3月10日、元新日本プロレスで、フリーとして活躍していたプロレスラー・吉江豊さんが、全日本プロレス 群馬県・高崎大会の試合後に控室で容態が急変し、救急車で高崎市内の病院へ救急搬送され、そのまま帰らぬ人となった。享年50歳。死因は不明。
吉江さんは、群馬・前橋市出身。アニマル浜口トレーニングジムを経て、1994年2月に新日本プロレスに入門、同年12月9日徳島大会の小島聡戦でプロデビュー。
海外武者修行から凱旋帰国したあと、2000年に永田裕志、中西学、故・福田雅一さんらとのユニット「G-EGGS」を結成。2003年6月には棚橋弘至とのコンビでIWGPタッグ王座を戴冠した。
2006年1月に新日本プロレスを退団後は、フリーとして全日本プロレス、ZERO1-MAX、DRAGON GATEなどに参戦。2006年から藤波辰爾が率いる無我ワールド・プロレスリング、ドラディションに在籍したあと、2009年から再びフリーに転向した。
2015年には、曙との巨漢コンビで全日本プロレスの第69代世界タッグ王座を獲得。明るく奔放な性格と180センチ、160キロの体格を活かしたパワーファイトで人気を博した。
吉江豊さんのご冥福を心からお祈りいたします。
新日本プロレスリング株式会社