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年内最後の大阪大会、そしてオカダ・カズチカ選手との最後の前哨戦を翌日に控えた19日、棚橋弘至選手がＡＢＣラジオ「スポーツにぴたっと。」に生出演した。
前夜の香川・善光寺での試合から大阪入りした棚橋は、出演前の時間を利用してジムで筋肉トレーニング。
番組の模様がＵｓｔｒｅａｍで生配信されるとあって、十分にパンプアップしてスタジオ入りした。
同番組には今年２月にも出演したものの、２日前にオカダ選手にベルトを奪われた直後とあって丸腰での出演だった。
その際、「次回出演の時にはベルトを持ってきます」と交わした約束を果たす再登場となった。
番組枠は95分。棚橋選手の出演は、約30分経過時点から番組終了までとロングラン。
番組枠は95分。棚橋選手の出演は、約30分経過時点から番組終了までとロングラン。
武田和歌子アナウンサー、井上チャル（俳優）にＡＢＣ野球解説者が加わって、あらゆるスポーツの話題が取り上げられる内容。
この日の担当解説者は元阪神タイガースの濱中治氏。番組はプロレス一色となったが、マニア向けでなく、
“プロレス界100年に１人の逸材”をいろんな角度から丸裸にして、プロレスあるいはプロレスラーの魅力を掘り下げて、
新たなファンを開拓していこうという趣旨で各コーナーが構成された。
まずは10の質問で棚橋選手を斬る。
まずは10の質問で棚橋選手を斬る。
続く「浜ちゃんＧＰ（グランプリ）」のコーナーではスポーツ選手としてファンの心を揺さぶって感動させた“イケメンエピソード”を披露。
棚橋選手と濱中氏がそれぞれ自身のエピソード・ベスト３をぶつけ合った。
ちなみに棚橋選手が挙げたエピソードは３位から順に、「ブーイングが…」「仙台」「同級生」とタイトルが付けられたもの。
さらに「棚橋弘至の100年に１人の逸材★ＢＯＤＹのつくりかた」（ベースボール・マガジン社刊）を紹介し、心・技・体の鍛錬に迫る。
そのなかでリスナーの質問に答える形で体作りを理論立てて説明。女性ファンにもわかりやすく解説した。
「棚橋弘至にとってＩＷＧＰとは？」の質問に対し、「『プロレスとは？』ってきかかれたら『生き方』って答えるんですけど、
『ＩＷＧＰとは？』ってなると、『象徴』ですね。プロレスって、やられてやられてやられて、そこから立ち上がっていく競技なんですね。
人生もいい時ばっかりじゃないけど、我慢して耐えて耐えて努力し続ければ、必ずカムバックして、反撃して、いい時を迎えられるんで、そう思って生きていきましょう。
プロレスはやられてもやられても立ち上がっていく、頑張ってる大人たちの集まりととらえてくれたらいいですね」とのメッセージを伝えた。
番組内では「愛してま〜す」の決め台詞が誕生したいきさつやエアギターをかき鳴らすに至ったキッカケなども披露。
番組の最後にリスナーからのメッセージも届けられたが、小学生や夕飯の支度をしながら聞いていたという主婦層からのものも多く、
ファン開拓という目的もしっかり果たした棚橋選手。１・４東京ドームでオカダ・カズチカ相手に防衛を果たし、再々登場を約束して出演終了。
オンエア後はまるで何かに吸い寄せられるように出演者、スタッフがベルトの周りに集まってきて記念撮影。スタジオ内はパワースポット化していた。
■『NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME』
