清宮海斗選手の誘いを受けて、プロレスリング・ノアへの武者修行に挑む大岩陵平選手に壮行インタビュー!
デビュー約2年間を振り返るとともに、今回の武者修行へ向けて決意表明!そして今後の野望についても激語り!
撮影/山本正二
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■「これがトップ(当時のIWGP 世界ヘビー級王者)の力か」って身を持って体感しましたし、あの時のダメージっていうのはいまでもハッキリ覚えてます
――さて、大岩選手。2021年8月24日後楽園ホール大会でデビュー戦(対戦相手・藤田晃生選手)をおこない、デビュー約2年で清宮海斗選手と一緒にプロレスリング・ノアへ参戦することとなりました。あらためてこの2年間を振り返っていかがでしたか?
大岩 デビューした年は自分のことで精いっぱいで、なんとか食らいつこうっていう試合ばっかりしてて、まったく周りが見えてなかったですね。でも、ちょっと試合ずつに慣れてきて周りのプロレスラーをセコンドでしっかり見ていくうちに、自分のやりたい試合が固まってきて、清宮さんとノアに行くことを決めました。
――野毛道場での寮生活はいかがでしたか?
大岩 寮生活は大丈夫だったんですけど、とにかく練習がキツかったですね……。入門した時は体重98キロぐらいあったんですけど、デビューした時は90キロまで絞られてました。
――かなり絞られましたね。
大岩 当時は絞ろうなんていう気はなかったんですけど、練習していくうちに自然と絞られていきましたね(苦笑)。
――藤田選手の話ですと、初日から受け身の練習もされていたとのことですが。
大岩 そうですね。受け身はレスリングとまったく違って、レスリングの場合は背中から落ちちゃうと相手に点数が入るのでうつ伏せで落ちる練習をしてたので、そのあたりでかなり戸惑いましたね。あと、ロープワークで背中がアザだらけになりました。
――また、藤田選手と相部屋ということで、おたがい干渉し合うこともなく過ごしやすかったという話も伺いました。
大岩 もう練習がキツくて疲れて寝てばっかりだったので、相手に気を遣う余裕はなかったかもしれないです。
――バスに乗って、全国津々浦々を回る巡業に関してはいかがでしたか?
大岩 バスの中では自分の時間を過ごせて全国いろんなところにも行けて楽しかったんですけど、大会終わっての洗濯はちょっと寝る時間も限られちゃうのでキツかったですね。
――なるほど。また大岩選手もコロナ禍でデビューとなりました。歓声なしの興行から現在にいたるまでの心境の変化などは?
大岩 デビュー戦から歓声がないのが当たり前だったのでそんなに気にならなかったんですけど、去年の(9.6)後楽園ホールで歓声を受けた時に「プロレスラーになって良かったな」ってあらためて思いましたね。なので、また拍手だけの中で試合をしろって言われたら正直寂しいですね……。
――ちなみに、藤田選手は真壁刀義選手、永田裕志選手の付き人をされていたとのことですが、大岩選手はどの選手の付き人をされていたんですか?
大岩 自分は天山(広吉)さんの付き人をさせてもらっていたんですけど、天山さんは自分の試合を見て下さった時は「こうした方がいいよ」とかいろいろアドバイスをいただいて、自分はテンコジが好きでプロレスラーになろうと思ったのもあって嬉しかったですね。
――大岩選手はテンコジ好き!そうだったんですね。
大岩 もともとは深夜のテレビで棚橋(弘至)さんと小島(聡)さんのIWGPヘビー級選手権(2011年1月4日 東京ドーム)を観てプロレスを知って、そこからプロレスを調べていくうちにテンコジが好きになってプロレスラーを目指すようになりました。
――憧れの天山選手からアドバイスで、とくに教訓になっている教えはありますか?
大岩 自分は技を食らうと痛くて下を向いちゃうことが多かったんですけど、それはお客さんにも伝わらないし、「どんなに苦しくても顔は絶対に上げろ」って指導をいただき、痛くても絶対に下を向かないように心がけてます。
――先輩からのアドバイスなどで日々鍛錬を積んできたと思いますが、ご自身のこれまでを振り返ってターニングポイントになった試合はありますか?
大岩 (2021年12.4山梨)鷹木さんとのシングルマッチですね。鷹木さんの強力な技をたくさん食らって、「これがトップ(当時のIWGP 世界ヘビー級王者)の力か」って身を持って体感しましたし、あの時のダメージっていうのはいまでもハッキリ覚えてます。
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ここからは今回の武者修行へ向けて決意表明!そして今後の野望についても激語り!!
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