10月8日(日)、明日開催される『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』東京・両国国技館大会の前日に「東京・ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン1」にて、海野翔太選手のトークショーが開催された。
■『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』
10月9日(月・祝) 15:30開場 17:00開始 ※第0試合は16:30試合開始
東京・両国国技館
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※「砂かぶり席」「ボックス席」は完売となりました。
●【チケットは当日まで販売!】10月9日(月・祝)両国国技館大会にご来場のお客様へお知らせ
★会場の当日券売場では、13:00より発売いたします。
司会の清野茂樹実況アナに呼び込まれ、海野選手は大歓声の中を入場。そしてピンクのペンライトや自身の応援グッズに包まれた場内を見渡し、にこやかな笑顔を浮かべると元気に「”ROUGHNECK”海野翔太です!」と自己紹介。
最初の話題は海野選手も出演し、10月6日に公開となった映画『アントニオ猪木をさがして』に関して。本作は海野が、出演する新日本のレスラーの中では一番手として5月に撮影を実施。急ピッチでの制作だったことを伺わせた。その流れから、話は海野選手のプロレスの原体験について。
「やっぱりプロレスっていうのはそばにありました。天龍(源一郎)さんや(ザ・グレート・)カブキさんに抱っこされてる写真があったんで、そういう家庭で育ったんだなって。でも、僕が生まれてすぐ(父のレッドシューズ海野が)新日本に入ったんで、新日本の先輩がたにお世話になってましたね。よく覚えてるのが西村修さんに『ゲーセン、行こうぜ!』って言われて。2~3才だったと思うんですけど。それで去年、西村さんにお会いしたら、『ごめんね、いまだにゲーセン連れてってなくて』って言われて、覚えてるんだって(笑)」
そのほか、海野少年が棚橋弘至選手と中邑真輔選手と、家の近所のプールに行ったという秘蔵エピソードも。
「父親によくプールに投げられてたんですけど、棚橋さんや中邑さんに投げられた威力がケタ違いで『スゲーな、このお兄いちゃんたち!』って思ってたら、プロレスラーだったんです(笑)」
そんな海野選手が本格的にプロレスを好きになったきっかけとなったのは、2008年8月26日に東京・後楽園ホールで開催された父親のデビュー20周年記念興行。
「そのあと2009年の1.4東京ドームの棚橋さんと武藤(敬司)さんのIWGP戦を観て、さらにハマりました。今年の東京ドームの武藤さんの新日本ラストマッチで、そのお二人と組めたので、自分自身は勝手にエモいなって感じました」
その新日本の創始者である猪木さんは常日頃、「プロレスは怒りを表せ」という言葉を残してきたが、海野選手は映画『アントニオ猪木をさがして』の中で「僕は怒りはないです」と発言。その真意について問われると、海野選手は以下のように言及。
「ちょっと語弊があって、怒りがないわけじゃないんですよ。戦ってれば喜怒哀楽もありますし、もちろん怒りもあるんですけど、それが僕の中では原動力にならないと映画の中で言わせてもらって。
リング上で戦うのは怒りですけど、僕はファンのみなさま一人一人が原動力になっていて。みんなの楽しんでる顔を見るとこっちも楽しくなるじゃないですか。なんかよくも悪くも単純というか、そういうみなさんの気持ち一つ一つで動いてるというか、原動力になっていて。
ファンの人を笑顔にしたいし、せっかくディズニーランドくらいのチケットで来ていただいてるわけですから、ディズニーの一日分を超えるくらいプロレスを楽しんで帰ってほしいと思いますし。戦いに怒りは必要かもしれないですけど、みなさまに対し怒りを返す必要はないのかなと」
この海野の熱い思いに会場は拍手に包まれる。次は海野選手おなじみの客席側からの入場について。そのきっかけとなったのは、師匠ジョン・モクスリーとヤングライオン時代にタッグを組んだ際、共に客席側から入場したことなんだとか。
「僕がプロレスファン時代、花道から遠い席だとちょっと寂しいんですよね。みんなが花道から入場するんなら、僕は花道じゃなくていいやと思って。360度全員、楽しんでほしいから、ああいう入場を続けようと思いました。(会場によっては難しいのでは?)常に悩んでますよ。後楽園は南側以外からはないんじゃないかとか(笑)。初めての会場はロケハンしますし、ワクワクしますね」
そのほか、物議を醸した“令和闘魂三銃士”命名問題や、自身のX(旧Twitter)が長文になる理由、ヒクレオやエル・ファンタズモとの気になる関係性など興味深い話題が続々。
そして、ファンのみなさんからの質問コーナーに。「東京ドームのメインにいくつくらいまでに立ちたい? そのときの対戦相手の理想は?」という問いかけに対し、海野選手は「来年はもう難しいので再来年、成田と立ちたいと思います」と力強く宣言。
その理由として「やっぱり同期で同い年で、半分運命だなって思ってます。いま7番勝負で戦ってますけど、お互い嫌いあって戦ってるわけじゃなく、ただコイツに負けたくないと思って戦ってるので。そういう人から最高の舞台で勝ちたいなっていうのは、夢の一つですよね」と目を輝かせた。
イベント終盤となり、話題は明日の両国大会に。海野選手は今シリーズを通し、永田裕志選手とマスター・ワト選手とのトリオで、鈴木みのる&成田蓮&エル・デスペラード組としのぎを削った“7番勝負”の最終戦に出陣。ここまではSTRONG STYLEが3勝2敗1引き分けと勝ち星を先行させている。
「僕だけなんですよ、(7番勝負で)勝ててないのは。後楽園(第4戦)では成田からもフォールを取られてるし、絶対に明日はやり返してやりたいなと。成田から直接取りたいですね!」
場内が期待の拍手に包まれると、最後に「定期的にこういうイベントをやっていけるようにしていきたいですね!」と、ファンを大事にする海野選手らしい言葉でイベントは幕を閉じた。
■『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』
10月9日(月・祝) 15:30開場 17:00開始 ※第0試合は16:30試合開始
東京・両国国技館
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