10月5日、新日本プロレス事務所にて、間近に迫った10月8日(月・祝)両国国技館大会にて行われるIWGPインターコンチネンタル選手権、(王者)中邑真輔vs後藤洋央紀(挑戦者)の調印式が行われた。
■ (挑戦者)後藤洋央紀のコメント
「3ヶ月前に獲られたインターコンチのベルト、必ず取り返します。新しくされたというね、この事実も気に食わないし、前のベルトに愛着もあるし、王座を取り戻して、俺が前のベルトに戻したいと思います」
■ (王者)中邑真輔のコメント
「え〜、この3ヶ月という短いスパンで後藤と闘うのも、3度目だと。ま、やるたびにダメージは蓄積するし。ま、インターコンチを獲った試合は、まずは後藤ありきで試合して、次にオマケが付いてきたんで、ハイ。自分好みに変えさせていただいた。だから、後藤も好きにすればいいです。ベルトの色を変えようが、元に戻そうが……そのぐらい、まだ自由度の高い、まだ何の色も付いていないベルトですから。ま、それも自分に勝ったら、の話ですが(ニヤリ)。ま、今年に入って3度目のシングル、非常に戦略も立てづらければ、自分の動きも読むだろうし、難しい試合になるのか? シンプルな試合になるのか? わかりませんが……楽しみ、ではあります」
■報道陣との一問一答
——後藤選手、やはり勝った場合には、昔のベルトに差し替えたい?
後藤 そうすね。やっぱり、歴代王者の血と汗と涙が染み込んでいるのは前のベルトでしょう。……その重みっていうのは感じているんで。もう一度ね、あのベルトに戻して、価値を高めるのが、この俺です。
——前のベルトのデザインのほうが好みですか?
後藤 そうですね。まぁ、できたばかりのベルトですけど、歴代王者がいるってことで、重みはできてると思うし。だから、見た目じゃないんですよね。
——今年に入って、1勝1敗、これで決着戦という気持ち?
中邑 まぁね。狙われれば、何度でも何度でも試合をすることになるでしょう。1勝1敗がどっちかに変わるってだけで、大変厳しい相手には変わりはないと思います。
——今回、両国大会はかなり豪華なラインナップですが、その中でどんな試合を見せたいですか?
後藤 観てる方々に、俺の想いだったり、このベルトへの想いが伝わる試合ができればな、と。中邑というのは、前の試合がなんの意味も持たないというか、次が初戦のつもりでね。ブチ当たっていける価値のある相手だと思ってます。
中邑 ご存知のとおり、後藤とは何度も何度も試合をやってます。後藤も言うように「中邑とは」と。俺も思ってますよ「後藤とは」と。だから、より研磨された試合になるだろうな、と。まぁ、言葉で表すのは難しいです。試合で、滲み出すものを観てほしいですね。
——中邑選手、ここをクリアしたら、今後はベルトの色をどう付けていきたい?
中邑 そうですね。自分としては、海外での試合。何回も使えるようなパスポート代わりになればおもしろいかな、と。新日本プロレスのスケジュール次第でしょうけど。まぁ、このベルトを持っているだけで、いろんなものが寄ってきます。それを自分の刺激に変えて闘っていきます。
撮影/山本正二
★まだ間に合います! 10月8日(月・祝)両国大会 前売券購入情報!!
★「新日本が、こんなことやってていいのかなって」“異物なふたり”桜庭&柴田に直撃インタビュー(前編)
★「真壁選手のラリアット? 思い切り、やったほうがいいんじゃないですか?」
“異物なふたり”桜庭&柴田に直撃インタビュー(後編)
■『KING OF PRO-WRESTRING』
10月8日(月・祝)17:00
東京・両国国技館
★チケット情報はコチラ!!
★全カード情報はコチラ!!
★10.8(月・祝)両国をU-STREAMで全世界に生中継!!