4月28日、福岡市のボートレース福岡にて、新日本プロレスのトークイベントが催された。
これは、5月3日『レスリングどんたく』に向けて毎年恒例で行われているもので、今回は真壁刀義選手と獣神サンダー・ライガー選手が登場。
ライガー選手は福岡在住のプロレスラーとして知られ、このボートレースイベントの常連。毎回、地元の人しかわからないような細かいご当地ネタをさく裂させている。
一方、真壁選手は初登場だが、「行きつけの屋台がある」と話すほどの“博多通”と判明。学生時代の先輩が福岡に住んでいるため、プライベートで訪れる機会が多かったのだという。また、自身が2010年5月3日にIWGPヘビー級王座を初戴冠した場所でもあり、福岡への思い入れは人一倍強い。
そんな真壁選手は、出番前からレース予想に熱中。あるレースで1着と2着を的中させたものの、3着をハズして取り逃がしたことをトークショーの中で告白。その勝負に絡んだのが坪内実という選手だったため、「俺はもともとミノルが嫌いなんだよ。鈴木みのるとか」と、ジョークを飛ばしていた。
このほかに真壁選手は、長州力選手へ果敢に攻め込んだものの、リキラリアットをモロに食らってアゴがずれてしまったという壮絶な昔話を披露。さらに、トレードマークのチェーンを奪われて大流血したことを振り返り、「俺、そんとき初めて『あぁ〜、チェーンで殴られるの痛いんだ〜』と思いながら倒れたよね」と、当事者ならではの“痛い秘話”を明かした。
そして、目前に迫った5月3日『レスリングどんたく2013』へ話が及ぶと、真壁選手は対戦相手の高橋裕二郎選手を「敵じゃねぇよ」と一蹴。博多のファンに完全決着を約束していた。
トークショー終了後は、恒例のサイン会を開催。貴重な2人の連名サインとあって、参加者たちも一様に大喜びだった。
なお、イベント会場外には、大手牛丼チェーンの吉野家が誇る“移動販売カー”オレンジドリーム号も登場。オカダ・カズチカ選手がクローズアップされた5・3『レスリングどんたく』のポスターを貼り出し、大会の宣伝に一役買ってくれていた。
サイン会終了後、真壁、ライガー両選手は、福岡で発行中の人気フリーペーパー「リトル・ママ」の誌面上で募集された「小さなお子様をお持ちの親子で、スイーツを食べながら、BOAT RACEを楽しもう」という企画のゲストとして登場。
集まった親子たちと一緒に大好きなスイーツを食した“スイーツ真壁”は、「数年前は、週に1回、合同練習後の道場で若手を捕まえて、甘い物を大量に買ってこさせて、みんなでスイーツを食べてた。ハードな練習したあとだから、なおさら甘いカロリーの高い物を欲するんだよな」と、スイーツにハマッたきっかけを語っていた。
また、「プロレスラーのような大きな体になるにはどうしたらよいか?」という質問が参加者から寄せられ、両選手が次のように回答。
真壁「好き嫌いなく、栄養を滞りなく摂取させることが大事」
ライガー「僕は逆で、嫌いな物を無理やり食べさせる必要はないと思うんですよ。その食物じゃなくても、似たような栄養を摂取できる食物っていっぱいありますから!栄養の偏りはないように食べさせることが大事ですね」
その後は、ちびっ子との腕相撲大会が開催されるなど、両選手は終始笑顔で福岡の親子たちと楽しい一時を過ごしていた。
■『レスリングどんたく2013』
●5月3日(金) 17:00〜
福岡・福岡国際センター
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■『Road to レスリングどんたく 2013』
●4月29日(月・祝)17:00〜
熊本・熊本市流通情報会館
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●5月1日(水)18:30〜
大分・大分イベントホール
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■NEW JAPAN ROAD
●5月5日(日)18:00〜
香川・高松市総合体育館
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