その一方で、「おもいっきりプロレスをしたいと思います!」「パートナー、対戦相手なんの不満もない」と意気込んだ。
※変更カード
■菅林直樹社長のコメント
菅林「一昨日の火曜日に、ZERO1さんのほうから橋本大地選手がケガをしたという報告を受けました。その時点ではまだ病院にいく前で、『左腕を負傷しておりますが、本人は絶対に試合すると言っています』ということでした。そして昨日、『骨折してました』いうことで、『それでも橋本選手は試合をする』という報告だったんですけども、レントゲン写真を見たら完全に折れておりまして。ドクターならびに新日本のトレーナー陣からも『絶対に試合はNG』ということで、本日、大会を主催する新日本プロレスとして、1月4日東京ドーム大会、橋本選手の『絶対に試合をしたい』という気持ちは非常にありがたいですけれども、これは大谷社長とも協議して決めたことですので。ファンのかた、また橋本選手自身が一番悔しい気持ちだと思いますが、橋本選手の欠場ということを発表させていただきます。また、大谷社長自身から『自分が出る』という熱い思いを伝えていただきましたので、対戦カードが変更となりました。ご了承下さい」
■橋本大地選手のコメント
橋本「まず、最初にお詫びさせていただきます。すみません。申し訳ありませんでした(と頭を下げる)。24日の試合でケガをしてしまい、たぶんそのときにもうイッて(※折れて)いたんだと思うんですけど。昨日の夜、急に腫れと激痛が走りまして、夜中、救急(病院)に行かせていただきまして。そのときにレントゲンを撮って、『腕に骨が2本あるうちの太いほうが折れている』と医師のほうから伝えられました。
ウチ(ZERO1)の1月1日と新日本さんの1.4ドームが控えていたので、どうしても自分自身、試合には出たかったので、先生のほうに『こういう仕事をしているのですが、試合はできないですか?』と聞いたんですけど、『こんな状態でやったら、この先、正直どうなるかわからないよ?』と、ドクターストップがかかってしまいました。僕自身は本当に、ウチの1月1日、新日本さんの1月4日、まだ出る気ではいます。ギプスをしてでも、何してでも、正直、出ようと思ってました。いまでも本当に出たいんですけど・・・すみませんでした。申し訳ないです」
■大谷晋二郎選手のコメント
大谷「新日本プロレスさま、そして橋本大地が新日本プロレスのリングで闘う姿を本当に楽しみにされておられたファンの皆様、深くお詫びをしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした(と頭を下げる)。いま、大地も言ってましたとおり、本当に、先ほども控え室のほうで(大地が)『何とか僕が出ることができないんでしょうか?』と強く言ってきたんですが。ここはハッキリ言ったほうがいいと思います。僕が「出しません」と。そして、出せないという言葉と同時に、近い将来、必ず、いまの大地よりさらにパワーアップした強い橋本大地として、この新日本プロレスさんのリングに上がらせていただくことをお約束させていただきたいと思います。
そして、1月4日の東京ドーム、大地が欠場ということになって、僕の中でもいろいろ『誰を大地の代わりに出せばいいのか?』と考えた挙句、偉そうかもしれませんが、どうしても僕しか浮かばない! 僕の中の判断で、『新日本プロレスさんに、大地の代わりに、代役としてでいいですから、大谷晋二郎を出場させて下さい』とお願いさせていただき、今回の決定になりました。全力で1・4東京ドームのリング、おもいっきりプロレスしたいと思います。元気いっぱいのプロレスをして、おもいっきり新日本プロレス1・4東京ドームのリングで、ZERO1したいと思います!よろしくお願いします」
——大地選手のケガが直る見込みは?
大谷「いまドクターからは全治2ヶ月、と聞いています。でも、若いのもありますし、もしかしたら普通の人よりは早い回復が見込めるのではないかと。これは想像の範疇ですけども」
——ケガをしたときの状況は?
——折れた原因は、佐藤耕平選手のキックが当たった?
大地「ええ、まぁ、ヒザ蹴りが……。ただ、折れているとは思っていなかったんです。生まれて初めて骨折というのを経験しましたんで。いままで欠場ですか? いや、ケガではないですね」
——今回、大地選手にとって、重要な試合だったと思いますが?
大地「そうですね。武藤さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいですし、こういう2年目の僕をマッチメイクに入れてくれた新日本さんにも申し訳ないです…。今回、ドクターストップがかかってしまったので、自分自身の身体作りであったり、そういうものが劣っていたかなと。そういう面で、練習や身体を作らなければいけなかったなと。ただ、そんなことを言っていてもしょうがないので、いままで以上の身体を作っていって、必ずこの新日本さんのリングに立てるようになりたいです」
——大谷さんは、ZERO1を背負い、大地選手の気持ちを受け止めて、リングに立つ?
大谷「正直、客観的に考えても、いまの橋本大地が新日本のリングに上がるのを観てみたかった。それが正直な気持ちですが、いまは欠場と決まってしまったんですから、もう前を向いて、次にあがるときには、さらにパワーアップした橋本大地をお見せすることをお約束することしかできないですよね。そして、この1.4東京ドームに関して、新日本プロレスさんがこの試合に何を橋本大地に求めていたか? それは僕なりに理解しているつもりですから。橋本大地の想い、と同時に橋本真也の想いも背負って闘わなければいけないのかな、と。いけないのかなというか、闘いたい! 僕なりにこの試合の意味を理解はしているつもりです。皆さんの期待に応える闘いを見せたいな、とそういうつもりで上がりたいです」
——カードについてはいかがですか?
大谷「もう当然、なんの不満もない、思い切りぶつかれる相手ですよね。これは、教科書どおりのコメントになってしまいますが、本当に思い切りぶつかれる相手。武藤さんとは、正直、代役が決定してからは、直接お話はさせてもらっていないのですが、人づてには『了解だ』と答えをもらっているみたいですから、不安はないです。当然、大先輩であり、尊敬する先輩でもありますから、パートナー、対戦相手、なんの不満もないですね。……僕は、(武藤さんとドームで組むのは)2001年に、1.4で武藤さんと一緒に海外から帰ってきたとき以来じゃないでしょうか。もう10年以上前の話になりますが」
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2013年1月4日(金)
東京・東京ドーム
15:30開場/17:00開始
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