
 
 それでも両者の乱闘は続き、額を割られた鈴木が激怒! 「こんなんで終れるかよ!! 飯塚、ブッ殺すぞ!!」とマイクアピールし、再試合が始まった。
 
 すると飯塚は、鈴木の傷口に集中攻撃。しかし鈴木は、自分の血を舐めて不気味に高笑いし、ストンピング連射、鉄柱攻撃、膝蹴り連射、イス攻撃と猛攻。これで飯塚を流血に追い込むと、その傷口へパンチの雨を降らせる。
 
 だが、飯塚がチョーク攻撃と噛みつき攻撃で巻き返し、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備。ところが、鈴木が地獄突きを回避し、飯塚の頭部へマウントパンチ連射。さらには、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルで傷口を何度も殴打する。
 
 その後、両者がパイプイスを持ち出して大乱闘を展開。これにレフェリーが巻き込まれてしまい、さらに両者はお互いの傷口を狙って激しくやり合う。たまらずセコンドたちが止めに入り、TAKAが本部席にゴングを要請した。
 
●ダブルメインイベント
30分1本勝負
プロレスラーモノノフ最強決定戦 負けたら即モノノフ引退スペシャル
×TAKAみちのく
(14分33秒 クロスフェースオブJADO)
○邪道
 
【試合経過】

 共にモノノフ(※女性アイドルグループ・ももいろクローバーZのファン)を公言しているTAKAと邪道が、敗者がモノノフを引退する過酷なルールで激突。有安杏果推しの邪道は緑、高城れに推しのTAKAは紫のコスチュームで登場。邪道には「ジャーリン」コールが送られる。
 
 序盤、サミングで不意打ちしたTAKAが、ショルダータックル、膝へのキックに繋ぎ、串刺しアックスボンバー、ジャンピングフロントハイキック、イス攻撃、顔面攻撃。さらに、連続串刺しアックスボンバー、串刺しジャンピングニーアタック、首4の字固め&顔面攻撃などで追い討ちをかける。
 
 しかし邪道は、カウンタートーキック、パントキック、ラリアットの連続攻撃で逆転。さらにラリアット2連発、バックドロップで追撃したのち、TAKAのエルボーを受け止めてクロスフェースオブJADO。これをTAKAに切り返されると、さらに切り返して再びクロスフェースオブJADOを仕掛ける。だが、TAKAが脱出して今度こそジャストフェースロック。
 
 これはガッチリ極まっていたものの、ロープへ逃れた邪道がグリーンキラーで逆転。次のビューティフルパントキックはかわされたものの、自分はみちのくドライバーを回避し、グリーンキラー2連発で追撃。最後は、クロスフェースオブJADOで絞め上げ、TAKAを屈服させた。
 
 試合後、邪道が「オイ、TAKAみちのく! 負けたらモノノフやめる!? 負けたらモノノフ引退!? ・・・モノノフによ!! 引退なんかねぇんだよ、オラ!!」とマイクアピール。続いて、TAKAが持参していたももクロのタオルを投げ渡し、「持って帰れ、ほら」と言葉をかけた。
 
 さらに邪道は、「おまえ(TAKA)によ、ひとことプレゼントしてやるよ! オイ、モノノフ聞いてくれ!寒露の匂い!!」とマイクアピールを続行。最後は、「世界のももクロ、ナンバーワン!!」というフレーズをファンと大合唱した。
 
【試合後コメント】
TAKA
「邪道! 俺が恐れた秋吉昭二(※邪道の本名)! あれがよ、あの人のホントの姿なんだよ!ジャーリン!? 笑わせんじゃねぇよ。“モノノフ対決”なんてな、あの人の本気を出させるための道具に過ぎねぇんだ! 見たろ、邪道? 外道さんもそうだ。本来の力を隠してんじゃねぇのか!? ジャーリン、いや! 邪道、いや! 秋吉さんよ!! (対戦は)何回でもいいからな!!」
 
●ダブルメインイベント
30分1本勝負
負けたら勝者の言うこと何でも一つ聞く王様ゲームマッチ
×タイチ
(18分25秒 外道クラッチSN)
○外道
 
【試合経過】

 新日本プロレスのリングとは反対に「レッツゴー・タイチ」コールが起こる中、タイチがカウンタートラースキックで先制。さらに、鉄柱攻撃、イス攻撃などのラフ殺法で攻めこむ。だが、外道が場外乱闘で巻き返し、タイチの膝を鉄柱へ叩きつけた。
 
 ここから外道はタイチの膝には狙いを絞り、ストンピング。ローキックなどで追い討ち。さらに、顔面攻撃、フライングメイヤー、トラースキックへ繋ぐ。
 
 苦しくなったタイチは、ハンマースルーを切り返し、串刺しアックスボンバーで逆襲。そこから連続串刺しアックスボンバー、アックスボンバー、タイチ式ライガーボムと畳み掛ける。
 
 しかし外道は、タイチのキックをかわしてドラゴンスクリュー。そして、膝裏にタックルを食らわせると、足4の字固め、パンチ連打、マンハッタンドロップ、コンプリートショットなどで追撃し、コーナー最上段からスーパーフライを敢行。
 
 ところが、タイチが両膝でブロックし、風車式バックブリーカー、トラースキック、側頭部へのキック。そして、レインメーカーポーズからブラックメフィストの体勢に入るが、外道が前方回転エビ固めに切り返す。そして、急所攻撃から外道クラッチ。
 
 だが、タイチが急所キックで逆襲し、タイチ式外道クラッチ。そして、ハイキック、みちのくドライバーIIで追撃すると、再びタイチ式外道クラッチを狙う。しかし、外道が外道クラッチSNに切り返し、3カウントを奪った。
 
 試合後、外道が「オイ、タイチ! オメェは外道クラッチで俺からは絶対に獲れねぇ。なんでかわかるか、オイ!? ・・・・・・レ〜ベルが違うんだよ、コノヤロー!」とマイクアピール。さらに、「約束どおりよ、『TAKAタイチ興行』、終わってもらおうか? TAKAさん! タイチさん! ・・・・・・お疲れ様でした」と続け、元AKB48の小森美果さんから祝福を受けた。
 
 するとTAKAが、「予定だった『TAKAタイチ興行』を“ファイナル”でやらせて下さい。『オカダを出せ』とは言いません!最後に俺のけじめとして、それだけやらせて下さい」と外道に懇願。これを外道が「俺も鬼じゃないからよ。最終興行、1回だけやっていいよ」と、あっさり了承した。
 
 外道が去ると、TAKAはタイチに向かって「鈴木軍でザコ扱いの俺たちの興行で、これだけの人が来てくれたんだ。ちょっと自信もって行こうや」と声をかける。そして、「俺とタイチで、サシでやるか!? そろそろどっちが強いか決めようぜ」「それでキチッと『TAKAタイチ興行』、終わりにしようぜ。けじめだ」と、最終興行での一騎打ちを提案した。
 
【試合後コメント】
タイチ
「いつもとは違う客のノリで、なんかやりにくかったけどさ。まあ、そんな中で勝てれば最高だったんだけど。オカダとやりたかったな〜。あいつのデビュー戦、俺だからな。どんだけ強くなったか、やってやりたかったけど、しょうがねぇな。まあ、今日は本気の外道が見れたんで。あんな外道は、最近見たことないし。邪道・外道、まだまだじゃねぇか、アイツら。俺もすべてを出したし、外道も久しぶりの本気の外道を出してくれたし、その上で負けたから、今日は俺とTAKAがいつも言っているような負け惜しみも、言い訳も、屁理屈も、なんも出ない。TAKAみちのく、ずっとパートナーでやってきたけど、越えなきゃいけない壁だと思ってるんで。あいつは1回、潰しておかないとね。まあ、『鈴木軍でどっちが強いんだ!?』っていつもいがみあってるから。ここでハッキリしようや、TAKAみちのくさんよ」

【写真:山本正二】

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