●第3試合　20分1本勝負
KUSHIDA＆BUSHIvs高橋広夢＆渡辺高章
○KUSHIDA（7分53秒 9469）渡辺×
　
■試合経過：KUSHIDA＆BUSHIマスクマンコンビと、高橋＆渡辺のヤングライオンコンビが対決するタッグマッチ。
　
　BUSHI対高橋の場面。BUSHIがヘッドスピンで立ち上がり、ドロップダウン＆リープフロッグで翻ろう。しかし、高橋がヘッドシザースホイップで場外まで投げ飛ばし、エプロンからのミサイルキックで追撃。
　
　BUSHI対渡辺の場面。渡辺が旋回式サイドバスターで先制すると、BUSHIが下から脚をクロスしてエビ固めで押さえ込む。だが、渡辺が返してボディスラムで叩きつける。さらに高橋が、エルボー連打、ランニングエルボー、ボディスラム、逆エビ固めに繋ぎ、BUSHIをロープエスケープさせた。
　
　劣勢が続いたBUSHIは、ショートレンジドロップキックで渡辺に逆襲。ようやくタッチを受けたKUSHIDAが、乱入した高橋をスワンダイブチョップで蹴散らし、渡辺にはハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレスで追撃。
　
　しかし、渡辺が追走式エルボーで逆襲し、高橋がミサイルキックでアシスト。そして2人は、BUSHIにダブルドロップキックを食らわせ、KUSHIDAにはトレイン攻撃、ダブルインパクト式フェースクラッシャーを敢行。
　
　するとBUSHIは、うまく高橋と渡辺を鉢合わせさせ、高橋にショートレンジドロップキック、渡辺に延髄斬り。さらに、トペスイシーダで高橋に大ダメージを負わせる。
　
　一方、KUSHIDAは渡辺に左右のエルボーを見舞い、ローリングエルボーを発射。しかし、渡辺がキャッチして逆さ押さえ込みに切り返す。しかし、KUSHIDAがすぐにカウンターエルボーで巻き返し、延髄斬りからの9469で勝利を収めた。
　
●第4試合　30分1本勝負
獣神サンダー・ライガー＆タイガーマスク＆キャプテン・ニュージャパンvs滝澤大志＆旭志織＆関根龍一
○タイガー（11分36秒 雪崩式ダブルアームスープレックス→片エビ固め）関根×
　
■試合経過：キャプテン対滝澤で試合がスタート。キャプテンがクリーンブレイクして「来たまえ！」と叫ぶと、直後の似たような場面で滝澤もクリーンブレイク。
　
　それを見たキャプテンは、「キミなかなかやるじゃないか！ 正月なんだ！ 正々堂々と闘おうじゃないか！」と言って握手を求める。すると滝澤は、握手をすると見せかけてトーキックで不意打ちし、カウンターフロントハイキックを連発。しかし、キャプテンはカウンタージャンピングショルダータックルで報復した。
　
　タイガー対旭の場面。タイガーが、ショルダータックル、カウンターキチンシンク、ローリングソバット。だが、旭がカウンターニールキックで逆襲し、タイガーを場外へ追いやった。
　ライガー対関根の場面。関根がブレイクの命令を無視してチョップを放つ。これで怒ったライガーが、ヘッドロック、ショルダータックルで反撃すると、関根はカウンタードロップキック、ミドルキック連射、頭部への膝蹴り、ボディスラムでお返し。しかしライガーは、関根と旭の合体攻撃を回避し、両腕ラリアットでまとめて吹き飛ばした。
　
　タイガー対旭の場面。タイガーが、ミドルキック連射、ローリングソバット、ブレーンバスター、腕ひしぎ逆十字固め。続いてライガーが、風車式バックブリーカー、ロメロスペシャル、変型カベルナリアに繋げ、キャプテンがブレーンバスターで叩きつける。
　
　追い込まれた旭は、カウンターキックとコーナーを利用したキックでキャプテンに逆襲。タッチを受けた滝澤が、開脚式ドロップキックでライガーとタイガーを場外へ追いやり、ラ・ケブラーダで3人まとめて押し潰す。
　
　滝澤の攻撃は続き、逆水平チョップ連射、串刺しバックエルボー、ブロックバスター。そして地獄突きを食らってもすぐに延髄斬りで報復し、低空式DDTに繋げる。しかしキャプテンは、替わった関根にフライングボディアタックで逆襲。
　
　タイガー対関根となり、タイガーがローリングソバット、ハイキック、タイガードライバー、回転十字固め。すると、滝澤と旭がカットに入り、トレイン攻撃を開始。旭の串刺しクロスチョップ、滝澤の串刺しバックエルボー、関根の串刺しダブルニーアタックが連続でさく裂。
　
　さらに関根は、カミカゼ、ランニングローキックでタイガーに追撃。ところが、タイガーがカウンターローリングソバットで逆襲し、ライガーが掌底をお見舞い。最後はタイガーの雪崩式ダブルアームスープレックスで決着となった。
　
　試合後、ライガーが「会場のみんな!! 楽しんでるかー!! このあともチャリティーオークションがあります！そして明日も、時間がある限り、楽しんで行って下さい！」とマイクアピールし、大歓声を浴びた。