今年3月にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンから脱退したSANADAは、Just 5 Guysの一員として悲願のIWGP世界ヘビー級王座奪取を果たした。
新日本マットでトップに至るまでのキャリアは紆余曲折。山あり谷ありのレスラー人生はもちろん、あまり語られてこなかった幼少期の話など、SANADAが知られざる半生をインタビュー形式で振り返っていく。
そして、昨年7月よりスタートした自伝はついに今回で最終回を迎える。
最終回・第19回では、Just 5 Guysの各メンバーについて、そして今後のキャリアで描いている“夢”などについて語る!
聞き手/市川亨
撮影/中原義史
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■お客さんの反応として、“無”が一番イヤだし、賛否両論がないと上がっていかないと思うんですよ。ましてや、5Guysはまだまだ発展途上のユニットですし
――2023年に結成したJust 5 Guysについては、実際にメンバーと多くの時間を過ごすなかでどのような印象を持っていますか?
SANADA みんな思いやりがありますよね。あと、どこのユニットもやっているかもしれないけど、その中でも5Guysはどのユニットよりもいろいろな意味で新しいことにトライしているんじゃないかなって。
――新しいことをやっていこうという意識が共有されていると。
SANADA そうですね。チームとしてトップを目指すなら5人の力が必要だし、それぞれの役割があると思うので。たとえばCMに出たり、客席の中に入っていったり、これまでになかったことにトライしてるっていう意味では、ロス・インゴのときとは違う楽しさがありますね。
――ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはユニットではあるけど、個人主義の面も強いですからね。
SANADA どちらかと言うとロス・インゴは色が固定していたっていうか。その中で自分がなにかやりたいと言っても違う空気になったと思うんですよ。もう空気が出来上がっているので、なかなか違うものをやるっていうのが難しかった。でも、5Guysは未完成な状態だし、自分の色を出しやすいです。
――ユニットに対するファンの反応に関しては気になりますか?
SANADA どういう反応であれ、リアクションがあるのはいいことだと思ってます。お客さんの反応として、“無”が一番イヤだし、賛否両論がないと上がっていかないと思うんですよ。ましてや、5Guysはまだまだ発展途上のユニットですし。
――さまざまな声があることが、むしろユニットとしての伸びしろでもあると。
SANADA あえて課題というか、そういうのがあるとすれば、鈴木軍のイメージがまだ残ってることだと思うんですよ。俺と(上村)優也が入っても、ほかの3人がまだその色を持っているというか。
――タイチ選手、DOUKI選手、TAKAみちのく選手に、まだ鈴木軍時代の名残がある?
SANADA 優也に関してはヤングライオンのときの姿と海外から帰って来たいまの姿は違うじゃないですか。俺もロス・インゴの頃とは違う。でも、あの3人はそこまで大きな変化っていうのはないのかなって。でも、それが悪いとは思ってなくて、そこから進化したらイメージを塗り替えられると思うので。
――以前のイメージを3人が払しょくしたときに、ユニットとしてまた新たな姿を見せられるかもしれないと。
SANADA ユニットとして変化していくには、必要なことなのかなと。もちろん必要なのはそこだけではないと思うけど、鈴木軍にいなかった俺が見たときに、なんとなくそういう印象があるなって。
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