• 2024.2.22
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過去最高のコンディションと語るSANADAが内藤を“あらさがし”呼ばわり!?IWGP 世界ヘビー級王者は「俺の心には響いてこない」と舌戦を展開!ネメスがベルト奪取で第2章の幕開けを予告!「自分自身を証明しないといけない立場なのはお前の方だ」IWGP GLOBAL王者・フィンレーが“元WWEスーパースター”をこき下ろし!【2.22会見】

2月22日(木)18時45分~北海道立総合体育センター 北海きたえーる・2階大研修室・講堂にて、IWGP世界ヘビー級選手権試合とIWGP GLOBALヘビー級選手権試合の公開会見がおこなわれた。

■『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』
2月23日(金・祝) 15:30開場 17:00試合開始      ※第0試合は16時30分開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 
対戦カード
チケット情報
★ロイヤルシートは完売となりました。
 
2月24日(土) 12:30開場 14:00試合開始     ※第0試合は13時30分開始

北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 
対戦カード
チケット情報
★ロイヤルシート、スタンドAは完売となりました。

■IWGP世界ヘビー級選手権試合
・(チャレンジャー)SANADA選手のコメント



「前回の試合から約10日間のオフがあったんですけど、そのあいだちゃんと休んで、内藤さんに素敵なアドバイスをいただいて、『ちゃんと休養しろよ』と言われたので、ちゃんと休養したら最高のコンディションになりました。過去最高のSANADAでタイトルマッチに挑めそうです。ハッキリ言っていまは自信しかないです」

・(チャンピオン)内藤哲也選手のコメント



「明後日、ここ北海道立総合体育センターにておこなわれるIWGP 世界ヘビー級選手権試合。たしかに1月4日東京ドームで大合唱できたのは、乱入してきたEVILを排除してくれたSANADAのおかげ。大きな借りを作ってしまったので、その借りを返す意味でもダイレクトリマッチ受けることにしました。
でも、このタイトルマッチが決定して以降、SANADAの口からこのタイトルマッチにかける意気込みをあまり耳にしてないような気がするのは俺だけでしょうか?SANADAを応援しているSANADAファンのお客様に伝わっているのかもしれない。でも、それ以外のお客様にはほとんど伝わってない。

実際、俺にもほとんどSANADAの想いは伝わってこないわけで、それでいいのか?この新日本プロレスの景色を変えるんじゃなかったのか?SANADAはもうIWGP 世界ヘビー級王座を獲ったことがあるわけで、明後日、俺に勝って、このIWGP 世界ヘビー級王座を獲っただけじゃ、この新日本プロレスの景色は変わらない。
じゃあどうするか?もちろんなにか考えがあるんだろうな?何もないのであれば、俺の防衛で間違いないでしょ。東京ドーム大会同様、泣きながら控室に帰ってもらうぜ、カブロン!」

■質疑応答
――内藤選手の再三の挑発に対し、誘いに乗らず一貫した姿勢を崩さなかったですが、あらためてこの点にしての狙い、意図とはなんでしょうか?

SANADA「ロス・インゴ、とくに内藤さん。しいて言いうなら辻。この2人は相手の“あらさがし”をするのが得意ですよ。だから、できれば次のパンフレットとか、公式のプロフィールに『特技:あらさがし』と書いていただきたいですね。ちょっとこれ以上しゃべるとあらが出ちゃうのでこの辺にさせていただきます」

――SANADA選手の発言を受けて伝わるものはありましたか?

内藤「まあ、いまのコメントも含めてなんですが、基本的にSANADAのコメントにはあまり気持ちがこもってないような気がしているので、ホントに思ってるならいいですよ。でも、思ってないのであれば、『どの会場が好きです』とかあんまり言わない方が良いんじゃないかなって俺は勝手に思いますけどね。
でも、ホントに本人がそう思っているのであれば、これからも言い続ければいいんじゃないですか。ただ、さっきも言ったようにいまのコメント含めて、あまり気持ちのこもった言葉じゃないような気がしますね。だから、なにも俺の心には響いてこないなというのが素直な感想です。」

――このタイトルマッチのあとには、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンとのシングルマッチも……。

内藤「(※言葉を遮り)どこのどなたですか?名前をちゃんと言ってください。誰ですか、アタナは?」

――東京スポーツの岡本と申します。

内藤「岡本記者、なんですか?記者?なんていう役職でしたっけ?」

――いまはエキスパートです。

内藤「岡本エキスパート、失礼しました。どうぞ。なんでしたっけ?最初からお願いします」

――この勝者が旗揚げ記念日でIWGPジュニアヘビー級チャンピオンとのシングルマッチも発表されていますが、このタイトルマッチを経てその先にどのようなことを見据えていますか?

SANADA「ホントちゃんとしないと、あらさがされますよ。自分はチャンピオンだった頃、自分よりキャリアの薄い選手としか防衛戦をしてこなかったんですけど、ベテランな選手ともタイトルマッチやりたいですし、まだまだ未熟なんですけども各会場を満員するっていうのが自分の目標です」

――内藤選手お願いします。

内藤「大田区大会でチャンピオン同士が対戦すると。俺が防衛した場合、対戦相手はデスペラードなのか、それともSHOなのか。まあ、どちらと対戦するのしても初めてのシングルマッチなので、どちらが相手でも楽しみだなと思います。その先の防衛戦はおそらく『NEW JAPAN CUP』の優勝者。4月の4両国大会でしょう。
で、そのあとにもジョン・モクスリーとのシングルマッチが決まってますし、そのジョン・モクスリーとのシングルマッチに是非このベルトを賭けて闘いたいなと思っているので、大田区でジュニアヘビー級チャンピオンに勝利し、両国大会で『NEW JAPAN CUP』優勝者に防衛して、そして4月シカゴでしたっけ?で、おこなわれるジョン・モクスリーとの試合にこのベルトを持って、チャンピオンとして彼の目の前に立ちたいなと思ってます」

■IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
・(チャレンジャー)ニック・ネメス選手のコメント



「明日の試合は、自分のレスリングキャリアにおいて最も大切な闘いになることは間違いない。この試合はオレ自身のプロレス人生における第2章の幕開けとなる。それを世界中に見せつける。自分はこのプロレスに対してすべてを捧げてやってきた。この瞬間のためにやってきたといっても過言ではない。
オレはこのプロレスにかかわるすべてのものをリスペクトしてやってきた。それはレジェンドに対してであり、このビジネスそのものに対してであり、会話を交わしたすべてに対してだ。ただ一人、デビッド・フィンレーを除いてな。確かにフィンレーは1.4で素晴らしい試合をした。
だけど、試合前にオレの顔にツバを吐きかけてきたことに怒り狂って乱闘になってしまった。それは悪かったと思ってる。でも、その先にこのIWGP GLOBAL王座があった。明日、自分がその王座を奪い、デビッド・フィンレーはこのタイトルにふさわしくない男、リスペクトされるに値しないとことだということを証明する。

その代わり、オレこそがリスペクトに値するとこだということもな。このベルトは自分にとって大きな意味がある。自分がこのベルトを勝ち取り腰に巻くことによって、IWGP GLOBAL王座の価値を今まで以上に高めることができる。それを明日、みんなの前でオレがチャンピオンになって証明することを約束する。
俺がベルトを手にすることによって、このタイトルが大きなリスペクトを受けるとこと約束する。明日、オレがチャンピオンになることによって、よってオレの第2章の扉が大きく開かれる」

・(チャンピオン)デビッド・フィンレー選手のコメント



「まず最初に、ここサッポロに集まってくれたお前たちに礼を言う。来てくれてありがとう。ここはオレが最も嫌いな街だ。オレはドカ雪が降る街が嫌いなんだ。日本という国はどうしても好きになれないんだが、中でもサッポロが一番嫌いだ。10日前、オーサカで64分、ニュージャパンの歴史にかつてない激闘を金網の中で繰り広げて勝利した。
その試合で負ったケガは、まだ完全に癒えたわけじゃない。あれからずっと体を休めていたが、快方に向かう気配もないし、腕も脚もまだ痛い。全身に痛みが残っており、満身創痍の状態だ。でも明日、サッポロでのタイトルマッチは待ってくれない。とはいっても、ニックごときじゃ全く相手にならないな。お前が繰り返してったように、正直、なにかを証明しないといけないのは俺じゃなくてニックの方だ。
オレはそんなこと必要ない。ニックがオレの会社に乗り込んできて、なにかをしてオレの知らないところで勝手に挑戦権を得た時点で、自分自身を証明しないといけない立場なのはニック、お前の方だ。ここでこの1年間、オレが何を残してきたかを並べて、お前に説明してやる。

まず初めに、BULLET CLUBのリーダーだったジェイ・ホワイトをこの会社から追放して、自分が新しいリーダーに座った。そして今までと異なる、新しいスタイルのBULLET CLUBをスタートさせ、創りあげてきた。過去最高のBULLET CLUBのリーダーとしてな。そして『NEW JAPAN CUP』では決勝までコマを進め、タマ・トンガを担架送りにするほどボコボコにやっつけてNEVER無差別級王座を奪ってやったし、『G1(CLIMAX)』でも返り討ちにした。
IWGPのUK王座とUS王座のベルトをハンマーで叩き壊し、このIWGP GLOBALをオレの手で新たに作り上げる道を作った。『WRESTLE KINGDOM』(1.4東京ドーム)では3WAYという名のハンディキャップマッチでウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリーの2人を相手に制してIWGP GLOBALの初代王者となった。

そして10日前、オレが考案したオーサカでドッグパウンドケージマッチでの激闘の末に勝利して、この会社で史上最高のレスラーと評価されてたウィル・オスプレイを追い出してやった。これだけの戦果を挙げてきた俺に対してニック、お前はこの1年間、何を成し遂げてきた? 一つあるとすれば、それは仕事をクビになったことぐらいじゃないか。
だからこそお前は、この会社で生き残るためにも何かを証明しないといけないのだ。オレがお前に挑戦するんじゃない。お前自身がオレを相手に証明してみろよ。ただ、お前が証明できるものは何ひとつない。明日の夜、試合を終え、チャンピオンとしてリングを下りるのはこのオレだ」

その後、調印書にサインを入れ、フォトセッションに移る。向かい合い、ベルトを誇示したフィンレーに対し、メネスが冷ややかな目でそれを見つめていた。

■『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』
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