現地時間:8月30日、今年の『G1 CLIMAX 33』にエントリーして大奮戦した“STRONG無差別級王者”エディ・キングストンがAEWの定期放送『AEW Dynamite』内にて、同王座の初防衛戦を行った。
その対戦相手は、ブラックプール・コンバットクラブの一員であり、『BEST OF THE SUPER Jr.29』にも出場するなど、新日本プロレスにもなじみが深いウィーラー・ユウタ。
試合は、ガッチリとしたロックアップで始まったが、ユウタがコーナーに詰めて、強烈な張り手をお見舞い。これで顔色が変わったエディは、包帯をとって反撃するも、トップコーナーに上がったユウタが、腕攻撃で果敢に攻めていく。
さらに逆水平チョップの攻防から、ユウタはエディの腕にブレイカー攻撃。エディの右腕に狙いを定めたユウタは、サポーターを外して、場外でも腕殺しを徹底していく。
逆水平チョップをお見舞いして、リングに逃げるように戻ったエディ。だが、ユウタはセントーンから、サーフボード・ストレッチで締めあげる。リング中央でエディを捕獲するユウタ。さらに腕殺しをしたあと、噛みつき攻撃、エディの頭をコーナーマットに何度も叩きつけてペースを握る。場内はユウタへ大ブーイング。
ユウタは対角線のエディに突進、大技を仕掛けようとしたところを、エディがトップコーナーから場外へ叩き落すと、場外のユウタに全力疾走から破壊力満点のトペスイシーダ!
さらにリングに連れ戻して串刺しラリアットから、「コバ!」と吠えて、コーナーのユウタに逆水平チョップ連射。ケサ蹴りチョップからエクスプロイダーと、ジャパニーズ式の猛攻を見せていく。
しかし、ユウタはエルボー炸裂。エディの延髄切りでひるむも、ロープの反動を利用してカムバックし、ジャーマンスープレックスで逆襲。続いて、トップロープからのフラインディングボディアタックは、エディが剣山でかわすと、豪快なバックドロップをお見舞いする。
これをカウント2でキックアウトしたユウタは、エディをファイヤーマンズキャリー風にかつぎあげて、スープレックスで投げつけるも、カウント2。
ここからユウタの張り手に怒りの表情となったエディが強烈な逆水平チョップをお見舞いすれば、ユウタはエディの右腕を掴みながらの速射エルボーでエディの右腕、横顔を徹底的に攻め立てる。
さらにローリングエルボーを連発したユウタだったが、エディは投げっぱなしのタイガースープレックス! そして必殺のバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャー! これでも気迫で立ちあがったユウタに、予告してから再度のバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーで試合を締めくくった。
試合後、ROH世界王者のクラウディオ・カスタニョーリが登場、ユウタに肩を貸して、バックステージに消えていった。