9月19日(火)15時~新日本プロレス×ABEMA 10.9両国大会記者会見が行われ、同大会メインイベントとなるIWGP 世界ヘビー級選手権試合で対戦するSANADA選手とEVIL選手が出席。
なお会見の前に、この試合の勝者が1.4東京ドーム大会のメインイベントで『G1』覇者・内藤哲也選手との防衛戦が実現することがあきらかになった。
【お知らせ】10月9日(月・祝) 両国国技館大会、当日17時からABEMA格闘チャンネルでの“独占無料生中継”が決定!
■(チャレンジャー)EVIL選手のコメント
「コメント?そもそもよ、SANADAが『G1』で俺に負けて情けない姿をさらしたから、会社が『コイツはチャンピオンとしてダメだな』と思って、ベルトを剥奪して俺に譲渡したんだろ?すなわち俺がいまチャンピオン。ベルトはここにあるんだよ。コメントっていうのはよ、“挑戦者”のSANADAから言わすのが筋だろ?どうせよ、泣き言と逃げ口上しか並べられないだろうけどな。話はそれからだ。以上」
■(チャンピオン)SANADA選手のコメント
「今回のタイトルマッチ、IWGP戦で相応しくないかもしれないですけども、“ランバージャック”を提案したいです。このように勝手にチャンピオンベルトを盗んだり、前哨戦でも反則、好き勝手し放題なので。そもそもEVILは元タッグパートナーでした。2017年、18年とタッグリーグ(WORLD TAG LEAGUE)を優勝したり、IWGPタッグチャンピオンになったり、自分のプロレスキャリアの中で“最高のタッグパートナー”でした。その時から『EVILとはIWGP戦したいな』と自分の中で目標や夢を持ってやってて、今回このような形で実現したので、正々堂々やりたいので、ランバージャックはいかがでしょうか?」
EVIL「何を言い出すかと思えば、まあルールの件についてはよ、考えておいてやるよ。俺からも言っといてやるよ。両国でよ、このベルトをキッチリ防衛して、『今年の汚れ、今年のうちに』って言うだろ?Just 5 Guysもろとも終わらせてやるからな。わかったか、よく覚えとけ!(※EVILはベルトを手にして会見場を去って行った)」
■質疑応答
――あらためてベルトを取られ続けている点に関してはいかがですか?
SANADA「8月の『G1』の決勝で獲られて、そのあと海外とかに行って、やっぱ海外のファンとかチャンピオンベルトを持ったSANADAをみんな見たかったと思うんですけど、それを見せれなかったり、いま地方を回ったりとかしてて、その姿を見せれないっていうのはすごい残念ですね」
――ランバージャックを提案した意図というのは?
SANADA「自分の予想だと、反則行為、乱入してくると思うので、それだったら最初からセコンドについてもらって、Just 5 Guysのメンバーもセコンドについてもらって、それで正々堂々と試合をしたいなっていう思いで、ランバージャックを提案いたしました」
――今大会はABEMAで独占無料生中継ということで、ゲスト解説に武藤敬司さんが入られるという発表がありました。SANADA選手がチャンピオンとしてその大会のメインでタイトルマッチを行うという部分に関してはいかがですか?
SANADA「自分は武藤さんの頃、良い辞め方をしてないので、好まれてはいないと思うんですけど。ただ、今回の試合で武藤チルドレンのSANADAが、武藤さんが嫉妬するような、また武藤さんが復帰したくなるような試合を見せれたらなとは思ってます」
――この一戦の勝者が1.4東京ドームで内藤哲也選手とのタイトルマッチを行うということで、現時点で内藤戦への想いなどはありますか?
SANADA「もし勝ったら自分は東京ドームのメインイベントが初めてなんですけども、2005年に自分は新日本プロレスの入門テストに落ちてて、その時に受かったのが内藤哲也だけで、そこから19年後、落ちたSANADAがチャンピオン、受かった内藤哲也がチャレンジャー、このシチュエーションはすごいエモいなと思って、自分の中ですごいワクワクしてます」
――先ほど、過去にタッグを組んでいたEVIL選手を最高のタッグーパートナーと評してましたが、この2人でIWGP 世界ヘビー級選手権をやるというのは感慨深いですか?
SANADA「そうですね。自分のプロレスキャリアの中で一番しっくり来たタッグパートナーだったので、おたがいそうだと思うんですけど……。元々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンっていうプロレス業界で人気のユニットにいた2人が、『このままじゃダメだな』と思って2人とも出て行って、たぶんなんやかんやで2人とも一番のライバルは過去の自分だと思うんですよ。その時、すごい応援されてたりとか、それを打ち破って出した行動なので、いまを一生懸命生きる闘いになるんじゃないかなと思っております」
――ベルトを強奪されたのも両国ということで、両国という舞台に対しての想いは?
SANADA「自分の中では、この新日本プロレスのリングに初めて上がったのも両国ですし、チャンピオンになったのも両国で、自分の中で思い入れがある会場なので、その思い入れのある会場に恩返しできるようしっかり防衛したいなと思っております」
――『G1』での敗戦などもありましたが、EVIL選手へ苦手意識はありますか?
SANADA「じつは一回勝ってるんですよ、一昨日の福岡で。自分がEVILのことを一番知ってると思うんですよ、このリング上で。苦手意識はないですね(キッパリ)。すごい考える方なので、あんな考えなきゃ悪いこともできないですし、自分もそれ以上に考えて立ち向かっていこうかなと思っております」
『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』
10月9日(月・祝) 15:30開場 17:00開始
東京・両国国技館
☆チケット情報 ☆対戦カード
※「砂かぶり席(最前列)」「砂かぶり席(2~4列)」「ボックス席4人用」「ボックス席5人用」は完売となりました。
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