12月29日、東京・後楽園ホールにて、天龍PROJECTの「天龍源一郎復帰戦〜革命〜」が開催された。メインイベントは、長く欠場中だった天龍源一郎が、高山善廣、鈴木みのる、森嶋猛とタッグ結成し、約1年2カ月にリングに復活。その相手を新日本プロレスの永田裕志、中西学、天山広吉、小島聡の“第3世代軍”が迎え撃ち、激突した。
試合は、天龍と天山が先発。得意のグーパンチと、逆水平チョップを次々と炸裂させて、場内を沸かせた。天龍軍は好連携で試合をリード。途中、天龍が得意のダイビングエルボードロップを爆発させる場面もあった。
最後は、永田が天龍を腕固めでガッチリ捕獲。“白目”も降臨させて、試合はストップ。新日本軍が勝利を奪った。
また、リングでは、東京ドームでの試合が決定している永田裕志と鈴木みのるが火花を散らす場面もあった。さらに、バックステージでも永田は、「ドームではあの性格の悪い男を倒して、天龍さんみたいな人を目指して、来年もがんばります!」とコメント。
また、テンコジも「あんなすげぇオッサン見たことねぇ!」と天龍を絶賛。だが、新日本の1.4東京ドーム大会に話を移すと、天山が腕のケガでドーム欠場となった橋本大地に対して、「大地、出て来いよ、アホンダラ! 腕の1本、2本どないや? おまえはそんなもんか?」と厳しいコメント。さらに、小島も「セコンドでいいから、俺らと闘え!」と橋本大地の来場を要求した。
また、この日は、新日本プロレスで、天龍イズム溢れる熱い試合を繰り広げて、評価急上昇中の石井智宏も参戦。旧知の嵐と組んで、村上和成、NOSAWA論外と気迫溢れるファイトを展開し、場内を沸かせた。
撮影/山本正二
- 2012.12.31
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