タイチ選手に“1万字”越えの超ロングインタビュー!
鈴木軍から新生Just 5 Guys結成までの波乱万丈な10ヶ月を振り返り!
撮影/中原義史
★以下、インタビュー序盤を無料公開!
■自主興行(昨年12.19代々木大会)のメインで鷹木とやったんだけど、その時も敗れてしまって、これから鈴木軍の解散で「誰とだったら共闘する?」っていう中で、俺は自分の中で「その争いに負けたな」って思ってたんだよね
――さて、タイチ選手。Just 5 Guys(※当時はJust 4 Guys)立ち上げから約10ヶ月となりました。これまでのユニット結成から現在までについて伺っていきたいのですが、まずは昨年末の鈴木軍解散を振り返っていかがですか?
タイチ 「鈴木軍、解散します」っていう話をいつ発表したのかを忘れたけど(22年12.14仙台サンプラザホールで鈴木みのるが発表)、それの1、2ヶ月前にはそういう話は動いてて、俺らの中では「ああ、これで終わるんだな」ってそれぞれが思ってた時に「じゃあ来年以降、俺たちどうすればいいんだろう?」「コイツと一緒にいたら何か生まれるのかな」「いや、俺はもしかして全く違うところに行ったら俺はこうなるのかな」って全員探り探りやっていた数カ月間だったよね。
――解散後のことを各々が考えていたわけですね。
タイチ 去年の年末? もういまぐらいじゃないかな。10月っていったらもう解散が決まってたような状態で、これはもう俺のYouTubeとかでも喋った話で、sanaやんが入った経緯にもつながるんだけど、sanaやんとは前からタッグとかで何回もやってて、やっぱり「おたがいなんか通ずるものあるよね」っていうのはずっと感じてたんだよね。
――その時期からSANADA選手を意識していたと。
タイチ その中で去年の10月ぐらいにTVチャンピオンシップのトーナメント(NJPW WORLD認定TV王座初代王座決定トーナメント)1回戦で、またsanaやんと当たることがあって、時間は14分57秒だったかな? 試合後、「来年から俺と一緒にやらないか?」っていうことをリング上でハッキリ言っていて、見直すとわかると思うけど、「タイチ兄やんがハポンに入るんですか?」「違うよ。sanaやんがハポンを出てこっちに来るんだよ」っていうやりとりが残ってるんだよ。
――リング上でそんなやりとりがありましたか!? ちなみにSANADA選手が気になっていた点とは?
タイチ 俺自身も次の年のことを考えてて、ちょうどsanaやんもあの時くすぶってた時だったし、「ハポン(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)でいつまでもミドレンジャーでやってるのかな?」っていうのは気になってたし、「そういうとこで止まる人間じゃない」って思ってたんだよね。
――なるほど。
タイチ ただそこでは明確な決まりはなくて、あとは彼にどう響くかなっていう状態のまま11月、12月を経て、それで最後に「タカタイチ興行も終わろう」ってことで12月のファイナルで鷹木(信悟)とKOPWをやったんだよね。
――あの試合も大激闘となりましたね。
タイチ 連敗中で最後のダメ押しで、「もう一回だけやってくれ」ってことで、自分の自主興行のメインイベントで鷹木とやったんだけど、その時も敗れてしまって、これから鈴木軍の解散で「誰とだったら共闘する?」っていう中で、俺は自分の中で「その争いに負けたな」って思ってたんだよね。
――と言いますと。
タイチ ザック(・セイバーJr.)とかデスペ(エル・デスペラード)とか金丸(義信)も含め、「きっともう俺とは……」って勝手に見限られたと思ってしまって、その時にずっとディーバで付いてくれたあべみほも「俺から離れていくな」と思って、「今日でバイバイだよ」って自分から全部切っちゃって、その中で年が明けてJust 4 Guys結成に至るって感じだな。
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