デヴィットvsボラドールが日本で実現! 「CMLL70年と新日本40年をかけた試合になる!!」（世界ヒストリック・ミドル級調印式）

2012.7.28
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デヴィットvsボラドールが日本で実現! 「CMLL70年と新日本40年をかけた試合になる!!」（世界ヒストリック・ミドル級調印式）

　7月28日、翌日の7月29日（日）『Last Rebellion』後楽園大会で行われるIWGPジュニアヘビー級選手権のロウ・キーvs飯伏幸太、CMLL認定NWA世界ヒストリック・ミドル級選手権試合のプリンス・デヴィットvsボラドール・ジュニア、2つのジュニア選手権の調印式が行われた。
　
★IWGPJr.調印式の記事はコチラ→ロウ・キーが至近距離で挑発三昧!! 　飯伏は「武道館にベルトを持っていく」
　
■ “挑戦者”ボラドール・ジュニアのコメント
「今回、このようなビッグなリマッチのチャンスを与えてもらって、とてもありがたく思っています。準備はすべて万全です。いま、自分のベルトは彼に貸しているだけ。私は、CMLLのトップとして、持ち帰る責任があります。明日は、必ずニューチャンピオンの姿をみなさんにお見せできると思います」
　　　
■ “王者”プリンス・デヴィットのコメント
「明日のボラドール・ジュニアとの試合は、僕も凄く楽しみにしているんだ。メキシコ現地で、一度シングルをやっているけど、彼が素晴らしいルチャドールであることは知ってるし、僕らの試合にメキシコのファンも熱狂していたけど、日本のファンにも、グッドマッチが見せられると思っている。ただし、防衛するのは、僕だけどね？」
　
■ 質疑応答
——おたがい、相手をどんな選手だと思っていますか？
ボラドール「まず、明日の試合について。前回は、俺のホームであるメキシコで負けてはいるけど、それがすべての答えだとは思ってない。今度はハポンで闘うことになったが、メキシコで彼が勝ったのは、わずかにラッキーだっただけ。今度は、俺がチャンピオンになる。……デヴィットに関しては、俺と同じような能力を持った素晴らしいレスラーだと思っているよ」
　
デヴィット「彼は今年の『CMLL FANTASTICA MANIA』にも来ているから、みなさん、もう承知だと思うけど、本当にいい選手だし、信じがたい動きをするレスラーだなと。メキシコで闘ったときも、彼の凄さを実感した。今回の試合も簡単な試合にはならない。それは間違いないだろうね」
　
——今回、ダブルメインイベントとはいえ、新日本プロレスのIWGPジュニア選手権を押しのけて、一番最後にラインナップされています。IWGPジュニア戦は意識しますか？　
ボラドール「いや、まったく意識してないね。なぜなら、俺は70年を越えるCMLLという団体の歴史を背負って、今回の闘いに挑むつもりだ。一方、デヴィットも所属選手として、新日本プロレスの40年の歴史を背負っている。……ただ、IWGPジュニア選手権を闘う二人は、残念ながら、そういう部分は背負っていないだろ？俺たち二人の肩には、団体の歴史もかかっているし、俺たちしかできない試合になる。最後に組まれたのは、そういう意味があると俺は思ってる。だから、IWGPジュニア戦は意識していないよ」
　
デヴィット「正直に言うと、IWGPジュニア選手権のあとに、僕らのNWA世界ヒストリック・ミドル選手権が組まれたことには、少し驚いたんだ。ただ、それだけ、僕とボラドール・ジュニアの試合が、みんなに認められたんだな、と思ってる。明日の試合は、もちろん僕が勝つつもりだけどIWGPジュニアのベルトにも凄く興味がある。明日のIWGPジュニアの勝者がどちらであれ、僕も挑戦して、ベルトを取り返したいと思っているよ」
　
撮影／山本正二