9月11日、新日本プロレスがプロバスケットボールチーム・bjリーグの埼玉ブロンコスと最強タッグを結成！　11月3日（土・祝）にさいたま市記念総合体育館で、史上初の“同日同会場開催”を実施することを発表した。
　
　さいたま市役所で行なわれた記者会見には、新日本プロレスの棚橋弘至選手、タイガーマスク選手、菅林直樹社長、埼玉ブロンコスの成田俊彦社長、北向由樹選手、ジョン・ハンフリー選手、マスコットキャラクターのキズナ君らが出席。
　
　そして、両社のビジネスパートナーである手塚プロダクションから、内藤出営業一部部長、デザイナーの堀江弘将氏、鉄腕アトム（2012年より新日本プロレスの応援キャラクター）、ピノコ（bjリーグの応援キャラクター）も同席した。
 
　一行はまず、さいたま市の清水勇人市長を表敬訪問し、同大会の社会貢献チケットを贈呈。そして、異種プロスポーツの交流により、さいたま市の「スポーツ振興まちづくり計画」に貢献したいという大会の趣旨を説明した。当日は、新日本プロレスが12：00、埼玉ブロンコスが18：00から試合を行ない、お得な“コラボ券”も発売。試合の合間には、双方の選手によるコラボイベントも計画されているという。
　
　清水市長は「昔はプロレスラーになりたかった」「子供のころは、大宮スケートセンターによく行っていた」というほどのプロレスファンでもあり、棚橋選手の持つIWGPヘビー級ベルトを見て大興奮！ 「私たちの世代には愛着のあるベルト」と目を細め、固い握手をかわしていた。
　
　その後、あらためて3社共同の記者会見が開かれ、“同日同会場開催”への意気込みをそれぞれコメント。棚橋選手とタイガー選手も、画期的なイベントに意欲満々の様子だった。
 
■両選手のコメント
棚橋「最初から盛り上げまくって、いい形でブロンコスさんに繋げるようにしたい。そして、1日中、スポーツで楽しんでいいただけるような、とにかく楽しいイベントにしたいので、全力で頑張ります！ プロレスは、見てるみんなが作り出す応援、雰囲気も大事だと思う。バスケットボールのファンにはプロレスの試合の雰囲気、プロレスのファンにはバスケットボールの試合の雰囲気をお互いに楽しんでいただいて、いいエネルギーの交換ができればいいと思っています」
 
タイガー「本当にこのコラボを楽しみにしております。バスケットボールも“コート上の格闘技”ということで、お互いスポーツマンとしていい刺激を与えて、バスケットボールのファンもプロレスのファンになっていただいて、プロレスのファンもバスケットボールのファンになっていただいて、スポーツを底上げしたいなと思っております。我々レスラーは体を使う仕事。体と体をぶつけ合う。（バスケのファンには）そういうところを見てほしいですね。それと、（アトムたち）キャラクターの共演も、楽しみにしていただきたいなと思います（笑）」

●11月3日（土・祝） さいたま市記念総合体育館
〜新日本プロレス×プロバスケ埼玉ブロンコス同日同会場開催〜